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【広報担当者必見】クリエイティブな発想の面白い広告7選
更新日:2024.11.29 (公開日:2020/09/30)
最近では様々な広告をいたるところで目にするようになりました。しかし、その反面、「広告」=「うざい」と思われるようになってしまうことも多くなってきています。
そのような広告は目に入りにくく、情報として伝えたいことが伝えられないまま無視されてしまいます。
この記事では思わず立ち止まって見たくなるような、また、記憶に残るような広告を紹介していきたいと思います。
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食うか食われるか
こちらの広告はポスターの面白さももちろんのこと、youtubeの動画も非常に凝っていて約93万回も再生されています。
内容はというとまぐろ【海のチキン】とにわとり【陸のチキン】の88年間におよぶ【チキン】の称号を賭けた、壮絶な戦いを描いたものです。
声優陣も豪華で、まぐろ役を演じるのは「ONE PIECE」エース役、「ドラゴンボール」シリーズ・ピッコロ役などの古川登志夫、にわとり役には「シティーハンター」冴羽獠役、「北斗の拳」ケンシロウ役などで知られる神谷明が演じます。戦闘シーンはテレビアニメ顔負けのハイクオリティで、ついつい見入ってしまう面白さです。
長年ツナのブランドとして人気を持つシーチキンと健康志向やダイエット武0無から人気を博しているサラダチキンとのコラボである『シーチキンチキン』を宣伝するための広告で、両ブランドの活性化、価値向上を図りました。
ターミネーター
こちらは『ターミネーター:ニュー・フェイト』の公開を記念して、 東京メトロ新宿駅に建てられたターミネーターの立体広告です。
ターミネーター内の液体金属になることができるという設定を生かし、3Dプリントなど最新の技術を駆使してリアルに表現しています。
またターミネーター特有の赤く光る眼も忠実に再現してあり、インパクトで人を惹きつけること間違いなしです。
また、 そのほかの柱には、 シュワルツェネッガー演じるT-800や、 『ターミネーター2』以来の出演となるリンダ・ハミルトン演じるサラ・コナー、 新しく登場するキャラクターとして人類存亡のキーマンとなるダニー、 強化型兵士のグレースの台詞が掲出されている。
映画の決め台詞「I’ll be back」を引用し「アイル ビー バック!新宿」というコピーも。
ただの駅広告ですが、その空間において映画の雰囲気を味わえる素晴らしい広告です。
バーガーキングのツイート広告
次の広告は実際にユーザーと行ったやり取りをそのまま広告として内装工事中の店舗に掲載されて話題になったものです。
発端となったツイートは、hideo54(@hideo54)さんが5月19日に投稿したもの。それから約半年が経った12月9日、バーガーキング・ジャパンの公式アカウントが突然反応し、「作ってんで! オープン初日にお待ちしています」と出店を明言。
公式が反応するまでは良くある話なのですが、翌日hideo54さんは「現在建設中の店舗に僕のツイートが貼り出されています。嬉しい!!!!」と報告。
事前に承諾を得ての掲載だそうですが、広告のユニークさだけではなく元のツイートも伸びる可能性もあり、二次な効果が期待できそうな広告です。
チョコへの謝罪
チョコレートといえばどのようなイメージを思い浮かべるでしょうか?甘かったりニキビができるという噂から健康に対してあまりいいイメージがないかもしれません。
しかし、実は高カカオチョコレートは低GI食品であり、糖質の吸収がおだやかであることから、健康に関心のある方へおすすめの食品なのです。
そこで、株式会社明治は、1月23日付けの読売新聞・朝日新聞にて、「チョコレート効果」の全面広告としてお詫びを掲載しました。
この広告は、90年以上にわたりチョコレートに向き合い「チョコレートは明治」と謳ってきた明治が、そういった意外な魅力があるにも関わらず、伝えることを怠っていたことを世の中のチョコレートにお詫びするというあまり見たことのない面白い広告でした。
【広告全文】
いままでごめんね、チョコレート。
そう、チョコレートは誤解されていました。
実は、高カカオチョコレートは低GI食品!
糖質の吸収がおだやかだから、健康に関心のある方へおすすめの食品なのです。
何十年も「チョコレートは明治」と言ってきたのに、そんな、チョコレートの意外な一面を伝えることを怠っていました。
本日、明治は、チョコレートにお詫びします!
そして、その真実を伝えていくことを誓います。
NETFLIX全裸監督
山田孝之主演の全裸監督の広告です。
電話番号を見せて電話するとメッセージか聞けるというものですが、この時代にあえてアナログ的なやり方をするところに面白みを感じました。
渋谷という若者が集まる場所で若者が興味を持つものの宣伝をするのは、非常に高い効果を発揮しそうです。
進撃の巨人漫画ポスター
こちらは東京・六本木で開催された「進撃の巨人展 FINAL」の告知ポスターです。なぜか会場からはるか遠くに離れた福岡のとある駅に貼り出され話題にな理ました。
その駅というのが、福岡市営地下鉄の六本松駅です。
なんと、六本木と六本松の名前が似ているという理由だけで、ポスターが制作されたというのだから驚きです。
実際、似たような駅名に間違って行ってしまいライブなどのイベントに参加できなかったという話は聞くので、あり得ない話ではなく面白い広告だと思います。
こちらのバージョンもあり、場所に着目した広告も面白いと思いました。
キャッチコピーなし
こちらの広告はある意味究極とも言えるのかもしれません。
素材だけのインパクトで十分商品を語っていますし、人の目にも入ります。
キャッチコピーがかなり短かったりするものはありますが、「無し」というものは斬新で、惹きつけられること間違いなしで、夏に暑い日に麦茶を飲みたくなります。
まとめ
広告の面白さというものは様々な角度があります。同じ商品であっても、別々の切り口や、その商品にあった面白い広告を採用することによって、今までにない面白さを見つけることができます。
ぜひ参考にしてください。