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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2022/01/01-01/07

キャンペーンサイト制作を得意とする我々が、他社のキャンペーンを見て企画と制作でどこがタメになるか、最近のトレンドはなにかを収集・分析していきます。WEB担当者がどのようなキャンペーンを行うか調べたいときに活用していただければ幸いです。 2022年1月第1週は5個!

ちょい足し具材総選挙│納豆のブランドサイト|ミツカン

ちょい足し具材総選挙キャンペーン画像
ちょい足し具材総選挙│納豆のブランドサイト|ミツカン

キャンペーン概要

内容:

推しの具材を投票し結果をシェアした方にプレゼントが当たる。またそれが一位だった場合さらに豪華プレゼントが当たるキャンペーン。

ちょい足し具材総選挙キャンペーン画像

キャンペーン考察

発見ポイント:

ぐでたまとの総選挙系投票コラボキャンペーンとなってます。「金のつぶの強みはたまご醤油ダレ」というのはコラボ先認定なんでしょうね。すでに第三弾ということで商品と相性ぴったりな8種類のちょい足し具材を選ぶ形になっています。

 

投票いただいた方の中から300名にクリアファイルが当たり、さらに1位の具材を選んだ人は10名にクッションが当たるという二段階方式になっています。 

 

フォローして投票画面に行くとなんとなくカンバセーショナルカードに近い形でページが置いてありますね。Twitterを模すことで安心感が増すのでしょうか。その場合、背景が黒画面ということは昨今のTwitterユーザーはダークモードにしていることが多いというマーケティング情報に思えます。カンバセーショナルカードとは違うところとして、タップすると取り急ぎ投票は完了し、そのあと結果をツイートする形となります。OGP設定とかも含めてパッケージ商品なのでしょう。

 

投票キャンペーンはユーザーの声でもあったりするので、カンバセーショナルカードやTweetしたことで投票とする方が良いです。つまり、投稿必須にして結果的に投票数が下がるよりは、一旦投票としてしまったほうが正しい声を拾えます。

ちょい足し具材総選挙キャンペーン画像

スマートフォンキャプチャ

ちょい足し具材総選挙キャンペーン画像

ちょい足し具材総選挙│納豆のブランドサイト|ミツカン を考察する動画

ミニチュアくまもと旅するモン

ミニチュアくまもと旅するモンキャンペーン画像
ミニチュアくまもと旅するモン

キャンペーン概要

内容:

スマホARでちっちゃなくまモンと写真が撮れることを活用して熊本旅の様子をSNSに投稿するキャンペーン。

ミニチュアくまもと旅するモンキャンペーン画像

キャンペーン考察

発見ポイント:

ミニチュア熊本旅するモンはARフォトフレームとしてはシンプルですが、昔からある手法をARとSNSで発展させていますね。たんなるキャラクターと一緒に写真が撮れてSNSシェアするキャンペーンは多くありますが、そこに目的を追加したパターンなのが面白いです

 

ちなみにくまモンというキャラクターは熊本の良いところをアピールするためのゆるきゃらで、それを活用してユーザー自らくまモンがアピールする熊本、という写真を撮ってくれてSNSに公開されるというUGCがきれいにはまってます。

 

WEBARが主流になりパッケージ撮影ARなどがとても増えてきているので、「キャラクターと何かできる」だけではなく、「キャラクターと目的を果たす」まであると、ハードルは高くなりますがブランド価値が高まります。

ミニチュアくまもと旅するモンキャンペーン画像

スマートフォンキャプチャ

ミニチュアくまもと旅するモンキャンペーン画像

ミニチュアくまもと旅するモン を考察する動画

Mr.シボーヌの部分痩せこってリレクチャー

Mr.シボーヌの部分痩せこってリレクチャーキャンペーン画像
Mr.シボーヌの部分痩せこってリレクチャー

キャンペーン概要

内容:

Instagramを使ったARで息を吹きかけるとキャラクターを凍らせられるしボーヌ凍らせARを体験できる。またTwitterのカンバセーショナルカードから投稿すると限定ボイスがもらえるキャンペーン。

Mr.シボーヌの部分痩せこってリレクチャーキャンペーン画像

キャンペーン考察

発見ポイント:

Mr.シボーヌという脂肪細胞の妖精で、声を下野紘さんが行っているキャラクターをメインに据えた「部分痩せってどういうこと?」という知識を啓蒙するためのキャンペーン。ベースはショートアニメで、「脂肪細胞が低音に弱いのではないか」ということを言っていて、脂肪吸引したり脂肪を冷却しようという美容クリニックの宣伝です。その脂肪冷却を身近に感じるために体験してもらおうというのがシボーヌ凍らせARなんでしょう。

 

息を吹きかけるとAR上でなにか変化が起きる仕組みはかなり新しく見えるのですが、息を吹きかけるのをどう検知するのかが難しそうです。InstagramのARを使っていて部分痩せ的なターゲットにはWEBARよりも最適なのでしょうか。

 

起動するとキャラクターが出てきて、最初は背面カメラで息を吹きかけていて何も変化が起きなかったのですが、インカメラで息を吹きかけると凍るのでInstagramARを司るSparkARの顔認識機能を使って、唇を尖らせたら凍るという形にしています。発想は面白いのですがインカメラで試してくださいって書いてないとなかなか気づかない気がします。

 

またカンバセーショナルカードを使ったクイズキャンペーンも行っていて、限定ボイスというデジタルインセンティブはオートリプライを返す形ではなくインスタントアンロック機能に声をのせてしまうというものになっています。フォローしなくても可能なので非常にハードルが低くなり開発もかんたんになるので、フォロワーを増やすという目的ではない今キャンペーンならではの工夫だと思います。

 

ついついキャンペーンやるならフォロワーを増やしたい、など欲が出るものではありますが終始啓蒙とLPを見てもらう導線を考えていてARは結構挑戦的だなと思う見どころあるキャンペーンでした。

Mr.シボーヌの部分痩せこってリレクチャーキャンペーン画像

スマートフォンキャプチャ

Mr.シボーヌの部分痩せこってリレクチャーキャンペーン画像

Mr.シボーヌの部分痩せこってリレクチャー を考察する動画

2022年初笑いあり!オージー・ビーフおもしろ動画リツイートキャンペーン

2022年初笑いあり!オージー・ビーフおもしろ動画リツイートキャンペーン

キャンペーン概要

内容:

式X(Twitter)アカウントをフォローして、対象の投稿の動画を見てリツイートすると応募完了。対象投稿が合計1万リツイートを超えたら当選数が倍になるキャンペーン。

キャンペーン考察

発見ポイント:

2022年初笑いあり!オージー・ビーフおもしろ動画リツイートキャンペーン。初笑いにおもしろ動画というのを自分から宣言してしまうハートの強さに感動です。「オージーファンのためのおもしろ圧強めな動画」10種類のショートムービーをオージー・ビーフ&ラム公式YouTubeにて公開中。

 

サーフィンに乗って肉を届けるということがおもしろさなんでしょうか。動画は10本ほどあるようで、提案の中にはたくさんの面白い動画コンテがあったんでしょう。どんどん没になっていくおもしろ笑い動画で、もう何が面白いのかわからなくなってしまった広告代理店の方が目に浮かぶようです。

 

全体的にLINEでカンタン応募!オージー・ビーフでGENKI!キャンペーンに紐付いていて、対象商品のレシートをLINEで送るレシートマストバイキャンペーンへの送客となっています。こちらで作ったおもしろKVを活用してリツイートキャンペーンが進行しているんですね。こちらはレシートと共に対象商品を撮影するという形になっています。OCRが難しくなるので、レシートは目視で確認になるのでしょう。

 

レシートだけだと本当に買ったかどうか疑わしいということで商品写真も送らせるオーダーを時々頂きます。ですがズルをしてレシートを通すのは最近のOCR技術だと難しいので、それをやることによって面倒だからやらないとか買わないって人のほうが多い気もします

2022年初笑いあり!オージー・ビーフおもしろ動画リツイートキャンペーン を考察する動画

デジタルガチャ | SUVレンジャーのデジタルガチャで今年一年の運試し! | 岡山トヨペット

デジタルガチャ | SUVレンジャーのデジタルガチャで今年一年の運試しキャンペーン画像
デジタルガチャ | SUVレンジャーのデジタルガチャで今年一年の運試し! | 岡山トヨペット

キャンペーン概要

内容:

デジタルガチャに挑戦しあたりが出たら中尾隆聖さんの声で起こしてくれる目覚まし時計が当たるキャンペーンです。

キャンペーン考察

発見ポイント:

ピコピコゲーム感と戦隊モノを組み合わせたクリエイティブで、パット見でも面白そうなこちらのキャンペーン。仕組みとしてはデジタルガチャを回して当たりなら目覚まし時計、ベタ付けでSUVレンジャーのスマホ壁紙、という凄くシンプルだがビジュアルやエフェクトで楽しさを演出できています。 

 

もう一つ面白いのが位置情報を使って当選確率を変えていて、岡山トヨペットの近くなら当選確率2倍となるわけです。基本的には店舗でディーラーとの交渉時に子供に遊ばせておく感じなのでしょうか。それにしては一日一回限定ですので、ちょっとした遊びになってしまいますね。もしくはフリーザやバイキンマンでおなじみ中尾隆聖さんファン向けというパターンもありますよね。 位置情報OKにするとちゃんと近くに岡山トヨペットがないと表示されます。座標を指定しておいてそこから遠かったら弾くような仕様になっているようです。

 

ガチャの演出も凝っていて開発費用がかかっていると思わせる内容。当たったレンジャーは壁紙ダウンロードできたり各種SNSシェアができるインスタントウィンキャンペーンでした。

 

場所とガチャをかけ合わせると当たりが出やすいのは店舗やイベントで活用しやすいですよね。店舗誘引の効果もだせそうなので、店舗誘引を課題に出された際には位置情報を使ったキャンペーン提案いかがでしょうか。

スマートフォンキャプチャ

デジタルガチャ | SUVレンジャーのデジタルガチャで今年一年の運試しキャンペーン画像

デジタルガチャ | SUVレンジャーのデジタルガチャで今年一年の運試し! | 岡山トヨペット を考察する動画

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