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【3大SNSを制すものは全てを制す】SNS運用担当者必見!それぞれの効果的な使い方

SNSといえば、今ではほとんどの人が軽く触れたことがあったり、聞いたことがあるのではないでしょうか。これらのSNSには種類があり、それぞれ特徴も違います。

一方でその種類の多さや、特徴が掴めないなどの理由から「アカウントだけ作ってあまり運用してない」という人もいます。

しかし、適切なSNSを使って情報発信することは、企業に大きなメリットをもたらします。

本記事では、これからSNSを運用する上で必ず知っておきたい、「3大SNS」の特徴と効果的な運用方法について紹介します。

「3大SNS」それぞれの特徴

X(Twitter)

・ユーザー層

総務省「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」 (2018年7月発表)によるとX(Twitter)の主な年齢層と男女比は以下のようになります。

年代層

10代:67.6% 20代:70.4% 30代:31.7%

男女比

男性:32.9% 女性:29.3%

・基本的投稿機能

投稿形式

テキスト、テキスト+画像、テキスト+動画となっている。

位置情報

選択してつけることができるが、文化としてあまり根付いていない。

ハッシュタグ

自由に人や物にタグをつけることができる。1~2個のハッシュタグをつけることが多い。また、ハッシュタグ付きの投稿はすべてのニュースフィードに表示される。

フィードの仕組み

時系列で表示され、オススメの投稿やフォローしてる人がいいねした投稿が表示される。

メッセージ機能

すべてのユーザーに送信可能。

シェア機能

拡散力が高く、リツイートにより全く知らない人にまで届く。

facebook

・ユーザー層

総務省「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」 (2018年7月発表)によるとfacebookの主な年齢層と男女比は以下のようになります。

年代層

20代:52.3% 30代:46.6% 40代:34.9%

男女比

男性:33.7% 女性:30.0%

・基本的投稿機能

投稿形式

テキスト、テキスト+画像、テキスト+動画となっている。

位置情報

選択してつけることができ、文化として根付いている。

ハッシュタグ

文化的にあまり根付いていない。

フィードの仕組み

アルゴリズムにより時系列では表示されない。

facebookのアルゴリズムの仕組みhttps://gaiax-socialmedialab.jp/post-51689/

メッセージ機能

友達、友達じゃない人問わず、すべての人に送信可能。

シェア機能

シェアボタンにより拡散できるが、友達・友達の友達にまでしか届かない。

instagram

・ユーザー層

総務省「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」 (2018年7月発表)によるとInstagramの主な年齢層と男女比は以下のようになります。

年代層

10代:37.4% 20代:52.8% 30代:32.1%

男女比

男性:19.4.7% 女性:31.0%

・基本的投稿機能

投稿形式

画像や動画が主体。画像+テキスト・動画+テキストなど

位置情報

選択してつけることができ、文化として根付いている。

ハッシュタグ

1投稿に複数のハッシュタグを付ける文化。拡散がされないためハッシュタグをたどったり、検索して他人の投稿をみる。

フィードの仕組み

アルゴリズムにより時系列では表示されない。

instagramのアルゴリズムの仕組みhttps://media.next-stage.biz/instagram/インスタグラムのフィード表示のしくみ.php

メッセージ機能

すべてのユーザーに送信可能。

シェア機能

公式機能としては存在しないが、ストーリーズや投稿に@をつけてアカウントを広めたり、ストーリーズに投稿を載せることはできる。

それぞれのSNSの効率的な運用方法

X(Twitter)の運用

拡散性の強さを生かす

他のSNSと比べたX(Twitter)の一番の強みはやはりリツイートによる拡散力です。色々な人の力によって拡散すれば、フォローワーのフォローワーといった、自分の知らないユーザーにまで宣伝をすることができます。

どのようにしたら拡散してもらえるか

1つ目としてあげられるのが、「宣伝に偏りすぎない」ということです。宣伝に偏り過ぎると、新しい商品の紹介をしても「また宣伝か」とユーザーに飽きられてしまい、リツイートされる確率は低くなります。宣伝だけではなく、ターゲットオーディエンスの欲しがっている情報に関する内容をメインに発信していきましょう。 

2つ目は、X(Twitter)の年齢層を理解することです。上記で示した通り10代や20代の利用者が非常に多いです。若年層に興味を持ってもらいやすいような面白いツイートをすることも重要です。

このようにユーザーとのコミュニケーションを図ることでファンの獲得にも繋がります。

3つ目は、ツイートをするタイミングです。X(Twitter)は基本時系列順に表示されるため、朝早い時間帯などは見ている人の絶対数が少ないため、多くのリツイートは見込めません。

HubSpotの「タイミングのサイエンス(Science of Timing)」によると1日のうち遅い時間、また週末に近いほど多くのリツイートが望めるという結果が出ています。重要な発表や、リツイートを多くのぞむ場合は時間帯も気にしてツイートしましょう。

facebookの運用

リーチ率を高める

facebookは時系列順で表示される訳ではないため、「エッジランク」という投稿の順序を決めるアルゴリズムを高める必要があります。

「エッジランク」を各指標に分けると、投稿からどれくらいの時間が経過してるかの経過時間、投稿の内容を問う重み、ユーザーとどれくらいのコミュニケーションが取れているかを問う親密度があります。

エッジランクを高める

エッジランクを高めるためには投稿のを高めることが必要不可欠です。そのためX(Twitter)のようにつぶやき感覚で使い、数で勝負するのではなく、投稿用の写真や動画を添えて質、重みの評価をあげましょう。

また、facebookの利用年齢層は他のSNSに比べて高く、実名や性別、趣味を登録しています。そのため、X(Twitter)のように短文で投稿するのではなく一つの投稿の内容を充実させ、信頼性の高い投稿をすることが重要になります。

親密度を上げる方法としては、個人間のやり取りやコメント返信が望ましいですが、最低でも投稿されたコメントに対しては「いいね!」を返しましょう。

経過時間に関してはリアクションされやすい時間帯をインサイトで分析し、その時間に合わせて投稿してみるなどの工夫をして見ましょう。

ユーザーをターゲティングする

他にもfacebookはページを作る際にページの優先オーディエンスを設定することか可能です。地域、年齢、性別、興味関心を設定することができ、条件に当てはまるユーザーのニュースフィードに、自身のfacebookページが「おすすめページ」として表示される可能性が高くなります。

効率よくおすすめされれば、ユーザーに対するリーチ率も上昇します。

Instagramの運用

リーチ率を高める

instagramもリーチ率が重要な指標になります。

しかしinstagramは他のSNSと比べて拡散力が弱いです。X(Twitter)なら知らない人にまで届き、facebookであれば友達の友達にまで投稿を届けられますが、instagramはフォローワーまでにしか届きません。

そのためfacebookとは違ったアプローチが必要になります。

ハッシュタグを活用する

instagramはおしゃれな写真などが多く投稿されます。しかし、せっかく撮った写真も人も目に止まらなければ意味がありません。そこで、ハッシュタグを入れてユーザーが見てくれるようにします。

その際に大テーマ、中テーマ、小テーマといったハッシュタグを組み合わせます。

例えば、〇〇という名前のカフェを経営をしているとして、お店に関する投稿をします。その際に「フード」や「コーヒー」といった需要の大きいもの(大テーマ)と「カフェ」、「パンケーキ屋」といった中ぐらいの需要(中テーマ)と社名(〇〇)やブランドといったような小テーマをバランスよく選定することにより、投稿を見つけてもらう可能性を高めます。

ストーリーズの活用

ストーリーズは様々なことをリアルタイムで伝えることができるので、ユーザーに新鮮な情報などを届けやすいです。「質問」「アンケート」「カウントダウン」「クイズ」の要素もあり、これらを活用していけばユーザーとコミュニケーションをとりつつニーズを知ることができます。

3大SNSを効果的に使い分けている例

ハーゲンダッツ

ハーゲンダッツはアイスクリームを主に販売している会社です。

ハーゲンダッツはX(Twitter)、instagram、facebookをそれぞれ運用していて、SNSの特性ごとに使い分けています。どのように使い分けているかを参考にしてみてください。

instagramの例
https://www.instagram.com/p/B_WQmI_Dtdp/?utm_source=ig_web_copy_link

instagramは、他のSNSに比べて使う写真の雰囲気を非常に大切にしています。文体がポエムにようになっていてinstagramの世界観に合っています。

ハッシュタグについても、他のSNSに比べ多めに使用しており「デザート」や「スイーツ」といった大テーマ、「アイスクリーム」や「リラックスタイム」といった中テーマ、「ハーゲンダッツ」といった小テーマに分けられています。

X(Twitter)の例

X(Twitter)は他のSNSと雰囲気が違い、くだけた表現を使っています。

このように若年層にも受け入れられやすいような表現を使って、ユーザーにいいねやリツイートをしてもらうようにしています。

facebookの例

facebookは癖のない文体で少し広告感のある表現になってます。

他のSNSに比べてビジネスよりの雰囲気をしていますが、それでも固すぎず柔らかすぎない表現がしてあります。

また、URLを挿入しホームページにとんでもらいやすいようにしてあります。

まとめ

今回は3つのSNSについてお話しました。

それぞれのSNSに特徴があり、職種やユーザーのニーズによって使い分けることが重要です。

上手に活用することができれば必ず武器になるのでぜひ参考にしてください。

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