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キャンペーンやSNSの
"ためになる"情報を
執筆しています。

【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2020/8/29-9/4

キャンペーンサイト制作を得意とする我々が、他社のキャンペーンを見て、
企画と制作でどこかタメになるか、最近のトレンドはなにかを収集・分析していきます。
WEB担当者がどのようなキャンペーンを行うか調べたいときに活用していただければ幸いです。
2020年9月第1週は5個!

オージー・ビーフ「#厚切りステーキ体験」モニターキャンペーン「オージー・ビーフでレッツバービー!」 


オージー・ビーフ「#厚切りステーキ体験」モニターキャンペーン「オージー・ビーフでレッツバービー!」

キャンペーン概要

内容: 

こちらはモニターキャンペーンとなっており、お肉を焼いてSNSにアップしてくれる300名をフォームにて募集している。サイトでは肉の焼き方やおいしくやけるアプリを紹介。

キャンペーン考察

発見ポイント1:

【UGCなモニターキャンペーン】

バービーってのはオーストラリアでBBQやバーベキューコンロを指す言葉で、オージービーフでバーベキューをやってもらいたい、その上でおいしいステーキを食べようっていうシーンを提案するプロモーション。最終的には感想や写真をSNSに投稿させるユーザージェネレイテッドコンテンツなキャンペーンなんだけど、買わせるんじゃなくて先に商品を抽選だけど送ってしまいモニターをしてもらいつつ、UGCな投稿もさせるというモニターキャンペーンでありがちなフォームアンケートにとどまらない形にしている。

発見ポイント2:

【コト消費を考えよ】

ステーキを食べさせるというのにも、いかにオージービーフをおいしく食べられるかというところにフォーカスしており、ステーキを焼く専用のアプリを出していたり、 サイトやキャンペーンを通してモノ消費でなくコト消費として伝える努力が伺える。

あとオージービーフが食べたくなる、オージー元気ダンスという動画もアップされているが、へいよー栄養から始まる笑かしに着ているのか本気なのかわからない、坂本龍馬が何故か出てきたりとか絶妙に半端な動画も必見。

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応

【オージー・ビーフ「#厚切りステーキ体験」モニターキャンペーン「オージー・ビーフでレッツバービー!」 】を考察する動画

「雪見だいふく“謎解き”キャンペーン」

「雪見だいふく“謎解き”キャンペーン」

キャンペーン概要

内容:

公式Twitterアカウントをフォローして「雪見だいふく謎解き~コクのひみつがわかるかな?~」というクイズに対する解答を3つのカンバセ−ショナルカードから選び、ツイート投稿をして応募。

キャンペーン考察

発見ポイント:

【ユーザーの声でリニューアル】

「雪見だいふく」のバニラアイスが8年ぶりにリニューアルされたわけなのですが、それが去年実施された「雪見だいふく」をよりおいしくするアレンジネタを投稿する「雪見だいくふうキャンペーン」でのアイデアをヒントにリニューアルされたと。アレンジネタを投稿させるキャンペーンは数知れずあれど、それをもって商品そのものがリニューアルしてしまうってのはなかなかないのではないだろうか。きちんとユーザーボイスを拾いつつ拡散もした素晴らしいキャンペーンだったということ。 で、そのリニューアルの際に加えたものを当てるというクイズ形式のTwitterキャンペーン。クイズは商品訴求の定番でユーザーに参加させつつ答えさせることで刷り込ませることができるので、今回にはうってつけである。 しかし、LPからキャンペーン投稿に飛べなくて若干不便だが、今どきLPは規約の置き場でLPから参加ってのは念頭にないのだろうか。

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応

【雪見だいふく“謎解き”キャンペーン】を考察する動画

食品スーパー・ベルクで“霊視体験”が当たるレシートキャンペーンを実施


食品スーパー・ベルクで“霊視体験”が当たるレシートキャンペーンを実施

キャンペーン概要

内容:

ベルク(全店対象)で購入した3,000円分(税込)以上のレシートをスマホで撮影し、応募フォームに添付してご応募すると、抽選で総計162名様に豪華賞品をプレゼント。

キャンペーン考察

発見ポイント:

【インパクトなプレゼント】

キャンペーン名をがなった時点で落ちてる気がする。“霊視体験”が当たると文字が目に飛び込んだ時点で「はぁ?」となって気になってしまう。インセンティブでインパクトもたせている中ではかなり上位。3,000円分商品買って生き霊霊視芸人の「シークエンスはやとも」さんによる生き霊霊視体験プレゼントはちょっとやってみたくなる。しかし霊視体験12名様に当たるとは、12名見るということである。見る側も結構ハードル高くはないのか。

食品スーパー・ベルクで“霊視体験”が当たるレシートキャンペーンを実施】を考察する動画

【パズル&ドラゴンズ】「パズドラ国内5500万DL達成記念!Twitter『いいね!』キャンペーン!」開催

【パズル&ドラゴンズ】「パズドラ国内5500万DL達成記念!Twitter『いいね!』キャンペーン!」開催

キャンペーン概要

内容:

パズル&ドラゴンズ公式Twitterアカウントがつぶやいた対象のツイートに「いいね」を押された回数に応じてゲーム内の魔法石が全員にもらえる。

キャンペーン考察

発見ポイント:

【事務局に気を使う】

内容としてはすげー普通のTwitterいいねキャンペーンなんですけど、説明がすごく丁寧に書かれていて
参加方法

①Twitterへログインし、対象ツイートの「ハートマーク(いいね)」をタッチ

②「ハートマーク(いいね)」に色がついたら参加完了

今まで何回か同様のキャンペーンをやってきて、キャンペーン事務局への質問に「いいねの仕方がわかりません」や「いいねできていると思うのですが不安です」のようなのがいっぱい着ているのだろう。弊社でもキャンペーンを行っていると、フォーム送信完了画面が出ていて、フォーム送信完了しましたというメールも飛んでるのに「登録されているか不安なので確認したい」と電話かけてくる人がいる。どうしたらいいのだろうか。

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応

【パズル&ドラゴンズ「パズドラ国内5500万DL達成記念!Twitter『いいね!』キャンペーン!」開催】を考察する動画

スマートチーズアンバサダースマチー部

スマートチーズアンバサダースマチー部

キャンペーン概要

内容:

最近ではめずらしいアンバサダー系マーケ。その一環としてチェダー派とパルメ派にわかれてハッシュタグとおすすめポイントをTwitterかInstagramで投稿すると抽選で商品プレゼント。

キャンペーン考察

 発見ポイント:

【本来なかったはずの遺恨】

投票キャンペーンは結構いろんなところで見かけるが、派閥もしくはきのこたけのこ戦争的な商品での対決を煽るというスタンスだと思うが、これは実に不要な争いをプロモーション側がしかけていくっていうプロレスに等しいやりかたである。本来なかったはずの遺恨を作って、派閥を作って煽り対決させる。このような投票キャンペーンの考え方、作り方はプロレスから学ぶといいかもしれない。

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応

【スマートチーズアンバサダースマチー部】を考察する動画

この記事を書いた人

村上 烈

株式会社NONAME Produce代表取締役。2006年8月、早稲田大学在学中に同社を設立。デジタルキャンペーン黎明期から18年以上にわたり、第一線でデジタルディレクターとして活躍。 キャンペーンコミュニケーション設計・戦略を武器とし、SNSの各種プラットフォーム(X〈旧Twitter〉、Instagram、TikTokなど)と連動したキャンペーンの企画・制作を手掛ける。 2020年からはYouTubeにて、SNSキャンペーンの手法や最新トレンドを解説する動画を1000本以上投稿。APIを活用したウェブ技術とクリエイティブデザインを組み合わせた手法を強みとし、その独自の知識と経験を基に、現在では「WEBキャンペーンシステム Aha!」「Xキャンペーン支援ツール BirdCall」「Instagramキャンペーンシステム ImStar」などの自社サービスの設計・統括を行う。

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