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【広報担当者必見!】ハッシュタグを使ったキャンペーン成功事例4選
更新日:2024.11.07 (公開日:2020/08/11)
ここ数年でスマートフォンが広く普及していると同時にSNSの利用者数も増加しています。X(Twitter)の利用者数は2018年10月時点で4500万人、instagramの利用者数は2019年3月時点で3300万人となっています。
SNSでは様々なキャンペーンがありますが、本記事ではハッシュタグキャンペーンを使ったキャンペーンのメリットや事例を紹介します。
ハッシュタグキャンペーンとは
ハッシュタグキャンペーンとは、キャンペーンに特定のハッシュタグをつけてSNSに投稿することを指します。
ハッシュタグキャンペーンには種類が存在し、一番有名なものが「フォロー&リツイートキャンペーン」です。
このキャンペーンは、アンケートやスピードくじ型のキャンペーンと異なり、ユーザーが自分のSNSアカウントから投稿することで参加できるキャンペーンです。
また、「マストバイキャンペーン」というものも存在し、商品購入やイベント参加など何かしらの体験をしたユーザーが写真投稿と一緒に指定のハッシュタグをつけて投稿することで、抽選で賞品が当たるなどのキャンペーンを展開する手法です。
消費者は商品を購入する動機付けとなり、投稿されたハッシュタグキャンペーンにより、多くのフォロワーに商品を知ってもらうきっかけになります。
ハッシュタグキャンペーンのメリット
1.親和性の高いユーザーにアプローチしやすい
SNSユーザーは投稿をする際、複数のハッシュタグを付ける傾向があり、キャンペーンタグだけでなく、商品名のタグなどの関連ハッシュタグをつけた投稿からは、キャンペーン参加者以外の親和性の高いユーザーの流入を獲得することが可能です。
また、instagramはハッシュタグごとに「人気投稿」と「最新投稿」に分かれています。たくさんのユーザーに投稿してもらうことで、最新投稿へ並ぶだけでなく、企業が狙っているハッシュタグの人気投稿へランクインすることもありえます。人気投稿に並ぶと、該当キーワードで検索したユーザーへ数か月後にも投稿を見てもらうことができ、よりアプローチを行いやすくなるのです。
2.口コミの集積、活用
ハッシュタグがキーワードの役割を果たし、SNS上に投稿してあるものを整理するることができます。
検索すると「人気の投稿」順に並べることができるので、ユーザーに検索した商品を口コミと共にカタログのように見せることができます。
また、ハッシュタグによって集められたキャンペーンは自社サイトやプロモーションで活用することができます。
X(Twitter)やInstagramから公式に提供されている投稿の埋め込み機能を利用し、商品やサービスに関する口コミをサイトに埋め込む方法が主流です。
そのほかにも特設ページにイベントの様子を掲載すればイベントの盛り上がりや内容の可視化を図ることができ、ユーザーを呼び込みやすくなります。
しかし、投稿のプロモーション活用に関しては、キャンペーンの規約に記載して必ず同意してもらう必要があります。
広告なのか紙媒体へ利用するのかの明記をし、画像のダウンロードが必要な場合は必ず確認をし、ユーザーに許可を取るようにしましょう。
3.費用削減
ハッシュタグキャンペーンは無料で行うことができます。またX(Twitter)であれば二次拡散の期待ができ、キャンペーンの企画労力や費用以上に効果が期待できます。instagramは複数ハッシュタグをつける文化があるので関連ハッシュタグからの効果も期待できます。
ハッシュタグキャンペーン事例
電車ジャック広告のコピー募集
X(Twitter)でメンソレータム公式アカウントをフォローし、ハッシュタグ「#雪国環奈のコピー書いてみた」で広告ビジュアルに載せるコピーをツイートすることで応募できます。
選考等により採用者を決定し、採用者10名にはポスター(非売品)、内1名には橋本環奈さん直筆サイン入ポスターがプレゼントされます。また、抽選で50名にメンソレータムメルティクリームリップがプレゼントされます。
電車ジャック広告のコピーを募集するのは斬新なアイデアで、普段関われない部分に自分のコピーが掲載されるかもしれないという応募者もワクワクできるキャンペーンです。
アサヒ飲料
X(Twitter)でアサヒ飲料公式アカウントをフォローし、ハッシュタグ「#はたらきかた何からかえる」をつけて身近な「はたらきかたかえる」アイデアをツイートすることで応募できます。
当選すると、1000名に「”飲み物かえる”本田翼のオリジナルステッカー」と「はたらくアタマにシリーズ」 5本セットがプレゼントされます。
これはアイデアを一緒にツイートすることが条件なので、双方にメリットのあるとてもユニークなキャンペーンです。
天気の子とローソンのコラボキャンペーン
X(Twitter)でローソン公式アカウントをフォローし、対象ツイートのボタンを押して投稿するか、ハッシュタグ「 #天気の子 」「 #空飛ぶからあげクン 」をつけてツイートすることで応募できます。
抽選で1名に「世界に一つだけの」オリジナルTシャツがプレゼントされます。
これはハッシュタグをつけてツイートするだけなので、手軽に応募することができます。また、世界に1つという言葉が素敵です。
クオカードがもらえるキャンペーン
X(Twitter)でJAF公式アカウントをフォローし、「思い出スポット」とハッシュタグ「#平成最後の春ドライブ」「#思い出スポット」をつけてツイートすることで応募できます。
抽選で10名に、QUOカード3000円分がプレゼントされます。
このハッシュタグを検索してみると、応募者が撮影した絶景写真や思い出と共にツイートされる各地の写真にとても癒される、全国の地域情報を発信するこのアカウントならではの面白く楽しいキャンペーンです。
カメラが貰えるキャンペーン
Instagramでcanonの公式アカウントをフォローし、「#canon秋2019」をつけて秋の写真を投稿することで応募できます。
抽選で3名にインスタントカメラプリンターがプレゼントされます。
自社の商品とうまく絡めているキャンペーンで計5000件以上ものハッシュタグのついた投稿がされました。
まとめ
近年でのSNS利用者数からしてハッシュタグキャンペーンはこれからも伸びを見せていくと思います。
利用開始までのハードルが低いだけでなく、コスト削減になるなど様々なメリットが存在します。
上手に使えば有料広告以上の効果も発揮し、話題にもなるので是非、有効活用してマーケティングに役立ててみてください。