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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2023/01/19-01/25

キャンペーンサイト制作を得意とする我々が、他社のキャンペーンを見て企画と制作でどこがタメになるか、最近のトレンドはなにかを収集・分析していきます。WEB担当者がどのようなキャンペーンを行うか調べたいときに活用していただければ幸いです。2023年1月4週は5個!

バイトル #はないちもんめチャレンジ

バイトル #はないちもんめチャレンジ
キャンペーン概要TikTokにて公式楽曲に合わせたダンス動画をハッシュタグはないちもんめチャンレンジをつけて投稿する
インセンティブ最優秀賞 賞金:50 万円 副賞:当社広告への出演権利(交通広告など)/ベストバズ賞 賞金:30万円 副賞:当社広告への出演権利(TikTok 広告など) /ベストダンス賞 賞金:10 万円 副賞:プロダンスチーム「dip BATTLES」による個別レッスン / 友情賞 賞金:10 万円 副賞:乃木坂46 出演テレビ番組収録への観覧ご招待
使用 SNSTikTok

キャンペーンのポイント

———踊ってみた系ショート動画投稿キャンペーンということで、ちょくちょくTikTokでは不思議な踊りがとんでもなく流行り、PRでもないのにTikTokクリエイターたちがこぞって踊る現象が出るため企業側のPRとして流行らせたらプロモーションとして大成功なのではないかということで踊らせるキャンペーンが数多く見られます。ただ、ユーザー視点で考えると踊ってみる、動画に撮る、編集する、投稿するというモチベーションが上がらないのは当然です。

———じゃあはないちもんめチャレンジはどうしているかって言うと、まずは豪華なインセンティブ100万円はもちろん広告出演権利という承認欲求を満たす系も用意してます。 キャンペーンスキームは公式楽曲を使ったダンス動画を投稿してくれれば完了となるシンプルなTikTokUGCキャンペーンで、バイトル公式アカウントをフォローしてDM受信できるようにすればいいという流れ。ハッシュタグで見ていくと、PRとなっているインフルエンサーを活用した投稿が非常に多いですね。このやり方もTkTok王道と言っていいでしょう。まだ始まって一週間くらいなんでなんとも言えないですが5-6本くらいでしょうか。キャンペーン期間ギリギリにこの状態ならちょっと高めのクオリティくらいでかんたんに最優秀賞が狙えそう。

そもそもが学生ターゲットな媒体、豪華なインセンティブ、知名度のある乃木坂46をもってしてもTikTokUGCキャンペーンは跳ねてません。投稿数は期待せずともインフルエンサーによる投稿閲覧で十分効果があるということなんでしょうか。

バイトル #はないちもんめチャレンジ

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バイトル #はないちもんめチャレンジ

【動画で解説!】バイトル #はないちもんめチャレンジ

「#キットでお菓子づくり」SNS投稿プレゼントキャンペーン

「#キットでお菓子づくり」SNS投稿プレゼントキャンペーン
キャンペーン概要バレンタインキットを作り、作ったお菓子と対象商品の箱を半々で撮影しInstagramかTwitterに投稿すると応募完了
インセンティブToffy オーブントースター/Amazonギフトカード 3,000円分
使用SNSInstagram/Twitter

キャンペーンのポイント

———ホームメイドケーキとデリッシュキッチンのコラボということで、LPのURLを見るにデリッシュキッチンドメインなので、デリッシュキッチンのプロモーション枠としてUGCキャンペーンを行っているということでしょう。デリッシュキッチン側のYoutubeにPRとして動画を乗っけているのもUGCキャンペーンプランの一貫になっているようです。66万人登録者がいるアカウントで料理セグメントされているので非常に相性がいいですよね。

———共立食品さんのキットシリーズを作って商品パッケージと共に投稿してもらうということで、商品パッケージ入れなければいけないとなかなか素敵な写真を取るのが難しい気もしますがInstagramではそこそこ投稿がされていて素敵な写真が並んでいると。一方Twitterではあまり投稿がないですね。インセンティブが違うってことは影響するかもしれませんが、どちらかというとタブに気づかず、Twitterでも参加できるという認識が無い方が多いんじゃないかなと思います。

料理系UGCキャンペーンはどこも簡単にできる分、キャンペーン認知や参加モチベーションの向上が課題になるパターンがあるので、すでに料理好き層を囲っているメディアと組むのは効果的ですよね。

「#キットでお菓子づくり」SNS投稿プレゼントキャンペーン

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「#キットでお菓子づくり」SNS投稿プレゼントキャンペーン

【動画で解説!】「#キットでお菓子づくり」SNS投稿プレゼントキャンペーン

わたしとサガスのデリシャスライフ

わたしとサガスのデリシャスライフ
キャンペーン概要シミュレーションゲームを勧めていくと佐賀県の名産品を巧みに教えてくれる。そのままふるさと納税のサイトへ飛べる
インセンティブなし
使用SNSTwitter

キャンペーンのポイント

———佐賀はでれるけど入られへん、でおなじみの佐賀県ふるさと納税デジタルプロモーション。ロマンシング佐賀といい、突破型のキャンペーンをやってくれる楽しい県がまたも突破型のサイトで産地食品のアピールをしている。

———ストーリーはサガスチャンという執事がお嬢様となった主人公に杉田智和さんのイケボイスでなんだかんだ佐賀県産のふるさと納税を勧めてくるシミュレーションゲームで、2022年の12月クリスマスシーズンにTwitterも絡めて行っていて当時はフォローしてお嬢様言葉で引用リツイートするとオートリプライでサガスチャンのイケボイスが帰ってくるというもの。それも7種類ランダムでイケボイスとともに最後佐賀グルメが宣伝されるもの。その他Twitterで別途ストーリー動画を投稿したりとサガスチャンをふんだんに使って攻めてます。みつけたのがキャンペーン終了後だったんですが、さすがのインパクトで取り上げます。

———さて、シミュレーションゲームはTwitterキャンペーン終了しても遊ぶことができて、妄想にダイブするというタイトルでゲームを進行することができます。イケボイスを楽しみながら佐賀県グルメをオリエンされふるさと納税させられちゃう、突破型キャンペーンです。

イケボイスキャンペーンって色んな所でやっていて、その中でも杉田智和さんの名前はよく出てくるので需要があるんだんと思います。その中でもふるさと納税に落とし込むってのはなかなか切れ味ある企画ですね。

わたしとサガスのデリシャスライフ

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わたしとサガスのデリシャスライフ

【動画で解説!】わたしとサガスのデリシャスライフ

メリットで家族の清潔を守れ!キャンペーン

メリットで家族の清潔を守れ!キャンペーン
キャンペーン概要Twitterでのクイズキャンペーンと店頭誘引を行う店頭キャンペーンも
インセンティブオリジナルステッカー
使用SNSTwitter

キャンペーンのポイント

———メリットとTVアニメのSeason 2が今年放送予定の少年ジャンプ+連載中スパイファミリーコラボ。まずは店頭キャンペーンということでデジタル関係ないんですが対象のお店で買うとその場でオリジナルグッズがもらえるという店頭誘引が今年は大事だなと言うのが垣間見えます。

———当然店頭での購入がKPIになるキャンペーンということであとは認知拡大を狙う企画がTwitterクイズキャンペーンです。 毎週水曜日にメリットTwitter公式アカウントから発信され、全部で六回ということで二ヶ月弱行われると。IP側のスパイファミリーアニメアカウントもフォローするフローになっていて、2つフォローさせるパターンは珍しいですね。スパイファミリー側がTwitterに力を入れているということなんでしょう。すでに126万人フォロワーということでそのぐらいになるとメディアとしての力もありますから、その分一投稿くらいはしてやるぜ的な感じなのでしょうか。

———クイズはカンバセーションボタンを活用してまして、商品訴求を促しています。正解だとオートリプライで正解か不正解かを返してくれると。当落は後日なので見えちゃってもいいとは思うのですが、メディアに出ない形でのオートリプライ、通称ヌルリプライにしたほうがクイズキャンペーンは商品訴求に繋がりますね。

カンバセーションボタンで投稿するときちんとクイズ内容も見えるし、その人が投稿したという内容になります。プラスしてコメントがオートリプライで付く形になっているので、エンゲージメントがある投稿となり、アルゴリズム的にタイムラインに出やすくなるのではないでしょうか。

メリットで家族の清潔を守れ!キャンペーン

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メリットで家族の清潔を守れ!キャンペーン

【動画で解説!】メリットで家族の清潔を守れ!キャンペーン

おにぎり総選挙 | クレハおにぎりプロジェクト | クレライフ

おにぎり総選挙 | クレハおにぎりプロジェクト | クレライフ
キャンペーン概要握り飯の呼び方「おにぎり」派か「おむすび」派かの投票キャンペーン
インセンティブ「NEWクレラップ」3本
使用SNSTwitter

キャンペーンのポイント

———一般社団法人おにぎり協会とNEWクレラップのクレハが1月17日の「おむすびの日」よりスタートした呼び方投票キャンペーン。おむすびの日に始まった割に圧倒的なおにぎり派ですね。Twitterだけで完結する投票キャンペーンで、アカウントフォローしてカンバセーションボタンから二択を選んでハッシュタグ投稿する形です。シンプルゆえ投票しやすく、カンバセーションボタンは投票した人を見た際にどういったキャンペーンが行われているかわかるので波及しやすいってのも特徴です。

———アカウントを見てもらえば分かる通り、クレラップとしておにぎりを推しているわけで、これをみておにぎりを作ってみたくなる人が増えれば、勝手にラップも普及するだろうというストーリーになっています。 このおにぎりおむすび戦争は第5弾となっていてそれ以前に行われた総選挙の結果も見ることができます。味付け海苔焼海苔どっちはでは4000票弱で、その他は15000くらいあるとかなりひらきがありますね。のりがちょっと弱いってのはわかる気がするのですが、ラップとホイル派が総数一番多いのは、ホイル側も別の企業登用有るミエコープロダクツ株式会社がLPを作っており、こちらのお客様も流れた結果かもしれません。

投票キャンペーンは気軽にUGCを生み出すことが可能ですが、投票してみたいと思わせるバトルを作り出すのが難しい。ノリだとだめで中に入れる具材なら投票が増えてるわけでアカウントのパワーや企業ネームバリューとか関係なく企画部分で大きく変わるという実例でした。

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