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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/10/2-10/8
更新日:2022.10.19 (公開日:2021/10/19)
キャンペーンサイト制作を得意とする我々が、他社のキャンペーンを見て企画と制作でどこがタメになるか、最近のトレンドはなにかを収集・分析していきます。WEB担当者がどのようなキャンペーンを行うか調べたいときに活用していただければ幸いです。 2021年10月第1週は5個!
うちの「カルピス」つくろう!キャンペーン!|アサヒ飲料
キャンペーン概要
内容:
対象商品AとBの中からそれぞれ1つずつ購入してレシートで応募するキャンペーンです。
キャンペーン考察
発見ポイント:
LINEで応募できるレシートキャペーンですが、カルピスオンリーではなく対象企業ごとに応募できるというかなり異色なレシートマストバイです。 アサヒのカルピスと同時に対象企業毎の商品を買ったレシートのみ受け付けるというもので、例えばフジだったらフジの牛乳と同時に買ったレシートのみ受け付けて、インセンティブはフジ側が出しています。
なのでキャンペーンを行う側としては、各企業に対して自社のラインでこういうことやるので、インセンティブ費だけ出しませんか?という提案をしているのでしょう。 ユーザー側としては普段よく行くスーパーなどでよく買うものがあって、例えばフジの牛乳を毎週買っているような家庭で、そういえばカルピスがこんな事やっていた、店頭ポップで見かけたという流れでカルピスも買おうかしら。となるのでしょう。
レシートは流石に別々に買ったものだとダメで、一緒に買ったレシートのみなのでハードルは高いけど、自社のLINE友だち数が多いという影響力を使ってレシートキャンペーンプラットフォームのような仕上げにしているのは新しいですね。
例えばゲームメディアなどでTwitterをやっていてフォロワーが多いならば、そこを軸にゲームコラボキャンペーンなどをやるのはありですね。そしてそれを行っていけばインセンティブやクリエイティブは支給してもらい、自社のアカウントはフォロワー数増えていくわけなので、セグメントされた影響力のある自社メディアを売るって考え方はアリですね。
スマートフォンキャプチャ
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inゼリー 拾秒充電で“全集中”キャンペーン
キャンペーン概要
内容:
TwitterでのフォローアンドリツイートキャンペーンとWEBフォーム応募のレシートキャンペーンを実施です。
キャンペーン考察
発見ポイント:
十秒充電で全集中、と集中とinゼリーは合いますから満を持してって感じはしますね。なのでスペシャルパッケージ販売ということなのですが、かなり親和性がありますよね。パッケージとして非常にかっこいい。これから頑張ろうってときに飲むことが多いので、気合が入ります。
キャンペーンの仕組みとしてはTwitterフォローアンドリツイートキャンペーンで認知拡大させてます。インセンティブが禰豆子の背負い箱型冷蔵庫という結構インパクトのある、実際に背負うことはないであろうもので、レア感高くていいですね。
そして、本命が購買促進のレシートマストバイ。最近のレシートキャンペーン王道といった組み合わせで、レシートキャンペーン単体だと気づかれずに終わってしまうことが多いので、Twitterで拡散させつつ、キャンペーンに気づいてもらい購買に落とし込むといった具合です。できればTwitterキャンペーンとの連動があったほうがどちらも参加してみたくなったかもしれません。例えばリツイートキャンペーンに参加していたらレシートキャンペーン当選確率2倍など、SNSと絡めたマストバイキャンペーンのほうが効果的ですね。
レシート応募がWEBフォームだとTwitterアカウントをもらう必要があり、間違えたなどのトラブルもありそうなので、TwitterのDMでできるレシートキャンペーンならばフォローアンドリツイートキャンペーンと連動がすぐできるのでおすすめです。
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『瑠東さんには敵いません!』1巻発売記念
キャンペーン概要
内容:
アカウントをフォローし、ARで二人の自撮りに素敵な背景を付けて、ハッシュタグ#瑠東さん1巻発売中 をつけて写真投稿するキャンペーンです。
キャンペーン考察
発見ポイント:
本のプロモーションって実際その本が売れるかどうかわからないから予算が付きづらいですよね。すでにある程度売れることが確定している作品ならまだしも、1巻目発売のプロモーションをするということは期待されているのかなと感じます。そこであまり予算をかけず、漫画ならそこまで難しくないデジタルプロモーションをご紹介します。
まず費用のかかるLP無し。投稿テキストだけだと伝わりきらないから画像でキャンペーン内容を入れることでLP代わりにしてます。 Twitterは少し前からサムネイルで縦長画像を表示できるようになりましたが、ここまで長いと16:9に切られてしまって、かつ真ん中だけが見えてしまうのでわかりづらくなってしまいますね。4:3までならサムネで全体表示。今回の情報量だと難しいので、タイムラインに出たときになにをやっているのかわかるようにしておくともっとわかりやすくなるかもしれません。
キャンペーンの仕組みはARフォトフレームでLESSARというシステムを活用しているのですが、このシステム一個までならAR無料でフォトフレーム作れてしまうのです。なにをもって一個までとするのかはわかりませんが、漫画なら絵という素材が合ってフォトフレーム作って写真を撮ってもらい、UGCで拡散話題にっていう流れがやりやすいと思うのです。
最終抽選でのハッシュタグ収集が検索だけだと一週間しか遡れないので、一ヶ月ある今キャンペーンでは無料でやるのは難しいかもしれません。しかし、二人を映えさせてくれた3名に抽選ということで、毎日ハッシュタグ写真を見ておもしろいのがあればピックします。そうすれば、収集ツールを使う必要もなく内部的人件費だけでARを活用したUGCキャンペーンが可能、という予算のない中で工夫されているキャンペーンです。
WEBARが当たり前になって予算がかかりそうなのはAR素材作成ですが、フォトフレームだけなら難しいことはないし、マンガならイラスト素材はあるだろうから、予算がないけど手弁当でTwitterプロモーションしたいという人にはおすすめです。
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あなたを絶対にスッキリさせる!“ヘルシー&スッキリ~”キャンペーン
キャンペーン概要
内容:
食物繊維たっぷりのきのこを販売するホクトのスッキリを軸にしたストーリー。Twitterでもやもやをつぶやいてスッキリしたら応募完了です。
キャンペーン考察
発見ポイント:
あなたを絶対スッキリさせる!ということできのこに含まれる食物繊維とローカロリーを謳うため、スッキリという言葉でパッケージにしてキャンペーンストーリーを作っています。鍋とかしゃぶしゃぶできのこたくさん食べた翌日はおなかスッキリってなりますよね。
そして、そのスッキリを直接的にダイエット方面でBMIを測らせるのか、Twitterにもやもやを投稿することで気分スッキリというUGCキャンペーンをするのか2軸で展開しています。
BMIは計算式がシステム的に入れられていてJSで表示させていますが、図ったら応募フォームから応募できるシンプルなもの。Twitterはモヤモヤエピソードを#きのこでスッキリをつけて投稿する大喜利キャンペーン。きのこ=スッキリできるってのをイメージつけさせるっていうやりたいことがはっきりしていて、それがしっかりストーリーとして伝わるのでわかりやすいですよね。
Twitterからの応募を押せばハッシュタグとURLも入っていて、このフォーマットならユーザーのタイムラインに出たときでもなにをやっているのかわかる形になっています。ただ参加者ツイートをリツイートばかりしていると、他のツイートが埋もれてしまいます。
商品特性とキャンペーンのストーリー軸がしっかり合っているので、すんなり入ってきますね。腸活とか流行りワードを出さずとも、何がいいのかがちゃんとわかり参加したくなる好例です。
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