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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2023/03/16-03/22
更新日:2023.05.10 (公開日:2023/04/17)
キャンペーンサイト制作を得意とする我々が、他社のキャンペーンを見て企画と制作でどこがタメになるか、最近のトレンドはなにかを収集・分析していきます。WEB担当者がどのようなキャンペーンを行うか調べたいときに活用していただければ幸いです。2023年3月3週は5個!
毎ドラ部 AIイラストメーカー | ジョージア
キャンペーン概要 | AIによって日常の写真をイラストに変換し、シェアすると写真がプリントされたオリジナルグッズがもらえる。 |
インセンティブ | 写真がプリントされたオリジナルグッズ、ジョージア製品12本詰め合わせ |
使用SNS |
キャンペーンのポイント
【AIの話題性を活用!】
ChatGPTで今とても注目されているAI分野ですが、その応用の一つに画像の加工があります。このキャンペーンでは、自分の写真をイラスト風にしてくれるという体験でユーザーを惹きつけています。
【投稿された写真を使ってさらに面白い体験】
このキャンペーンは写真を投稿してもらうだけでは終わりません。投稿された画像のいいねの総数が多い都道府県のランキングが見れるようになっていたり、Webサイトから見ることができる「みんなの聖地」を共有することで参加できるキャンペーンを開催したりすることでさらに企画を盛り上げています。
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【動画で解説】毎ドラ部 AIイラストメーカー | ジョージア
SHOCKER’S MOSBURGER JACK | モスバーガー公式サイト
キャンペーン概要 | 東京都内のモスバーガー2店舗に現れたSHOCKER下級構成員を見つけて写真を撮り指定ハッシュタグで写真投稿すると応募完了。その他マストバイキャンペーンも。 |
インセンティブ | 限定コラボジャケット、キャップ |
使用SNS |
キャンペーンのポイント
【秘密結社SHOCKERによってモスバーガーが乗っ取られた!?】
Webサイトや店舗がSHOCKERに乗っ取られたような見た目に大変身しています。Webサイトは404から始まりサイトがハックされたようになっていて、そのあとに表示される特設サイトもモスバーガーとはかけ離れた、ファンをわくわくさせるものになっています。また、渋谷店限定でテーブルや椅子が黒いテープ覆われたり、モスバーガーロゴがSHOCKERエンブレムを貼り付けたものになっていたりしています。
【SNSへの投稿を促して認知拡大!】
店舗ジャックはキャンペーンがなくても写真共有したくなるような状況ですが、写真投稿にインセンティブを設けることでさらに動機付けしています。普段だったら投稿しない写真より、普段でも投稿するかもしれない写真を投稿するように促すキャンペーンのほうが、格段に参加率があがります。
関連記事|【Twitter運用の基礎】追うべき4つの数字と運営のコツがわかる!
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【動画で解説】SHOCKER’S MOSBURGER JACK | モスバーガー公式サイト
アニメ『667通のラブレター』公式サイト | リプトンミルクティー
キャンペーン概要 | リプトンミルクティーの味変更に対して寄せられたメッセージを用いたアニメを作成し、YouTubeで公開。 |
使用SNS | Web、YouTube |
キャンペーンのポイント
【ピンチをチャンスに捉える逆転の発想!】
リプトンミルクティーの味を変更したら来たたくさんのクレームをラブレターと捉えアニメを作っています。君の名はみたいなビジュアルで、とても凝ったアニメーションが作られているのが印象的ですね。ファンに対して真摯に対応しているところに好感が持てます。また、元の味に戻ったことを旧発売といって売り出しているのも自虐感があっても面白いです。
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【動画で解説】アニメ『667通のラブレター』公式サイト | リプトンミルクティー
アサヒ飲料公式Twitter 矢羽根パークでキーワードを探そう!キャンペーン|アサヒ飲料
キャンペーン概要 | メタバース内を探索してキーワードを集め、Twitterに投稿すると応募完了。 |
インセンティブ | 「三ツ矢サイダー」1ケース |
使用SNS |
キャンペーンのポイント
【メタバースの話題性を活用!】
このキャンペーンは近年注目度が上がってきているメタバースを活用したものです。メタバース、話題にはなっているけどまだ体験したことがないという人も多いのではないでしょうか。この事例では、誰でもスマートフォン1つあれば体験できるようにしてたくさんの人に参加してもらえる工夫がされています。ただ、今後の目新しさがなくなったメタバースがプロモーションに向いているかはまだ分かりません。このパークが発展していくかどうかで見分けがつきそうですね。
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【動画で解説】毎ドラ部 AIイラストメーカー | ジョージア
踊ってみたキャンペーン | キユーピー3分クッキング | キユーピー
キャンペーン概要 | お手本動画を参考に踊ってみた動画を撮影し、TikTokに投稿する。 |
インセンティブ | 選ばれた動画が番組オープニングで放映される。また、抽選でキューピー商品&グッズ詰め合わせセットもプレゼント。 |
使用SNS | TikTok |
キャンペーンのポイント
【TikTokを適切に活用!】
Twitterやinstagramが使われることのおおいSNSキャンペーンでは、キューピー3分クッキングはその有名な音楽を活用できるTikTokを選択。結果的に約100投稿、総再生数1000万回以上の大成功を収めています。
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【参加率を上げる様々な工夫!】
動画投稿はとても参加へのハードルが高いキャンペーンですが、この企画ではダンスチーム「アバンギャルディ」さんによるダンスの解説お手本動画があることや、インフルエンサーにPR動画を投稿してもらうことによって参加のハードルを下げています。また、番組のオープニングで放映してもらえるという承認欲求を満たすインセンティブも、踊ってみた系王道で大きな効果があります。
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