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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2022/01/15-01/21
更新日:2022.10.19 (公開日:2022/02/07)
キャンペーンサイト制作を得意とする我々が、他社のキャンペーンを見て企画と制作でどこがタメになるか、最近のトレンドはなにかを収集・分析していきます。WEB担当者がどのようなキャンペーンを行うか調べたいときに活用していただければ幸いです。 2022年1月第3週は5個!
リポビタン×鬼滅の刃 ド派Dに行くぜ!キャンペーン | 大正製薬
キャンペーン概要
内容:
期間限定コラボ商品に貼ってある応募シールに記載のシリアルナンバーを入力するとポイントを貯めることが可能。ポイントを消化して各種インセンティブに応募できる。
キャンペーン考察
発見ポイント:
リポビタンDのDを使って宇髄天元(うすいてんげん)のセリフ「こっからはド派手に行くぜ」をかけ合わせて、「ド派Dに行くぜ」となっていますね。限定コラボボトルがリポDとボックスとゼリーでたくさん出ています。コンビニに置いてあるのですが鬼滅の刃要素が強すぎて、なんの商品だったのかわからなくなるくらいのインパクト。
インセンティブも鬼滅コラボで、リポビタンDのような「すでに認知が高くてブランド価値向上」と「手に取るきっかけづくり」をしていかなければならない商品だと人気IPに全面的に乗っかって商品並べたほうが効果があるのでしょう。
キャンペーンとしては商品にシールが張ってありそこにシリアルがついていて、入力するとポイントゲット。そしてポイントに合わせて各コースに応募できるというマイレージ式のシリアルマストバイになっています。このようなキャンペーンだとインスタントウィンになっていることが多いのですが、こちらは後日抽選。
全シールオリジナルなのでQRコード入れて、読み込むとすでに14桁の数字が入った状態で送信できる形もあったと思うのですが、商品が小さすぎてQR入れたシールだと外れてしまうんですかね。
スマートフォンキャプチャ
リポビタン×鬼滅の刃 ド派Dに行くぜ!キャンペーン | 大正製薬 を考察する動画
Mr. CHEESECAKE St. Valentine’s Day BLACK / PINK
キャンペーン概要
内容:
BLACKかPINKどちらのフレーバーが好きかTwitterで投票やマストバイインスタントウィンなど新商品とバレンタインデイにちなんだデジタルプロモーション
キャンペーン考察
発見ポイント:
バレンタインデイということでお菓子業界がどんどんキャンペーンをやるわけですが、2022年はまん延防止等重点措置からぎりぎり逃れられるのでしょうか。やはり人と会う機会が少ないとバレンタインデイも盛り上がれなさそうです。
Mr.チーズケーキのバレンタインデイプロモということでデザインがシュッとしています。ブラックはゴシック体でピンクは明朝体と、強さと高貴さを表してますね。4つの贈り物というストーリーでまずはブラックカカオとピンクラズベリーが販売されますよ、どっちが食べてみたい?という投票を行っています。バレンタインデイにプレゼントというよりは女性側の食べたいアピールになるのでしょうか。
またブラックピンクにちなんだスイーツレシピがあったり、#シェアミスチキャンペーンも行っています。こちらはマストバイキャンペーンになっていて、ブラックかピンクを買った人から抽選でブラックかピンクがもらえる流れ。購入完了画面でインスタントウィンらしく、ECサイトにインスタントウィン機能が入っているってことなのでしょう。
そして戻ってPART4最後の仕掛けがグリーティングカードを生成することが可能で、こちらは常設コンテンツかと思われるSceneにバレンタインデイ限定デザインが追加されている模様。盛り沢山なバレンタインデイ商戦プロモーションでした
バレンタインデイでチョコをあげるというよりは自分に買ってあげるというカルチャーに変化している感じがしましたね。ご褒美チョコデイという軸が今後どんどん出ていくと思うので、自分へのギフトというストーリーとしてみてみると違った提案ができるのではないでしょうか。
スマートフォンキャプチャ
Mr. CHEESECAKE St. Valentine’s Day BLACK / PINK を考察する動画
警視庁 大震災時クルマ使わない宣言
キャンペーン概要
内容:
大震災時の交通規制クイズに答えると警視庁オリジナルグッズが抽選でもらえるキャンペーン。
キャンペーン考察
発見ポイント:
「震災時には車に乗らないほうが良いですよ」というアドバイスを啓蒙するためのデジタルプロモーション。東日本大震災発生後みんなが早く帰りたがった結果、大渋滞が発生して緊急車両が通れないという課題が生まれました。当時覚えているのは自身の日夜中に自転車で帰路についたのですが、夜中にも関わらず自動車は渋滞していてクラクションがなりまくりで世の中が苛立っているって感じました。ああいったことを二度と繰り返すまいということで警視庁が啓蒙しているわけですね。
東京防災は本のときも感じたのですが、ロゴとかデザインがかわいいんですよね。啓蒙コンテンツはどうしても思想が強くなるので、デザインや仕組みで柔らかくしてあげて参加しやすくする必要があります。
混雑すると緊急車両や物資の輸送が動けなくなるから、個人の車の使用を控えるという内容をアイコンなどを駆使して伝えつつ、大震災時の交通規制クイズを行っています。啓蒙×クイズキャンペーンは相性がいいのですが、認知や参加したくなるモチベーションづくりはインセンティブが大事。ピーポくんやキーホルダーはちょっと弱い気がするので、災害対策グッズなどにするとお互いにとってよかったと思います。
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「森永ビスケット×リラックマ」コラボキャンペーン|森永製菓株式会社
キャンペーン概要
内容:
パッケージを使ったガチャガチャARや空箱で工作ができる。また、レシートマストバイキャンペーンも行っている。
キャンペーン考察
発見ポイント:
パッケージをうまく使ったキャンペーンなのでしょうか。まずは空箱を使った工作で、空箱職人はるきるさんという方が監修していて、小学校の年代の人たちが楽しんで作れそうな工作になっています。この空箱職人はるきるさんを自分は知らなかったのですが、パルコやそごう美術館でお菓子の空箱をつかってとんでもない工作をしている人で、Twitterを見てみると非常に面白いのでぜひ見てみてください。
そしてがちゃがちゃARパッケージですが、COCOARというアプリを活用したARになってます。WEBAR全盛ですが、やはりガチャガチャなど少し難しいことをやろうとするとアプリを活用したほうが幅が広がるのでしょう。ガチャガチャは一日三回楽しめるそう。
そしてレシートマストバイの三段組キャンペーン。マストバイなどの購買キャンペーンに落とし込むために話題になり認知拡大できそうなARキャンペーンを全面に押し出して、レシートマストバイに着地させるキャンペーンは去年に引き続き2022年も王道になりそうですね。
結局クライアントは売上を上げたいわけで、売上をあげるには購買させたほうがいい、がキャンペーン認知されずマストバイキャンペーンが奮わないというのはよく聞く話なので、ARや別の認知拡大が必要になるわけです。あとマストバイは店頭告知大事。
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きょう誕生日なんです|フラワーギフト通販なら花キューピット
キャンペーン概要
内容:
Twitterにてフォロー&RTで誕生日当日に花束がもらえる。
キャンペーン考察
発見ポイント:
お花をあげる機会を作らなければならない花キューピッドさんは、誕生日という全人類が持ち合わせているお祝いきっかけをフックにお花をあげるシーンを作るというストーリーになってます。
「誕生日、結婚祝い、卒業式、大切な記念日のお祝いなど、様々な場面でお花がプレゼントされています。しかし、そういった思い出がまだない方もいらっしゃるのでは?と、ふと思ったのです。」ちょっとかなしいですが、特に男性は花を貰う機会が少なそうですし、会わないと祝うことも少ないので花を贈ろうということですね。
フォローしてリツイートすると友人に花束を送る権利がもらえる、などが通常だと思うのですが、フォローして自身の誕生日当日0〜10時にリツイートする形になってます。朝早くから自分で自分を祝うということですね。そうするとその場で抽選が走り当選DMが飛んできて、12時までに個人情報を記入。おそらくですが当日に花束を見繕ってくれて、誕生日のうちに届くということなんでしょうね。これで花束をもらうということが嬉しいものと思ってくれれば、その人が今度、友人の誕生日に花束をあげようと思えますもんね。
はずれると誕生日に花束をもらおうとしているのがバレつつ、花束もらえないという悲しい気持ちにもなりそうですが、やはり当選当日にプレゼントが届くスキームを作れるのはすごいことなので、花キューピッドさんの強みを伝えるという意味でよいキャンペーンです。
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