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担当している案件が炎上した際に鎮火させるたったひとつの方法

みんな炎上してる!?
弊社ではあまり扱ってないアプリ開発の方々から今炎上中なんで…なんて話を最近良く耳にします。
さすがにWEB制作系じゃ減ってきたけど、新しい分野で案件が多くなっている系統はごろごろ炎上しているようですね。
そんな案件炎上をいくつも鎮火させてきた我々がアドバイス

炎上した際に鎮火させるには「ウソをつかない」こと

あ、これ炎上するな、ってタイミングありますよね?
ベストはその際に

  • なぜスケジュールが厳しいのか – 原因
  • どうすると軟着陸するのか – 解決策
  • その原因を二度としないようにする – 予防策

という三点をウソを付かず報告すること
しかし、たいていは気づいたら火の海に立ち尽くしていることがほとんど。
その際にも原因と軟着陸への道筋を早めに提出し
実現可能性が高い軟着陸方向へと、クライアントとともに動き出す必要があります。

なぜ炎上するのかは、スコープミスか技術的に出来ると思ってたらできなった時

スコープとは、そのプロジェクトが提供する“成果物”およびそれを創出するために必要な“作業”を指す。すなわち、「プロジェクトの範囲」のことである。
“成果物”は、最終製品・サービスや中間製品・構成要素だけなく、仕様書・設計書・計画書などを含み、プロジェクト計画(スコープ定義)の段階においては、成果物の機能や特徴――すなわち成果物に関する要求事項として示される。
“作業”は、プロジェクトの目標を達成するために必要な作業のすべてで、製品・サービスの創出に直接関係する作業だけではなく、計画・設計や調達、進ちょく確認、会議、報告書作成などプロジェクトマネジメントに関する作業を含み、プロジェクト完成に要する作業量の規模を表す。

スコープミスパターン

もうプロジェクトの最初のほうがから罠がある場合。
炎上の大半はこれにあたる。
何が着地で、その着地に対してどのような作業があるのか、プロジェクトマネージャー及びディレクターが把握できないままプロジェクトが続行し、
最終的には炎上に至る。
クライアントのせいにしたくもなるが、不明なママ進めた、もしくは「わからないままではできません!」と突っぱねなかったことが悪いですね。

技術的に出来ると思ってたら出来なかったパターン

コレも意外とある。
ディレクターがこういうふうにやっておいて、と構成を出した際に
制作側が「あーわかりました出来ると思います」なんてカンタンに返して放置。
後に実際やってみたら「できない」もしくは「これを実装するには時間がかかります」なんて言い出しちゃうパターン。
▶あやまる
▶逃げ出す
▶制作をぶん殴る
なんて選択肢が頭によぎることもあるかもしれないが、冷静に何が原因か、をまずは判断しよう。実現可能性を誤ったディレクターの判断ミスです。

炎上した際に一度ウソをつくと泥沼へ

実際に可能かどうかわからないまま、「明日にはできます!」なんて言ってしまった日には泥沼へレッツゴー。
既に炎上してるんだから、金輪際クライアントからは仕事来ないくらいは覚悟を決めて、
現状で一番美しく軟着陸することを思考することが大切です。
思考を止めた時点で行くとこまで行くのが決定してしまう。
寝ないで作業すりゃ解決するのなら、それはいいことだけど、たいていはそうはいかない。
一番怖いことは
原因がわからないまま、とりあえず目の前の作業に没頭してしまうこと。
まずは原因を見つけ出し、予防策と解決策をきちんと早く伝えることが重要です。
でもたいていの原因はヒューマンエラー!報告しづらいですよね…

この記事を書いた人

村上 烈

株式会社NONAME Produce代表取締役。2006年8月、早稲田大学在学中に同社を設立。デジタルキャンペーン黎明期から18年以上にわたり、第一線でデジタルディレクターとして活躍。 キャンペーンコミュニケーション設計・戦略を武器とし、SNSの各種プラットフォーム(X〈旧Twitter〉、Instagram、TikTokなど)と連動したキャンペーンの企画・制作を手掛ける。 2020年からはYouTubeにて、SNSキャンペーンの手法や最新トレンドを解説する動画を1000本以上投稿。APIを活用したウェブ技術とクリエイティブデザインを組み合わせた手法を強みとし、その独自の知識と経験を基に、現在では「WEBキャンペーンシステム Aha!」「Xキャンペーン支援ツール BirdCall」「Instagramキャンペーンシステム ImStar」などの自社サービスの設計・統括を行う。

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