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キャンペーンやSNSの
“ためになる”情報を
執筆しています。

【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2020/12/5-12/11

キャンペーンサイト制作を得意とする我々が、他社のキャンペーンを見て、
企画と制作でどこかタメになるか、最近のトレンドはなにかを収集・分析していきます。
WEB担当者がどのようなキャンペーンを行うか調べたいときに活用していただければ幸いです。
2020年12月第2週は7個!

ストッパ×東郷神社「松丸亮吾謎解き」コラボキャンペーン

ストッパ×東郷神社「松丸亮吾謎解き」コラボキャンペーン

キャンペーン概要

内容:

松丸亮吾さんが受験生の代わりに合格祈願を代行。

Twitterでハッシュタグ「#ひらめきス突破祈願」をツイートし応募。

また、松丸さんから出題されている簡単な3つのクイズの回答すると応援メッセージと応援画像がもらえる。

キャンペーン考察

発見ポイント:

『受験当日の急な体調不良として心配なことは何か?』というアンケートに、63%の受験生が『腹痛・下痢』と答えているということで、一回こっきりで人生を左右する受験にストレスもある、プレッシャーもある、腹痛になったらどうしようなんて思うくらいなら「保険としてストッパもってたほうがいいよね!」ということで受験生をターゲットにした下痢止め薬のストッパプロモーション。 東大生の松丸 亮吾さんをメインに置き、ひらめきス突破祈願 と合格祈願のお願いを書いてツイートするとインセンティブとして後日公開される動画内で松丸 亮吾さんが紹介してくれるというもの。松丸くんが読み上げるということを期待する感じ、中高生のラジオリスナー感があってものがなくとも十分嬉しいのだろう。UGC系のキャンペーンだが、ユーザーが投稿するものに商品訴求は少なく、若い世代は高校っぽいものを嫌う傾向があるので、受験を応援するを第一目的としているのが見て取れる。 また、3つの簡単なクイズも用意されていて回答すると受験を応援するメッセージと松丸くんからの応援画像がもらえるという松丸推しな企画。受験生に絶大な支持があるということなのだろう。

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応

【ストッパ×東郷神社「松丸亮吾謎解き」コラボキャンペーン】を考察する動画

 

  

366色の『誕生色』を組み合わせてオリジナルタータンチェックを作ろう!あなたの家族は、どんな色?

366色の『誕生色』を組み合わせてオリジナルタータンチェックを作ろう!あなたの家族は、どんな色?

キャンペーン概要

内容:

家族の誕生日を入力するとそれぞれの「誕生色」を組み合わせてオリジナルの「家族色のタータンチェック」の壁紙を作成できるサイト。

キャンペーン考察

発見ポイント:

家族をターゲットとしてタータンチェックをオリジナルでという、誕生色366色の組み合わせはかぶることがないということで自分の家族だけどのタータンチェックができ、できれば家族全員の共通壁紙にしてもらおうという試み。オリジナル画像ジェネレイトキャンペーンとしては誕生色と家族というところに目をつけたのは斬新で非常に面白いが、ミルクココアがなぜタータンチェックを推したのかというストーリーが見えづらく、ミルクココアじゃなくても通じてしまうキャンペーンとなってしまっているのが残念である。あなたの家族は、どんな色?というコピーに対してミルクココア商品とのブリッジがあるともっとわかりやすいのに。 またSNSが一切絡まないというのが珍しい。画像ジェネレイトであれば壁紙の他にSNS投稿用の画像だけ用意するだけでも良かったように思うが、なにか思惑があるのだろうか。

スマートフォンでの特徴

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【366色の『誕生色』を組み合わせてオリジナルタータンチェックを作ろう!あなたの家族は、どんな色?】を考察する動画

BK TOWN ROOM

BK TOWN ROOM

キャンペーン概要

内容:

エイブルとコラボレーションしたバーガーキング® のご近所物件情報サイト「BK TOWN ROOM supported by エイブル。
バーガーキングが近くにある物件にご成約のお客様の中から抽選でワッパー100食分プレゼント。

キャンペーン考察

発見ポイント:

バーガーキングでは、新商品や新サービスの告知を行うたびに「店舗が近くに無い」などの声をもらい、それに日々心を痛めていたという。
そこで「社内で会議を重ねた結果、 お客様にバーガーキングのお店の近くに引っ越していただくことで解決できないだろうか、 と考え」、バーガーキング店舗の近隣の部屋探しができる物件情報サイトを開始したという。
というバカパクなのかマジなのか測りかねるデジタルプロモーション。エイブルのドメインにLPが乗っかっているということはエイブル側の呼びかけで始まったものなのだろうか。しかしプレスリリースはバーガーキング側であり、代理店がどう企画してどう調整したのか想像がつかないが、目を引くことは確か。
期間限定のキャンペーンかつインパクト系なのでSNSバズを狙っているのかと思うが、ハッシュタグつけて投稿させるような導線はないし、SNSへのリンクすら無い。キャンペーンに関するTwitter投稿もあっさりしたもので、本当に物件成約をKPIにしているのだろうか。

スマートフォンでの特徴

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【BK TOWN ROOM】を考察する動画

冬のドリームジャンボキャンペーン

冬のドリームジャンボキャンペーン

キャンペーン概要

内容:

動画を見てクイズに挑戦するとプレゼントが当たる。

youtubeの登録者数によって当選人数が上がる。

キャンペーン考察

発見ポイント:

Youtube動画を見てクイズにTwitterもしくは応募フォームから回答することで参加できるキャンペーン。Youtubeを活用した動画キャンペーンはやれることが少なく難しいが、見たことない仕組みとしては「ボートレース公式チャンネル」のチャンネル登録者数によって当選人数が変動させるというもの。ソーシャルゲームの事前登録キャンペーンでよくある、登録者数が1万人を超えるごとにインセンティブが豪華になってくるっていう形式をYoutubeのチャンネル登録にもってきたもの。
Youtubeのチャンネル登録は規約上チャンネル登録をフックにキャンペーンは行えないが、当選人数変動ならばキャンペーン参加に直接は関係ないため、問題ないはずである。グレーな感じはするが、競艇がやっているということは問題ないということなのだろう。
だとするとYoutubeの登録者を伸ばしたいっていう企業は多いだろうから、このやり方は色んな所で使えるのではないだろうか。Twitterフォローリツイートキャンペーンで、「登録者1万人行ったらプレゼント!」などにすれば行かなかったら拡散だけされたということで予算殆どかからず、登録者いったらいったで嬉しいわけだ。

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【冬のドリームジャンボキャンペーン】を考察する動画

東芝冷蔵庫VEGETAが年末大掃除を応援!収納上手になっちゃおう!キャンペーン

東芝冷蔵庫VEGETAが年末大掃除を応援!収納上手になっちゃおう!キャンペーン

キャンペーン概要

内容:

東芝ライフスタイルのTwitter公式アカウントをフォロー

ハッシュタグ「#東芝で収納上手」のついた対象のキャンペーン投稿のクイズに回答&投稿

Twitterのダイレクトメッセージより当選確認

キャンペーン考察

発見ポイント:

カンバセーショナルカードを使った二択のクイズ投稿が毎週なされて、これに答えると毎週違ったレタスクラブ監修の全国ご当地食材が当たるというもの。冷蔵庫内の収納に関するクイズを出しており、世の家庭では冷蔵庫内をきれいに入れておきたいという課題があるということが伺える。クイズ自体は非常に簡単で、明らかにこっちだろうと分かる内容で、賞味期限までに使い切れない人は「調味料に〇〇を書く」A開封日B生産地、開封日なのだろうけど、賞味期限までに使い切れない人は開封日書くことも忘れる。収納上手ってのは一工夫で自動的に習慣化されるようなものをいうんじゃないのだろうか。「キャンペーン動画も収納上手になっちゃおう!」と言っているのに、製品の特徴しか言っておらず、収納上手になる方法が全然ない。

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【東芝冷蔵庫VEGETAが年末大掃除を応援!収納上手になっちゃおう!キャンペーン】を考察する動画

ロータスサウンドロゴ投票CP

ロータスサウンドロゴ投票CP

キャンペーン概要

内容:

Twitterのロータス公式アカウント「@LOTAS_CLUB」をフォロー

4つのサウンドロゴを聞き該当投稿で気に入ったサウンドロゴの投稿をリツイート

抽選より68名にJCBギフトカードやオリジナルQUOカードが当たる

キャンペーン考察

仕組みとしては単なるフォローアンドリツイートキャンペーンであるが、サウンドロゴという何回も聞いているとその音を聞いただけでそのブランドが出てくるようになる、プレステのジョンやswitchのパキッなどCMを意識してみているとどこのメーカーも商品またはサービスに対してサウンドロゴを作っている。それを広めるためのキャンペーンなのか、それともサウンドロゴを作っていく過程なのかわかりかねるが、サウンドロゴを聞かせる形になっている。4つあり、参加するなら4つ聞くとは思うが、四回聞くと一旦頭に残るのがサウンドロゴの不思議。文字を読ませるのは一瞬で理解できないというハードルがあり、動画は長く見せなきゃいけない見なければいけないというハードルがあるが、音はスマホで聞くだけとなりスマホとの相性は抜群。ましてやサウンドロゴとなれば4秒くらいの尺になるので、ちょっと聞いてみるかという働きはでかいかもしれない。腰を据える必要がないながらで聞ける、音を使ったキャンペーンは結構増えてきており、その中でもブランド訴求ができる形は新しい。

スマートフォンでの特徴

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【ロータスサウンドロゴ投票CP】を考察する動画

クリニカKid’sで #ごきげんハミガキ キャンペーン

クリニカKid’sで #ごきげんハミガキ キャンペーン

キャンペーン概要

内容:

Instagramで『クリニカKid’s』の公式アカウント(@lion_clinica)をフォロー
仕上げみがきの様子や、親子、兄弟で一緒に歯みがきする様子など、お子さまの「楽しく歯みがきする」様子を撮影ハッシュタグ「#ごきげんハミガキ」「#クリニカ」「#成長記録」を付けて、Instagramに投稿

キャンペーン考察

発見ポイント:

ユーザーが自ら投稿拡散してくれるユーザージェネレイテットコンテンツUGC系キャンペーンかつ子供や過程の課題を解決まで導き出し、子供の歯磨きをできたことを褒める形になるのでユーザーにとっても利益があり悩み相談にもなるまさに王道のUGC系キャンペーン。
UGC系キャンペーンの肝はユーザーがあるあると思う共感できる課題を打ち出し、普段から行っていることではあるが、SNSにはアップしないような自分だけの工夫や悩み、もしくは子供の可愛さをアピールしたいという気持ちを投稿してしまうようなストーリーを作るか、になるがクリニカKid’sで #ごきげんハミガキ キャンペーンはそのストーリーをまっすぐ突き進むキャンペーンに仕上がっている。

スマートフォンでの特徴

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【クリニカKid’sで #ごきげんハミガキ キャンペーン】を考察する動画