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【SNS運営】企業人気アカウントの秘密を紐解く。
更新日:2023.06.12 (公開日:2019/10/18)
LINEやInstagram、X(Twitter)など人々の暮らしに根付いているSNS。より効果的に消費者にアピールするためにこれらを活用しようと考えている方も多いのではないでしょうか?
しかしSNSでプロモーションを始めても誰にも目にされなければ意味がありません。まずは見てもらうことが大切。ということで今回は、数多くのフォロワーを抱える人気企業アカウントを参考にSNSの運営ノウハウを見ていきたいと思います。
また、ユーザーの特性をサービスごとにご紹介しているので、活用するプラットフォームを決める参考にしてみてください。
ビジネス向けならFacebook。
はじめにSNSの雄であるFacebookをご紹介していきます。世界では23億7,500人の月間アクティブユーザーを誇りまだまだ成長は止まる気配がありません。一方、国内に目を向けると月間アクティブユーザーが2017年の2800万人から減少して2600万人と規模が縮小しています。
世界と比べるとマーケットが小さい印象を受けるFacebookですが、国内アクティブユーザー数や企業アカウント数の増加から、まだまだプロモーションと親和性の高いサービスであると言えるでしょう。さらにユーザーの年齢層が40代を中心とした中高年がボリュームゾーンであるため、ビジネスマンに向けたアプローチには有効です。
Facebookの人気企業アカウント
事例1:JAPAN AIRLINES(JAL)
日本航空のFacebookアカウントは約187万人ものフォロワーを有する人気の企業アカウントです。投稿は運行状況やキャンペーンの告知、美しい景色など様々なコンテンツであふれています。日本航空のアカウントの特徴の一つが社員の「実名・顔出し投稿」です。快適な空の旅を提供する立場として「顔が見える安心」を提供するためにスタートしたこの取り組み。これによりユーザーに安心や親近感を与えることができ、ブランドイメージ向上にも寄与しました。
事例2:NTT DATA JAPAN(NTTデータ)
続いてご紹介するアカウントは情報サービス事業を展開しているNTTデータです。こちらの企業はBtoBのサービスを展開しているため、SNSを用いたプロモーションの印象が薄い方も多いのではないでしょうか?しかし、実は国内有数のエンゲージメント率を誇る人気アカウントなのです。
人気の要因の秘訣として、Facebookユーザーとの相性が挙げられます。Facebookは中高年のユーザーが多いため、ビジネスライクな投稿も受け入れられやすい風潮があるのではないでしょうか。
若年層が主役!X(Twitter)
続いてはX(Twitter)についてご紹介していきます。X(Twitter)とは140文字の「ツイート」で手軽に情報を発信できるツールとして即効性を持っているサービスです。
国内ユーザー数は右肩上がりで成長を続けており、存在感も増す一方と言えるでしょう。そしてアクティブ率70%も驚くべき数字。利用頻度が高いユーザーが多いので、その分大きな効果が見込めます。
また、10代20代の人口比における半数以上が利用しているサービスでもあるので、若年層に向けたアプローチにはぜひ活用しましょう。
X(Twitter)の人気企業アカウント
事例1:東京メトロ【公式】
首都・東京の足とも言える東京メトロ。フォロワー数は約159万人と、「コカ・コーラ」や「ディズニー」といった人気コンテンツを凌ぐ影響力を持っています。鉄道会社のSNS運営と聞くと列車の運行情報の提供などをイメージしがちですよね。しかしこちらのアカウントは東京の隠れた魅力を紹介するメディアとして運用されています。
沿線にある話題のスポット紹介や若者に人気のあるタレントによるプロモーション、映えるおしゃれな投稿などが好評の理由として挙げられます。一見ユーザーからSNSと親和性が薄い企業でも、アプローチを変えることで効果を発揮する例として参考にしてみてください。
事例2:マクドナルド
続いてご紹介する人気アカウントはマクドナルド。フォロワーの数は約290万人と企業アカウントの中でも5本の指に入る規模のアカウントです。マクドナルドのSNS運営の特徴として「キャンペーンへの注力」が挙げられます。上記ツイートのような商品券が当たるイベントから、ハッシュタグを用いたツイートでユーザーも参加できるものまで幅広く展開しています。
企業アカウントのフォローは57.9%がX(Twitter)キャンペーンからの流入であるというデータもあるので、訴求効果は抜群と言えますね。
弊社が提供している「RTWIN」は、X(Twitter)キャンペーンのインスタントウィンに特化しているため、即時抽選機能や自動のDM配信機能、さらにレポート機能など運用の負担を軽減します。
これからX(Twitter)キャンペーンを考えている方は、一度使ってみてはいかがでしょうか?
魅せ方がカギ!Instagram
近年、急速な成長を見せているInstagram。国内アクティブユーザー数もFacebookを上回る3300万人と一大プラットフォームとして君臨しています。また、女性ユーザーが多いのものInstagramならではの特徴なので、おしゃれで洗練された印象を与える運営と相性が良いと言えるでしょう。
Instagramの人気企業アカウント
事例1:東京ディズニーリゾート
東京ディズニーリゾートのアカウントは現在約230万人のフォロワーがおり、日本で最も支持されているInstagramの企業アカウントです。投稿はパーク内の綺麗な写真で統一されています。また、投稿文もプロモーションするような内容ではなく、詩的な内容であるため、Instagramユーザーに響く世界観を演出できています。
このようにInstagramでは、他のサービスに比べて「見せ方」が大切になってきます。
事例2: BEAMS JAPAN
こちらのアカウントは約13万人のフォロワーがおり、セレクトショップのBEAMSの数あるラインの一つであるにも関わらず多くのファンを獲得しています。こちらのアカウントを見てみると同一の構図でアップされたアイテム紹介が目を引きますが、ここでは投稿数について注目したいと思います。
多くの企業が週3~7回の投稿に対して、BEAMS JAPANは週に72件投稿しています。質を保ちつつ、高頻度の更新をすることでユーザーを獲得した例と言えるでしょう。
暮らしの一部になったSNS。LINE
最後は国内で爆発的な普及率を誇るLINEをご紹介していきます。メールに代わるコミュニケーションツールとして人々の暮らしに浸透しているLINE。月間アクティブユーザーは8000万人と驚異の普及率を誇っています。またアクティブ率も86%となっており、毎日利用するツールとしての影響力の大きさが伺えますね。
しかしアクティブ率の高いサービスを通して高頻度にメッセージを配信してしまうと煩わしく思われることもあるので、注意が必要です。
LINEの人気企業アカウント
事例1: GU
LINEの企業アカウントで人気を集めているのがファッションブランドGUです。こちらは約2300万人のフォロワーがいる人気アカウントとなっています。他のサービスと比べてもフォロワー数が桁違いであることから、いかにLINEが広く浸透しているか伺えますね。既にブランド力がある企業はプレゼントキャンペーンなどを通して登録者数を伸ばすことができるでしょう。企業・ブランドの認知を目的にSNS運営をされるのであれば、他のサービスの方がおすすめです。
LINEは他のサービスと比較して告知の開封率が高いため、プロモーション効果は大きいと言えます。GUではweb版の折込チラシを配信して、商品の販促に活用しています。
【まとめ】技を駆使してフォロワーを増やそう!
いかがでしたでしょうか?今回はサービスごとの人気企業アカウントを参考にSNS運用を考えてきました。どのアカウントでも独自の取り組みがされていましたね。紹介した事例は名のある企業・ブランドのアカウントが主でしたが、活用できる部分はあったかと思います。ぜひ参考にしてみてください。
また、SNS運用の際には最適なプラットフォームを活用することも重要です。最新のユーザー動向とアピールしたい商材を考慮した上で最も力の発揮できる環境を選んでみてくださいね。