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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2023/8/7-8/11
![](https://n2p.co.jp/wp-content/uploads/2023/09/26ece2d753b36db17fa8880fba8ede15.png)
公開日:2023/09/14
キャンペーンサイト制作を得意とする我々が、他社のキャンペーンを見て企画と制作でどこがタメになるか、最近のトレンドはなにかを収集・分析していきます。WEB担当者がどのようなキャンペーンを行うか調べたいときに活用していただければ幸いです。2023年8月2週は4個!
なにわ男子とAR花火大会! | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
![なにわ男子とAR花火大会! | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク](https://n2p.co.jp/wp-content/uploads/2023/09/05e0d5cc6c78ca7265af5c91bf6e5d73-700x408.png)
キャンペーン概要 | スマホを空にかざしWebARを立ち上げると、花火が上がる。メタバース空間で確認ができる花火数に応じて花火がパワーアップする |
インセンティブ | WEB限定スペシャルコンテンツ |
使用 SNS | WEB |
キャンペーンのポイント
【相性抜群の花火とAR】
夏の花火のような空間を使ったアトラクションとARは非常に相性が良いです。こちらはなにわ男子と花火一緒に見ている空間を演出しつつWebARを活用して空に花火を打ち上げることができるデジタルプロモーション。
さらに期日までに打ち上げ目標をクリアするとスペシャルコンテンツとして、各メンバーバージョンの花火を打ち上げることできるようになる模様。728万発を目標に、ZEPというメタバース空間内で花火カウンターによる計測が行われています。
そこで見るとすでに300万発以上花火が打ち上がっているようです。さすがなにわ男子。
【馴染みやすいメタバース空間を採用】
今回花火の打ち上げ数を計測しているZEPというメタバース空間、実はがっつり3D空間という感じのメタバースではなく、少し昔のアメーバピグのような仮想空間アバターコミュニティに近い様子なんです。
メタバースというとVRゴーグルつけての3D空間を動き回れるってイメージですが、仮想空間って意味なわけで日本的に馴染みのある2D,2.5Dくらいのゲーム感覚空間のほうが入りやすいのかもしれませんね。
関連記事:【面白いARと少し変わったAR事例】ARキャンペーン7+1選を解説!
スマートフォンキャプチャ
![なにわ男子とAR花火大会! | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク](https://n2p.co.jp/wp-content/uploads/2023/09/8731f5eb305fc37b7576980c82335fc4.png)
![なにわ男子とAR花火大会! | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク](https://n2p.co.jp/wp-content/uploads/2023/09/5cdb3aedd68559e60f000d1f953cc144.png)
【動画で解説!】なにわ男子とAR花火大会! | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
第3回松屋復刻メニュー総選挙|松屋フーズ
![第3回松屋復刻メニュー総選挙|松屋フーズ](https://n2p.co.jp/wp-content/uploads/2023/09/d9f965e5982050472e36d4a8507226c5-700x408.png)
キャンペーン概要 | 過去10年で厳選されたメニューにWEBから一日一回投票できる。毎週下位3メニューが脱落していくスタイル。 |
インセンティブ | スペシャルクーポン、松屋お食事券 |
使用 SNS | WEB |
キャンペーンのポイント
【脱落システム&1日1回投票でファンを創出】
「第3回松屋復刻メニュー総選挙」は、松屋で過去10年以内に販売され、反響の多かったメニューから厳選した9商品から「復刻してほしいメニュー」をウェブ投票するという総選挙系デジタルプロモーション。投票でNo.1になったメニューはなんと復刻発売します。
頻繁に不思議なメニューを開発している松屋だからこそコアなファンが多く、シュクメルリのように定番からは程遠い商品が復刻し話題を呼ぶわけですね。また、後述しますが、脱落システムを採用した投票キャンペーンなので、最初はたくさんの商品が並んだほうが面白そうですが、復刻されても困る商品もあるということでしょうか。
【ファンの選ぶ商品が再度話題を呼ぶ】
投票はタップするだけの簡単な形式で、セッションで1日1回投票を管理している模様。投票するとそのままQRのクーポンがもらえます。
また、毎週下位3品が脱落していく方式を取っており、推しが脱落しないよう毎日投票して支えてあげないといけないという、毎日投票したくなる仕組みが作られています。投票したからにはクーポンが貰えるので松屋に毎日食べに行くという好循環も作れていますね。
お役立ち資料:【解説動画付き!】投票キャンペーン手法と最新事例4選【キャンペーン担当者様必見】
![第3回松屋復刻メニュー総選挙|松屋フーズ](https://n2p.co.jp/wp-content/uploads/2023/09/e7eb8a184b744609adb116064a1ec0f6-700x410.png)
スマートフォンキャプチャ
![第3回松屋復刻メニュー総選挙|松屋フーズ](https://n2p.co.jp/wp-content/uploads/2023/09/093c6dd1c8570539f92341ed8e0d1cc9.png)
【動画で解説!】第3回松屋復刻メニュー総選挙|松屋フーズ
ハイチュウ|レッツハイチュウ|森永製菓株式会社
![ハイチュウ|レッツハイチュウ|森永製菓株式会社](https://n2p.co.jp/wp-content/uploads/2023/09/2602ef8840452563896d60fe6082098b-700x408.png)
キャンペーン概要 | ハイチュウエフェクトを使って動画を撮影しTiktokに投稿した中から一名様の動画がNYタイムズスクエアで一日動画が流れる |
インセンティブ | タイムズスクエアで一日動画が流れる |
使用 SNS | TikTok |
キャンペーンのポイント
【”アメリカンドリーム”で難しいキャンペーンを突破】
2008年からアメリカでの販売をしていたハイチュウが、苦戦を乗り越え2022年にハイチュウファンタジーミックスが全米CVS POSランキングキャンディ新商品部門一位になるという快挙を達成。
2023年日本凱旋デビュー記念としてデジタルプロモーションを行っています。商品展開もブルーハワイやレインボウシャーベットなど、実に甘そうなアメリカ向けラインナップ。
キャンペーンは3つ走っており、なんと中には鬼門とされているTikTokダンスキャンペーンが。とはいえアメリカの力を借りればダンスを踊って撮影して編集してTikTokに投稿するなんていうハードルはなんのその、ですし、ハイチュウエフェクトを用意していて、ハードルを下げています。
インセンティブはNYタイムズスクエアで動画が一日中流れるという、なかなかない経験をぶつけることで承認欲求をばっちり満たしてます。またインフルエンサーも多数用意しており、共感、あこがれを促しています。
また購買を促すレシートマストバイキャンペーンやTwitterでの引用リツイートキャンペーンによるキャンペーン認知拡大も行っており、インパクトのある動画投稿での話題化と、購買、認知拡大と三方向すべてを網羅しています。
現在投稿数300程度ということで、このインセンティブに対してはもったいない気もする。内容も充実しているのでもっとTikTokerたちが食いつきそうですが、認知の問題なのでしょうか。
しかし日本の食品がアメリカでも愛されているというのは誇らしいものです。
スマートフォンキャプチャ
![ハイチュウ|レッツハイチュウ|森永製菓株式会社](https://n2p.co.jp/wp-content/uploads/2023/09/2f903b439dfd99efb9749458c18522a7-700x409.png)
![ハイチュウ|レッツハイチュウ|森永製菓株式会社](https://n2p.co.jp/wp-content/uploads/2023/09/cbe80ca4a980abd151a72c6ca11c7ecf.png)
【動画で解説!】ハイチュウ|レッツハイチュウ|森永製菓株式会社
体調あるあるフィギュア展
![体調あるあるフィギュア展](https://n2p.co.jp/wp-content/uploads/2023/09/6aa567b7f95b489c0951ed0f940e51e4-700x403.png)
キャンペーン概要 | 体調あるあるエピソードを入力するとAiによって体調あるあるフィギュアにしてくれる |
インセンティブ | 豪華商品、イラストのフィギュア |
使用 SNS | WEB、Twitter |
キャンペーンのポイント
【自分で考えたシチュエーションがフィギュアに!】
自分にあった人物を選んでシチュエーションとトーンを決めて画像生成すると、それに沿ったフィギュアというかイラストが生成されてTwitterに投稿すると応募完了となるもの。判定はAIで行っているため、うまく行かない場合がございますと書かれているようにChatGPTのイメージジェネレイターを使っているのでしょうか。
まずは人物を選び、それに合わせたエピソードを選びます。このエピソードもおそらくはChatGPTで生成したものを並べているような日本語感です。とはいえリアルタイムで生成させているわけではなさそう。そしてシチュエーションを選んで生成すると、フィギュアっぽい画像が生成されます。なんか違和感がある感じが現在のAIイラストっぽいですよね。さらにTwitterに投稿されたものの中から素敵な作品にこのフィギュアをリアルで作ってくれるそう。
【ChatGPT×キャンペーンの展望】
ChatGPTのイメージジェネレイターはきちんとプロンプトを書いてあげれば変な画像は出せなくなり結構優秀なのですが、ジェネレイトするたびにお金がかかるため、決められた予算内ってのが難しいのが現状です。
まだまだ若干気持ち悪い部分もありますが、かなり本格的にデジタルプロモーションにも利用可能になってまいりました。とはいえデジタルコンテンツ作りにおいてAIがサポートするってのは当たり前になってきているので、使い込んで提案をパワーアップさせましょう。
関連記事:ChatGPT(OpenAI)を活用したキャンペーンの動向を探る!導入時の懸念点とは?
スマートフォンキャプチャ
![体調あるあるフィギュア展](https://n2p.co.jp/wp-content/uploads/2023/09/95db6a4dcac79f6f1ae948b78b897ade.png)
![体調あるあるフィギュア展](https://n2p.co.jp/wp-content/uploads/2023/09/9940304e9bf4548ba2113929ee29f912.png)
【動画で解説!】体調あるあるフィギュア展
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