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キャンペーンやSNSの
"ためになる"情報を
執筆しています。
#情報をお持ちの方はご連絡ください|ワーナー ブラザース ジャパン合同会社
公開日:2025/09/19

キャンペーン概要 | 映画の期待・感想等を #情報をお持ちの方はご連絡ください をつけてSNSに投稿。 |
インセンティブ | キャストサイン入り劇場ポスター 2名様背筋先生サイン入り原作単行本 2名様⚫︎⚫︎登山グッズ詰め合わせ 1名様お祓いステッカー 34名様 |
使用SNS | X、Instagram |
キャンペーンのポイント
【世界観で感想投稿を促す!】
ワーナー・ブラザースが手掛ける映画「近畿地方のある場所について」の公開に合わせて、「目撃者募集」と銘打ったキャンペーンを展開しています。映画を観て、指定のハッシュタグをつけて感想投稿する形式ですが、映画を観た観客を「目撃者」として位置づけ、その「証言」をSNS上で募集するという、非常にうまい仕掛けになっています。
「感想を投稿してください」とお願いするのではなく、「あなたが見たものを証言してください」と呼びかけることで、ユーザーの心理をくすぐっていて、観客はただの「鑑賞者」から、物語の世界の謎に関わる「当事者」へと意識が変化していき「宣伝に協力してあげている」という感覚ではなく、「この恐怖体験を共有したい」「自分も謎解きの一員になりたい」という自発的な気持ちを促しています。
【やらされてる感のないUGC!】
キャンペーンサイトは、いつも見ているXのタイムライン風なのですが、表示されているUGCが文字化けしているエフェクトが面白く、怖さや気になる感が得られています。
エフェクトが掛かってはいますが、実際にXに投稿されているUGCで、ちゃんとリンクされています。収集した中で面白そうなものをエフェクト付きで表示させるようプログラムが組んであるのでしょう。
「やらされてる感」のないUGCを生み出させる方法として優れています。
ホラー映画というジャンルが持つ「怖さを誰かに話したくなる」という特性と、「目撃者」というコンセプトが見事に合致しており、当事者感を出す設計になっています。

