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インスタントウィンとは?企業側・ユーザー側のメリットや種類も紹介
更新日:2024.11.29 (公開日:2019/09/05)
自社企業のX(Twitter)等のSNSアカウントを育てたい。「インスタントウィン」という言葉は気になるけど、以下のような疑問点や要望も出てきませんか?
「X(Twitter)で見かけるインスタントウィンってなに?」
「インスタントウィンを使ってキャンペーンを行いたいけど、導入するメリットを知りたい。」
「導入する前に準備することはあるの?」
このような問題を解決するため、このページではインスタントウィンの基本情報から、企業側・ユーザー側のメリット、インスタントウィンの種類、導入の準備まで紹介します。
インスタントウィンとは?
インスタントウィンとは、その場で当落判定をする懸賞システムです。
インスタントウィンを利用すれば、ユーザーはキャンペーンへ応募した後、すぐにリプライで結果が分かります。また、フォロワーが短期間で増えるなど、アカウントに対して様々なメリットが生まれるのも特徴です。
X(Twitter)・LINEで活用される
インスタントウィンは、主にSNSとセットとなるキャンペーンで使われます。以下の2種類で利用が可能です。
- X(Twitter)
- LINE
この中でも多くの企業がインスタントウィン・キャンペーンを行うのが、X(Twitter)です。X(Twitter)のAPIシステムを使い、フォロワーに特定のツイートをRTされると、当選・落選がすぐにリプライされる仕組みになっています。
関連記事|2021年版】【これさえ押さえておけばOK!】X(Twitter)のインスタントウィンとは?特徴と最新成功の事例まとめ
インスタントウィンのメリット
企業側とユーザー側、どちらにもインスタントウィンのメリットはあるため、それぞれ紹介します。
企業側のメリット
企業側のメリットは、以下の3点です。
- アカウントのフォロワーが増える
- 投稿から抽選、DMの配信まで自動化が可能
- 抽選者の選出の時間と手間がかからない
インスタントウィン・キャンペーンでは、アカウントをフォローしてもらうのが必要となるため、アカウントの成長に繋がるような短期間でのフォロワーの増加が見込めます。
さらに、投稿から抽選、DMの配信までの自動化やリアルタイムでの当落の結果発表は、手動での作業よりも時間をかけずに行えるのもインスタントウィンの強みです。
ユーザー側のメリット
ユーザー側のメリットは、以下の3点です。
- 当落の結果がすぐに分かる
- X(Twitter)内ですべて完結する
- 参加へのハードルが低い
キャンペーンをユーザーに使ってもらうには、参加ハードルが低い方が良い結果を生み出してくれます。インスタントウィンはアカウントをフォロー&RTしてもらうだけで良いため、参加ハードルが低いと言えるでしょう。
また、プレゼントキャンペーン等であるような、専用のウェブサイトに入って個人情報を登録する作業がインスタントウィンではありません。すべてX(Twitter)内で完結できる仕組みになっているのも強みと言えます。
インスタントウィンの種類と事例
企業側・ユーザー側にメリットが多いインスタントウィンには、主に以下の2種類があります。キャンペーン内容によって使い分けるのが良いでしょう。
- フォロー&リツイート
- カンバセーショナルカード
フォロー&リツイート
多くのインスタントウィンキャンペーンで見られるのが、フォロー&リツイートです。名前の通り、アカウントをフォローして該当のツイートを、リツイートをします。
例えば、以下のドン・キホーテのキャンペーンでは、参加者に抽選結果が自動でリプライされているのが分かります。
カンバセーショナルカード
X(Twitter)で使えるカンバセーショナルカードは、投稿ツイートに独自のハッシュタグが付いたコールトゥアクションボタンが掲載されている広告カードです。
コールトゥアクションボタンをユーザーが押すと簡単にツイートができ、キャンペーンへ参加ができます。
フォロー&リツイートとは違い、ユーザーにツイートを促せる効果があるため、ユーザー自身が広告主としてブランドが伝えたいメッセージを拡散できるのが強みです。
関連記事|【カンバセーショナルカードとは!?】今知っておきたい一つのX(Twitter)キャンペーン手法
インスタントウィンを導入の際にやるべきこと・準備すること
インスタントウィンの基本が理解できたら、実際に導入する際にやっておくべきことや準備することを紹介します。
- APIを利用したシステムなので、技術面の知識と理解が必要
- X(Twitter)等のアカウントを用意する(可能なら認証マークが付いているアカウント)
- プロモーションしたい商品とアプローチをしたい層を決める
- ユーザーからの問い合わせ対応のために返信フローを立てておく
APIを利用したシステムなので、技術面の知識と理解が必要
手動で行うフォロー&RTキャンペーンとは違い、インスタントウィンはX(Twitter)のAPIシステムを使っているため、運営と開発にはX(Twitter)に関する技術面の知識と理解が必要になります。
自社での開発が難しい場合は、インスタントウィンシステムのサービスを提供する企業に依頼するのが良いでしょう。
X(Twitter)等のアカウントを用意する(可能なら認証マークが付いているアカウント)
インスタントウィンでは主にX(Twitter)広告との相性が良いため、導入する際はX(Twitter)のアカウントを用意してください。
また、可能なら認証マークが付いたX(Twitter)アカウントを用意するのが良いです。なぜなら、インスタントウィンキャンペーンは自動リプライで返信するため、投稿数が非常に多くなり、一般的なアカウントだと投稿数が制限されるからです。
しかし、2019年8月現在、X(Twitter)社は認証済みのアカウントプログラムが保留中で、新規のリクエストは受け付けていません。そのため、認証マークが付いていないアカウントで運用する場合は、ツイートする頻度を調整する必要があります。
プロモーションしたい商品とアプローチをしたい層を決める
インスタントウィンで良い結果を得るには、プロモーションしたい商品とアプローチをしたい層を明確に決めるのが大切です。
インスタントウィンでフォロワーが増えたとしても、例えば、プロモーションしたい商品が40代向けなのに、アプローチしている層が20代ではズレがあり、効果の高い成果は得られにくいです。
インスタントウィンの力も借りつつも、企画内容やターゲットはきちんと考えておくのをおすすめします。
ユーザーからの問い合わせ対応のために返信フローを立てておく
参加するお客様の問い合わせ対応のために、返信フローを立てておくのも良いです。
なぜなら、問い合わせ内容がリプライ、DMだけでなく、お客様相談室にも連絡が行く場合も多いため、行き違いや返信漏れを防げます。
まとめ
インスタントウィンの用語解説から、メリットや種類、導入準備の基礎情報を紹介しました。企業のX(Twitter)等のSNSアカウントの成長には、インスタントウィンを利用したキャンペーンは非常に有効です。
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