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【2021年下半期総まとめ】2022年の参考に!注目したいInatagramキャンペーン特集
更新日:2024.11.07 (公開日:2022/03/10)
「2022年のキャンペーンは何をすれば、、、」と悩んでいるそこの貴方!
2021年も数多くのSNSキャンペーンが行われました。
本記事では、2021年下半期の厳選された最新の事例を紹介いたします。
そして、この記事を参考にすることで、トレンド・流行りのキャンペーンを企画することができます。
なお、本記事では2021年下半期に行われたSNSキャンペーン中から、媒体をInstagramに絞って事例を5つご紹介します。
Instagramキャンペーンとは?
Instagramキャンペーンとは、ユーザーの集客・認知拡大のために行われるマーケティングプロモーションの手法です。
InstagramはTwitterとは異なり、爆発的な拡散力はないので継続的な運用をしていくことが必要です。
Instagramキャンペーンの種類は以下の3つ。
- フォロー&いいねキャンペーン
- ハッシュタグ写真投稿キャンペーン
- ストーリー投稿キャンペーン
X(Twitter)と比較し、キャンペーンそのものの種類が少ないですが、工夫次第で面白いキャンペーンを企画することができます。
まずはそれぞれのキャンペーンの特徴を簡単におさらいしてから実際の事例をご紹介します。
関連記事|Instagramを活用したキャンペーンサイトの事例を紹介
フォロー&いいねキャンペーン
フォロー&いいねキャンペーンは主にアカウントのフォローワー数を増やしたい、アカウント自体を盛り上げることで今後の投稿も見てもらいたい時に実施します。
フォロー&いいねキャンペーンのメリット
・参加方法が非常に簡単のため、多くのユーザーが参加してくれる可能性がある
・対象投稿に広告をかけると短期間で幅広い認知獲得が可能
関連記事|TwitterやInstagramなどを利用し、写真投稿させることで参加とするキャンペーンサイトの事例を紹介
ハッシュタグ写真投稿キャンペーン
ハッシュタグ写真投稿キャンペーンは、フォロー&いいねキャンペーンと異なり、ユーザー自ら写真を撮影、投稿をし、キャンペーンに参加をします。
ハッシュタグ写真投稿キャンペーンのメリット
・ユーザーのリアルな口コミを知ることができる
・投稿が蓄積されると、ハッシュタグで検索した際にカタログのように使うことができ、新規顧客への宣伝効果になる。
関連記事|TwitterやInstagramなどのハッシュタグを活用したキャンペーンサイトの事例を紹介
ストーリー投稿もハッシュタグ同様ユーザー自身が投稿することで参加する方法です。ハッシュタグと比べて24時間限定であるため、高い鮮度の情報を拡散することができます。
ストーリー投稿のメリット
・情報感度の高いティーンに効果絶大
Instagramキャンペーン2021下半期5選
GIFT your future beauty
キャンペーンの流れ:
レコメンド商品を紹介する星座占いと、インスタグラムのコメントにて大切な人へメッセージを投稿すると、自分と相手両方にプレゼントが当たる。
キャンペーンのポイント:
・Instagramを活用したフォロー&コメントキャンペーンに@タグ付けを使用
全体的なフローは、Instagramを活用したフォロー&コメントキャンペーンで、公式アカウントフォローして投稿にコメントすると応募完了というごく一般的なものです。
このキャンペーンの他と違う特徴的な部分は、コメントでクリスマスにギフトを上げたいアカウント名を@タグ付けしてメッセージを添えるという、友達紹介キャンペーンに似たスキームを取り入れているという点。
タグ付けした本人とタグ付けされた相手両方に当選されインセンティブがもらえるというものですが、相手だけ当たるとかもできますし、タグ付けされた方も通知でこのキャンペーンを知る機会になります。
Twitterのような拡散は難しいですが、認知拡大もできているのが素晴らしいです。
こちらYouTubeで詳しく解説しているので、ぜひそちらもご覧ください。
首都高で行こう!ドライブキャンペーン
キャンペーンの流れ:
塗り絵専用用紙をダウンロードして塗り絵をした後、専用アプリから表示させると立体ARとして出現する。その様子を写真に撮りInstagramにアップすると応募完了。
キャンペーンのポイント:
・塗り絵+3DのUCGキャンペーン
レインボーブリッジをじぶん色に塗ろうということで、ハッシュタグじぶん色とつけてInstagramに投稿させる写真投稿キャンペーンです。
面白い部分は塗り絵をさせて、それをアプリからかざすと3Dで飛びだす点です。
だーぶという塗り絵を3DARにする専用アプリがあるようでそれを活用して飛び出す形になっていますね。飛び出したレインボーブリッジは花火を売ったり車を走らせたりできる仕組みになっています。
WEBARが流行ってきた昨今、アプリを介して行うキャンペーンは特色がないと難しいですが、自分が作ったオリジナルが3Dになって映し出されるというのは創作意欲が沸き立つ面白いキャンペーンです。
これを応用することで子供向け商品も積極的に提案できるのではないでしょうか。
こちらも実際に塗り絵をしてYouTubeでも解説しておりますのでそちらをぜひご覧ください。
関連記事|顔写真などを使用し画像合成を使用したキャンペーンサイトの事例を紹介
Enjoy MiNi Time!
キャンペーンの流れ:
Enjoy Mini Timeフォルターを活用して写真や動画をストーリーズにメンションをつけて投稿すると、合計100名様に『チュッパチャプス ミニアソート』をプレゼント。
キャンペーンのポイント:
・ストーリーを使用したキャンペーン
とにかくデザインがかわいいですね。昭和リバイバル感もありながら、ファミコン感もあり、色使いとかは昔のアメリカンって感じでポップ。今の中高生に刺しに行くデザインで、Instagramと相性が非常に良いです。
フィルターを活用したストーリーズ投稿キャンペーンを行っています。特に13~18歳のティーンはそれ以外の世代より4倍多くの時間、ストーリーズを閲覧しているというデータがあるので、これを利用しない手はないでしょう。(参照記事:Facebook 『newsroom- インスタグラム ストーリーズの展開から1周年を記念し、関連データを発表』)
また、SparkARっていうソフトがFacebookやInstagramにはついていて、それを活用することでフィルター開発を行うことができるのですが、顔認識等の機能もついているのでかなりできることが多いです。
9月3日は”グミの日” グミの可能性は無限大!
キャンペーンの流れ:
がんばれこてつくん!Twitterキャンペーンとして、グミを発売している各社が一斉にTwitterキャンペーンを行っている。
Instagramでは#グミの日で写真投稿を、9月3日には組協会のアカウントからの投稿を引用リツイートすることで応募できるキャンペーンがある。
キャンペーンのポイント:
・Twitterとの差別化をし、Instagramの特性を生かす
グミの日ということで、グミを発売しているメーカーを取りまとめた日本グミ協会ってところが行っているグミメーカーが競合の枠を超えて協力しているキャンペーン。
Instagramではハッシュタグを使用し、#グミの日、#グミ日記をつけた写真を投稿することで93個のグミがもらえるキャンペーンを行っています。
また、他のTwitterではできないグミ好きインフルエンサーによるInstagramライブを行うといった、SNSの特徴を活かした施策も行なっています。
コンテンツが盛り沢山なキャンペーンなのにも関わらず、コンテンツに応じたSNSプラットフォームをちゃんとチョイスしてます。Instagramの利用者を理解した上でコンテンツをうまく使った好例です。
夏の豆乳頂上決戦
キャンペーンの流れ:
夏豆乳の楽しみ方を、Instagramの投稿をいいねすることにより投票し応募完了。
キャンペーンのポイント:
・参加しやすく、それが投票キャンペーンと繋がっている
キャンペーンに参加するのにフォロー&いいねを行うキャンペーンはたくさんありますが、このキャンペーンの面白いところはそれが直接投票キャンペーンと繋がっているところ。
インセンティブだけの動機ではなく、投票という要素を追加することによってユーザーに参加する同期を増やすことができ、より多くの人をキャンペーンに巻き込むことができます。
関連記事|TwitterやInstagramなどを利用し、人気投票や総選挙を行いユーザーに参加してもらうキャンペーンサイトの事例を紹介
まとめ
2021下半期のInatagramキャンペーンはいかがだったでしょうか。
どの事例もInstagramの特色を活かした面白い事例だったのではないでしょうか。
Instagramを使ってキャンペーンを運用する上で一番重要なのはTwitterとの差別化、つまりプラットフォームにあった施策をすることです。
ターゲットは誰なのか、Instagramを使うメリットは何なのかを理解した上で本記事を参考にすれば2022年に行うキャンペーンが見えてくるかと思います。
是非、今回の事例を2022年のキャンペーン企画の参考にしてください。
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