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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2020/1/30-2/5
更新日:2024.11.07 (公開日:2021/02/08)
キャンペーンサイト制作を得意とする我々が、他社のキャンペーンを見て、
企画と制作でどこかタメになるか、最近のトレンドはなにかを収集・分析していきます。
WEB担当者がどのようなキャンペーンを行うか調べたいときに活用していただければ幸いです。
2021年2月第1週は7個!
フォローもリツートもいらん!空気清浄機が当たるキャンペーン
キャンペーン概要
内容:
家にあるSHARPの空気清浄機の写真と一緒にキャンペーンツイートにリプライすると、抽選で5名様に「小さな空気清浄機」2台をプレゼント。
キャンペーン考察
発見ポイント:
どこもかしこもTwitterフォローアンドリツイートキャンペーンを行っている中、「フォローもRTもいらん!」 と投稿の冒頭で言い切ってしまえるのはシャープアカウントならでは。逆張りのキャンペーンでリツイートしてもらうことで拡散はされるが、毎度やっていると同じような懸賞アカウントが参加しているだけで変化がなく、本当のファンからの声みたいのが聞きづらくなるということなのだろう。潔く黙々とリプライを送ってもらうキャンペーン。7600のリプライがついており、アンケートキャンペーンとしても十分な数字で、なんだかんだ6000以上リツイートされているので拡散がないわけでもない。キャンペーン参加自動BOTを逃れつつ、ユーザーの声も聞けて、拡散もしてて一石何丁も取れてるプロモーション。
【フォローもリツートもいらん!空気清浄機が当たるキャンペーン】を考察する動画
最高の一枚でラーメン券をGET!ゲーム画像投稿キャンペーン
最高の一枚でラーメン券をGET!ゲーム画像投稿キャンペーン
キャンペーン概要
内容:
期間中、Twitterで@tricolVRアカウントをフォローし、ハッシュタグ#カウンターファイト一蘭をつけて「カウンターファイト 一蘭」のゲームプレイ画像・動画を投稿。
後日、抽選方法をTwitterのダイレクトメッセージにて送付。
キャンペーン考察
発見ポイント:
もともとCounter Fightっていうラーメン屋の労働をVRで体験できるという、スープ作って麺ユギリして餃子焼いてみたいなことができたり、泥棒がやってきたから海苔を投げつけて撃退したりと、不思議ゲームが有るが、それのガワを一蘭にしたというVRゲームのプロモーション。ゲーム自体も一蘭のプロモーション
ゲーム会社側が発売を記念してGifteeを利用したTwitterインスタントウィンを行っている他、ゲームプレイの画像動画を投稿させていて、VRゲームの動画や画像をキャプチャするってハードルが高そうだが、最近のVRゴーグルにはそういった機能が最初からついているのだろうか。とにかく#カウンターファイト一蘭を見ると麺茹でから盛り付け提供デシャップと結構リアルな動きで一蘭の世界を表現している。キャプチャのハードルが高いのか、今なら動画画像投稿すれば全員に当たる状態だから、1500円のゲーム買って一蘭のラーメンと替え玉が必ずもらえる。
スマートフォンでの特徴
レスポンシブ対応
【最高の一枚でラーメン券をGET!ゲーム画像投稿キャンペーン】を考察する動画
お家でナポリタンキャンペーン
キャンペーン概要
内容:
期間中、キャンペーンサイト、もしくははがきにて、対象商品を含む500円(税込)以上のお買い上げレシート1枚につき一口としてご応募。
キャンペーン考察
キャンペーンの仕組みとしては一般的なレシート応募キャンペーンでマストバイキャンペーンだが、インセンティブが今どきで平野レミさんのオンライン料理教室が20名限定で開かれるというもの。「芸能人と話せる!」のようなインセンティブは増えたけど、教えてもらえる、一緒に料理ができるというのはまだ少ないかもしれない。一緒に料理をしたり会話できる双方向コミュニケーションにしてしまうと人が増えると対応が難しくなるから当選者を増やすことが難しいというのがあるが、このキャンペーンでは双方向コミュニケーションをしている姿を閲覧できる権利もインセンティブにしているので、ライブコンテンツとして一方通行コミュニケーションも行えており、この分け方をすれば当選者数名と閲覧多数などできるので、素晴らしい。ただ当選者一名など少なすぎると閲覧者が感情移入しづらくなるため複数名がいて、自分が投影できる人を探せるようにしたほうが閲覧のみの人も楽しめる。
スマートフォンでの特徴
レスポンシブ対応
【お家でナポリタンキャンペーン】を考察する動画
ジムビームハイボールと!私の#自由時間はこれ!キャンペーン
ジムビームハイボールと!私の#自由時間はこれ!キャンペーン
キャンペーン概要
内容:
Twitterにて、指定のハッシュタグ「#自由時間」「#ジムビーム」のついた投稿をリツイートし、ご応募いただくと抽選で10,000名様に「ジムビームハイボール缶 350ml 1本」が当たる。
キャンペーン考察
発見ポイント:
リモートワークのおかげで帰宅後の楽しみ、や夜のお供にという感じではなくなってきたお酒業界。リモートワークだとある程度時間は自由に扱えるし、成果さえきちんと上げていれば平日遊んでようが土日働いてようが問題ないということで、お酒を飲む=自由時間として二時間映画などを見たりするお供にジムビームをどうぞという流れになっている。仕組みはTwitterフォローアンドリツイート+ハッシュタグ投稿で口コミしてくれたら当選確率倍になるもの。ハッシュタグ投稿にメンションを入れているということは余すことなく収集している証拠、なので単なる拡散だけじゃなくてマーケティングデータとして使っているのだろう。
しかし二時間映画を見るお供にジムビームは最高なのだが、二時間後に映画は終わっているが血中アルコール濃度は残っているので、そのあと仕事ができないから自由時間を伸ばさざるを得なくなる。
スマートフォンでの特徴
レスポンシブ対応
【ジムビームハイボールと!私の#自由時間はこれ!キャンペーン】を考察する動画
笑顔咲く!ハッピーをシェアする日 フォトコンテスト
キャンペーン概要
内容:
コンテスト期間中に、「ポッキーや花で気持ちを伝えたエピソード写真」を指定ハッシュタグをつけて投稿し、「いいね数」の多い方から選抜し、内容を当社で審査したうえで当選者を選定。
キャンペーン考察
発見ポイント:
バレンタインは思いを伝える日ということで、ポッキーに花を添えて写真を撮ってもらいInstagramのいいね数を競わせるというもの。こういった共感を得てほしいそれぞれのストーリーが乗るような写真に数字を付けて競わせるのは非常に珍しい。ただ裏で別キャンペーンとしてポッキーの裏パッケージを2つ重ねるとハートになるというハートポッキーを写真投稿、ユーザーにコンテンツを生み出してもらう、参加ハードルの低いUGCキャンペーンが走っていて、それと同じだと意味がないというところでコンテストなのだろうか。
ハートポッキー部分は被っているが花を添えるが追加されており、同時期だからInstagramでDMが混同しないように別のキャンペーン用アカウントにてDMが送られてくる。また、CMで使われているコンセプト#ポッキー何本分話そうかな もハッシュタグに入れる必要があり、ハートポッキーも入れる、花は自由なラブレターも入れる、と随所にユーザーが混乱しそうな、裏キャンペーンに気を使った部分が垣間見え、非常にハードルが高くなっている。それぞれ別の代理店が入っており、途中で被っているのが発覚し、立場的に弱い一方が企画をおられる形で変な方向に行ったと予想。
スマートフォンでの特徴
レスポンシブ対応
【笑顔咲く!ハッピーをシェアする日 フォトコンテスト】を考察する動画
ありがとうで つながろう。リモートチョコ
ありがとうで つながろう。リモートチョコ
キャンペーン概要
内容:
対象商品の♥マークをカメラで読み取ると、ハートポッキー・ハートカプリコが出てくる。
ハートポッキー・ハートカプリコに大切な人へのメッセージを書きこんであなただけのスタンプをつくろう。
キャンペーン考察
発見ポイント:
少しARっぽくない使い方のWEBAR事例。スマホLPよりWEBARを起動させ商品パッケージのマークを読み込んだ人のみスタンプ作成ページへ遷移できるというもの。読み込めなかったとき用にJANコードでも遷移できるようになっており用意周到である。さすがにマークとそれぞれのJANコードは連動していないと思うので、個別のURLを返すわけではないため、AR読み込み後返ってくるURLを抜けば外出しできるものの、プレゼントが貰えるたぐいのキャンペーンじゃないためそこまでやる人はいないのではないだろうか。プチマストバイにもなっているのが特徴で、購買チェックは甘いがせっかくだから買って家でやってみようの背中押すものにはなるだろう。
AR、画像合成、画像ダウンロードとブラウザですべて完結していてユーザー遷移がすくなくわかりやすいためハードルが低い。また、生成されたハートポッキー・ハートカプリコメッセージ画像をリモートチョコと言い切るのもトレンド取り入れている。
スマートフォンでの特徴
レスポンシブ対応
【ありがとうで つながろう。リモートチョコ】を考察する動画
Mt.RAINIER×EVANGELION エヴァンゲリオングッズ プレゼントキャンペーン
Mt.RAINIER×EVANGELION エヴァンゲリオングッズ プレゼントキャンペーン
キャンペーン概要
内容:
期間中、対象商品を購入してシールに記載してあるQRコードをスマートフォンで読み込む、もしくはURL等からキャンペーンサイトにアクセスし、抽選に参加した方合計1,995名様にエヴァンゲリオン オリジナルグッズが当たる。
キャンペーン考察
発見ポイント:
「休憩して、発信!」というキャッチコピーからマウントレーニアは飲んでチルしてまったり休憩という売りでブランディングしており、エヴァンゲリオンはチル感がないことからあまりシナジーがない感じはずだが、それでもなお売れてしまうというIPなのだろう。
インセンティブもエヴァンゲリオンファンなら欲しがるロンギヌスの槍ストローとなっており、エヴァンゲリオンファンじゃない人から見たら、バカパクインセンティブに見えてしまうが、シリアルマストバイインスタントウィンでQRも個別URLで発行している予算意外とかかってる系案件だから、欲しい人はたくさんいるのだろう。好きな人から聞いたんだが1995名は、最初の放映年次 ストローも設定に沿っているらしい。
スマートフォンでの特徴
レスポンシブ対応