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キャンペーンやSNSの
"ためになる"情報を
執筆しています。

【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2020/9/19-9/25

キャンペーンサイト制作を得意とする我々が、他社のキャンペーンを見て、
企画と制作でどこかタメになるか、最近のトレンドはなにかを収集・分析していきます。
WEB担当者がどのようなキャンペーンを行うか調べたいときに活用していただければ幸いです。
2020年9月第3週は5個!

アルファベットチョコレート50周年記念キャンペーン

アルファベットチョコレート50周年記念キャンペーン

キャンペーン概要

内容:

3段階にわかれており

キャンペーン第一弾は

・9/1〜9/15の2週間行われる謎解きキャンペーン

第二弾

・10/1〜20/31はUGC系キャンペーン

第三段
・10/26はアルファベットチョコレートの日でなにか行う予定。

キャンペーン考察

発見ポイント1:

【SNSの回遊】

アルファベットチョコレートが 発売から50年という記念すべき年ということで大きめキャンペーン。謎解きは 問題制作者は松丸亮吾さんという『東大ナゾトレ』シリーズで有名な方が監修しているということで、いい具合に難しく、ヒントを得るためにTwitterを見に行かなければならない仕様になっており、自社SNSの回遊もさせる工夫がなされてますね。謎解きというと商品訴求な内容になりがちなんですが、ゲーム性を重視しつつTwitterのカンバセーショナルカードを活用してユーザー自身にハッシュタグ投稿して貰う形で拡散を狙っていると。また賞品も50周年にちなんでチョコ50kgというインパクト重視なX(Twitter)民が取り上げやすいものにしていて話題性をもたせようとしていると。

発見ポイント2:

【近日公開はワクワクのもと】

第二弾は大喜利をさせるもので、内容としてはアルファベットの頭文字を並べて、BKBバイク川崎バイク的なものをTwitterに投稿させるユーザージェネレイテッドコンテンツなもの。そしてラストはまだ非公開になっており、第一弾第二弾参加者にとってはシークレットなお楽しみがあるということがワクワク要素として楽しいのではないだろうか。

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応

【アルファベットチョコレート50周年記念キャンペーン 】を考察した動画

iMUSE私のお気に入りキャンペーン

iMUSE私のお気に入りキャンペーン

キャンペーン概要

内容:

アンバサダー限定のTwitterキャンペーン お気に入りのiMUSE商品が掲載されたバナー画像を選んで投稿すると抽選で300名様にiMUSE BOXが当たる iMUSEアンバサダーへの登録(無料)が必要 。

キャンペーン考察

発見ポイント:

【オールドスクールなやり方】

 7種類の商品ごとのハッシュタグを用意していて、LPにあるボタンからクリックするとハッシュタグが入った投稿文が出てきて、ブラウザから投稿できるんだけど、いまどきよくあるカンバセーショナルカードだと4つしか最大作れないから4つに商品絞りましょうみたいにならず、オールドスクールなやりかたではあるが、逆転の発想である。当然カンバセーショナルカードでのハッシュタグ投稿とはLPに飛ばなくても良いとかハードルが低くなって参加率は高まるが、4つ以上あるときは別に「LPでも良くない?」となる。

しかしアンバサダーとはなんのことかと思ったらメルマガ会員登録である。メルマガ会員より格が高そうでいいかもしれない。

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応

【iMUSE私のお気に入りキャンペーン】を考察する動画

おうちこだわり酒場

おうちこだわり酒場

キャンペーン概要

内容:

顔ハメ画像が作れるUGCジェネレータ。

飲み会の話のネタを表示させるジェネレータ。

キャンペーン考察

発見ポイント1:

【やっぱりやってくれた】

あの梅沢富美男さんのキャラクターが登場した瞬間に、顔ハメ作りたいと思った。満を持してなのかすでにやっているのかわからないが、こだわり酒場のレモンサワーレモン沢になれる顔ハメ画像が作れるジェネレーター。写真をアップして顔部分が透明pngになっている画像に自分の顔を調整して画像合成される。さすが厳格なサントリーさん、顔認識まで入れていて、顔写真じゃないと弾かれる仕組みを入れている。顔認識もgoogleやamazonのapiでかなり精度が上がっているし安上がりにできるようになっているから今後は顔ハメにもデフォルトで顔認識つくのではないだろうか。

発見ポイント2:

【ニーズをつかめ】

オンライン飲み会において必要であろう議題を出してくれるジェネレータ。オンライン飲み会はグループに別れられないから会話が全体でする必要があるのでお題があったほうが話しやすいと考えられるが、そういった課題に対するアンサーとしてお題ジェネレーター。今後も飲み会のネタになるツールを提供していくらしい。

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応

【おうちこだわり酒場】を考察する動画

キャラクター名先取りキャンペーン

キャラクター名先取りキャンペーン

キャンペーン概要

内容:

2020年秋にネクソンからリリース予定の新作MMORPG『V4(ブイフォー)』にて、プレイヤー名をサービス開始に先んじて取得できる。

キャンペーンサイトにて、ゲームに連動するアカウントを入力し、先取りしたい【キャラクター名】を入力、ゲームを開始する【サーバー】を選択した後、電話番号認証を完了。

参加完了後、ご自身の登録されたキャラクター名・サーバー名とハッシュタグ「#V4宣言キャンペーン」を記載してツイートいただいた方の中から抽選で15名に、iPadやゲーミングヘッドセットなどが当たる。

キャンペーン考察

発見ポイント:

【名前はアイデンティティ】

 ゲームの名前を自分の名前にしても、ネットゲームだと自分の名前を入れてもそのユーザーはすでに存在しますなど、もうやる気なくすこともあるだろう。仕方がないと思い別の名前にしてスタート押すと、ユーザーはすでに存在します、となり、「もーやんねー」となることもある。そんくらいネットゲームにおいてキャラクター名は自分のアイデンティティとなる重要なファクター。それを先に取っちゃうことができるキャンペーンということで、自分の名前を取りたいって人もいるだろうし、ゲームの中での有名なキャラクターとか自分が好きなキャラとか獲得しておきたいかなりディープなゲーマー向けキャンペーンである。

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応

【キャラクター名先取りキャンペーン】を考察する動画

#家でも防災訓練してますか ツイートキャンペーン

#家でも防災訓練してますか ツイートキャンペーン

キャンペーン概要

内容:

旭化成ホームプロダクツ公式Twitterアカウントをフォローした上で、「#家でも防災訓練してますか」を付けてツイートされた方の中から抽選で200名様にサランラップ®3サイズのセットを、公式キャラクターが描かれたオリジナルエコバッグに入れてプレゼント。

キャンペーン考察

発見ポイント:

【コト消費】

モノ消費からコト消費に促している系キャンペーン。もしものときに防災にも使えるというシーンを提供している形で、 通常食品に使う製品と思われがちだが防災製品としても捉えるようなアイディアにしている。Twitter上では実際やってみた的なものを漫画にしても公開しており、漫画インフルエンサーも活用したりなど、他の企業と防災コラボを行ったり、広い範囲にブランディング企画を実行している。
しかし、#家でも防災訓練してますかっていうハッシュタグが日本語変な感じがする。#おうちで防災チェレンジとかのほうが伝わりやすいのではないだろうか。

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応

【#家でも防災訓練してますか ツイートキャンペーン】を考察する動画

この記事を書いた人

村上 烈

株式会社NONAME Produce代表取締役。2006年8月、早稲田大学在学中に同社を設立。デジタルキャンペーン黎明期から18年以上にわたり、第一線でデジタルディレクターとして活躍。 キャンペーンコミュニケーション設計・戦略を武器とし、SNSの各種プラットフォーム(X〈旧Twitter〉、Instagram、TikTokなど)と連動したキャンペーンの企画・制作を手掛ける。 2020年からはYouTubeにて、SNSキャンペーンの手法や最新トレンドを解説する動画を1000本以上投稿。APIを活用したウェブ技術とクリエイティブデザインを組み合わせた手法を強みとし、その独自の知識と経験を基に、現在では「WEBキャンペーンシステム Aha!」「Xキャンペーン支援ツール BirdCall」「Instagramキャンペーンシステム ImStar」などの自社サービスの設計・統括を行う。

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