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McCafé® Times | マクドナルド公式

McCafé® Times | マクドナルド公式
キャンペーン概要マクドナルド対象のカップをカメラでかざすとARで毎日違ったミニ新聞が読める
インセンティブミニ新聞
使用SNSWEB

キャンペーンのポイント

———今日の天気や会議前のアイスブレイクネタなど毎日違った新聞コンテンツがARで読めると言った変わったプロモーション。

カップを読み込ませるAR施策でもちろんカップを撮っておけば繰り返し使えるものではあるのですが、毎日マクドナルドでコーヒーを買って飲んでね、そしたら毎日新聞が読めるよ、というリピート施策になっています。なので毎日見てみたくなるようなコンテンツであればモーニングルーティンにしてくれるよね、ということでしょう。

マクドナルド公式アプリ内にARを連動させていてアプリ内ブラウザよりWEBARで展開していると思われるのですが、アプリのダウンロードや会員登録を促せるようになっています。アプリが立ち上げてスタートを押すとARが立ち上がりガイドラインに沿ってカメラを向けると新聞が出てくる演出が。その後ブラウザからコンテンツが読めて、これが毎日変わるわけです。

毎日0時に画像を差し替えるだけではあるのですが、これを単にブラウザで見せるだけだと誰も見ないからARでの演出を挟むことによって話題性も増しますし、実際マックカフェを買わないと参加できないわけで売上にも貢献できるし、アプリのダウンロードや会員登録も促せる、一石二鳥なデジタルプロモーションでした。

McCafé® Times | マクドナルド公式

スマートフォンキャプチャ

McCafé® Times | マクドナルド公式

【動画で解説!】McCafé® Times | マクドナルド公式

週間キャンペーンまとめblog

週間キャンペーン記事no380

キャンペーンサイト制作を得意とする我々が、他社のキャンペーンを見て、企画と制作でどこがタメになるか、最近のトレンドはなにかを収集・分析していきます。WEB担当者がどのようなキャンペーンを行うか調べたいときに活用していただければ幸いです。まとめ記事はこちらから

この記事を書いた人

村上 烈

株式会社NONAME Produce代表取締役。2006年8月、早稲田大学在学中に同社を設立。デジタルキャンペーン黎明期から18年以上にわたり、第一線でデジタルディレクターとして活躍。 キャンペーンコミュニケーション設計・戦略を武器とし、SNSの各種プラットフォーム(X〈旧Twitter〉、Instagram、TikTokなど)と連動したキャンペーンの企画・制作を手掛ける。 2020年からはYouTubeにて、SNSキャンペーンの手法や最新トレンドを解説する動画を1000本以上投稿。APIを活用したウェブ技術とクリエイティブデザインを組み合わせた手法を強みとし、その独自の知識と経験を基に、現在では「WEBキャンペーンシステム Aha!」「Xキャンペーン支援ツール BirdCall」「Instagramキャンペーンシステム ImStar」などの自社サービスの設計・統括を行う。