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キャンペーンやSNSの
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執筆しています。

【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2020/2/20-2/26

キャンペーンサイト制作を得意とする我々が、他社のキャンペーンを見て、
企画と制作でどこかタメになるか、最近のトレンドはなにかを収集・分析していきます。
WEB担当者がどのようなキャンペーンを行うか調べたいときに活用していただければ幸いです。
2021年2月第4週は5個!

マクドナルド 答えのない道徳の問題 みんなで!どう解く?

マクドナルド 答えのない道徳の問題 みんなで!どう解く?

キャンペーン概要

内容:

答えのない問題に挑戦しサイトから回答、もしくは#みんなでどう解くすきをつけてTwitterに投稿するとハッピーセットの本に掲載される

キャンペーン考察

発見ポイント:

ポプラ社から発売されている答えのない道徳の問題 どう解く?というホントのコラボ企画で、子どもたちに考えるきっかけを与え「生きるチカラ」を伸ばす支援のためのキャンペーン。「楽しいから始まる学び」をコンセプトに、何かを「知る」きっかけとなるような記事や動画を毎日発信している東大クイズ王・伊沢さんが運営するQuizKnockをインフルエンサーにかかげ、マクドナルドの賞品に触れることなく問いに答えさせるというもの。
昔からよく聞くようにマクドナルドの戦略は、子供の味覚にマクドナルドの味を記憶させることである。 大人になってもマクドナルドの味が忘れられないようにして、一生マクドナルドがついてくるようにする。なのでファミリーを強く意識したプロモーションが多く、ハッピーセットでのおもちゃをつけたり、子供が単純に楽しめるものと言うのは親がらくできるという親子のメリットがあるが、このキャンペーンでは子供が楽しむと言うものではない。子供が夢中になるというよりは子供の成長を親と一緒に考えることができる、子供の興味関心の幅を広げられるもので親子ともに成長できるものになっている。健康面で見たら若干ネガティブというイメージを超えるために、商品を全く売り込まない、本当に役に立つものは今子供の未来投資という考えが伝わってくる。

   

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応

【マクドナルド 答えのない道徳の問題 みんなで!どう解く?】を考察する動画

春の「クルマの点検はロータス」キャンペーン

春の「クルマの点検はロータス」キャンペーン

キャンペーン概要

内容:

ロータスクラブサウンドロゴの決定を記念して、2月はTwitterで面白いと思ったCM動画をリツイートする投票キャンペーン、3月はInstagramであなたの地元の自慢写真投稿キャンペーンを開催

キャンペーン考察

発見ポイント:

以前デジタルプロモーションラボでも取り上げさせていただいた、ロータスサウンドロゴ投票CP、4つのサウンドロゴを聞き該当投稿で気に入ったサウンドロゴの投稿をリツイートさせてサウンドロゴを決定してしまおうという珍しいキャンペーンをやっていたが、それの続編である。サウンドロゴは決まったらしくそのサウンドロゴを使ったCMが完成したので、それもまた投票させてしまおうという企画。サウンドロゴが結構あたったのか、同様のスキームであるが、今回はどちらのCMを流すかみたいなものではなく、単純に「どっちが面白い?」という問いかけになっているようだ。サウンドロゴからストーリーが続いていて、サウンドロゴを選んだ人からすれば気になってしまうキャンペーン。
3月のInstagramキャンペーンがちょっといただけなく、公式アカウントをフォローしてあなたの地元の自慢の写真に「#クルマの点検はロータス」をつけて投稿、応募はユーザーが投稿したものが、地元の写真がアップされてなぜか#クルマの点検はロータスがついている、という不思議な投稿になってしまうわけである。これでは投稿した画像を見た人がキャンペーンを理解できないし、自分もやってみようとはならず、せめて#私の地元自慢をつけさせるなり、投稿が独り歩きした際にでも理解できるようになっていないと広がっていかないのではないだろうか。

  

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応

  

【春の「クルマの点検はロータス」キャンペーン】を考察する動画

「#あなたの好きを伝えよう」キャンペーン 2.5ジゲン

「#あなたの好きを伝えよう」キャンペーン 2.5ジゲン

キャンペーン概要

内容:

皆さまのメッセージを1冊のアルバムにして瀬戸啓太さんへお届けし、その“お返し”として、瀬戸さんが皆さまへ宛てた手紙やコメント動画などを受け取ることができる

  

キャンペーン考察

内容としてはメッセージやお花を送ることで2.5ジゲンのタレントさんから直筆メッセージやお礼ムービーが届くというもので、その中にもプランがありメッセージの文字数上限があったりお花の有無が選び、それに応じたお金を払うことでプレゼントできるというもの。単純にファンクラブの集金で、これをキャンペーンと言い切ってしまう豪腕に脱帽。ファンレターやSNSなど従来では分かりにくかった俳優のリアクションをお届けることで、ファンと俳優が相互に思いを伝えられる場をご提供。とあるのだが、お金払ってるのだから握手だってするし直筆メッセージもお礼ムービーも個人宛ではなくデジタルだから量産でき、ファン向け集金システムとしてなかなかな内容である。注意書きには「※収益は一定の割合で瀬戸さんの所属事務所に還元します。舞台俳優への新たな支援の方法をご提案します。」と書かれており、新たな支援方法と言ってしまうあたりも豪腕である。

  

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応

【「#あなたの好きを伝えよう」キャンペーン 2.5ジゲン】を考察する動画

  

ウイスターミックスロール地球一周達成記念 #アテチャレ Twitterキャンペーン | クラフトタウン

ウイスターミックスロール地球一周達成記念 #アテチャレ Twitterキャンペーン | クラフトタウン

キャンペーン概要

内容:

ウイスターミックスロールトッピンシュガーをタテに積めた数を当てた方の中から抽選で1名様に、積めた数のウイスターミックスロールトッピンシュガー玉をプレゼント

キャンペーン考察

発見ポイント:

タイトルにインパクトがある。地球一周達成と言われると「どーゆーこと?」となってアテンションにつながる。ウィンターミックスという毛糸のシリーズで出荷メートルが4万キロ、地球一周分となっており、インパクトのあるワードをチョイスしているのは非常に参考になるなと。ちなみにメタタグでは世界一周になっており、こっちのほうがインパクトあると思うのだが、間違った表現になってしまうから地球一周に変更したと言うことなのだろうか。
#アテチャレ と言うのがこの商品特有のハッシュタグになっており出される“お題”を「当てるチャレンジ」のことらしいのだが、結構前からこのアテチャレをやっており、アテチャレ=ウィンターミックスと言うところまで持っていくのは大変だけど続けるのは大事である。お題は毛糸だまを縦に何玉積めるか、など当てるというか予想するというか、な内容をツイートしてもらうもので、解答発表にYoutubeを使うなど自社内でできる工夫を色々しており、難しい仕組みなどがなくとも出す側も含めて楽しめるものになっている。

  

スマートフォンでの特徴

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【ウイスターミックスロール地球一周達成記念 #アテチャレ Twitterキャンペーン | クラフトタウン】を考察する動画

 

  

#IRRESISTIBLEisME ジバンシイ

#IRRESISTIBLEisME ジバンシイ

キャンペーン概要

内容:

最長15秒間のショートビデオであなたのベストなダンスパフォーマンスをInstagramおよび/またはTik Tokフィードでシェア
選抜された3名の受賞者が、2021年6月より公開予定の新しいイレジスティブル キャンペーンに参加する権利を獲得

キャンペーン考察

発見ポイント:

動画投稿キャンペーンでTikTokも入れているのが珍しい。TikTokはハッシュタグ收集などができないため審査をする際にハッシュタグ検索かけて目視で見ていく必要があるが、CM審査もあるだろうから全部見るだろうってことでOKとしているのだろう。動画投稿は踊ってみるなどが多く、ハードルが高めだが、すする動画なので音が良いってのがあるから参加しやすく、Youtuberや芸人さんなどは食いつきそうだし、子供も食べれるから子供自慢動画アップもできると老若男女幅広くて、TikTokを入れた理由も頷ける。
インセンティブが面白く、投稿動画がCMに使われるという自己顕示欲を満たす系なのをTOPに据え置きつつも、サブ賞品として丸亀製麺1日社長になれる権利や食いっぷり肖像画などユニークなものがある。1日社長になれる権利はどこまでの権限をいただけるのだろうか。丸亀製麺の社長なんてめちゃくちゃ激務だろうからなりたくないが、見てみたいという気持ちはある。
あと一点気になったのは総額5,000円引きクーポンインセンティブがTwitterとTikTokで応募を頂いた方のみ対象になっており、InstagramのDMでクーポンを送ってはいけないような規約に変わったのだろうか?

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応

【#IRRESISTIBLEisME ジバンシイ】を考察する動画