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キャンペーンやSNSの
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執筆しています。

【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2020/10/17-10/23

キャンペーンサイト制作を得意とする我々が、他社のキャンペーンを見て、
企画と制作でどこかタメになるか、最近のトレンドはなにかを収集・分析していきます。
WEB担当者がどのようなキャンペーンを行うか調べたいときに活用していただければ幸いです。
2020年10月第3週は7個!

#ガリバーバーグとくらべてみた フォロー&リツイートキャンペーン

#ガリバーバーグとくらべてみた フォロー&リツイートキャンペーン

キャンペーン概要

内容:

フォローアンドリツイートで500名様に500円分のお食事券が当たる。

キャンペーン考察

発見ポイント:

【大喜利したくなる】

たんなるフォロー&リツイートキャンペーンではあるが、ハッシュタグ大喜利が勝手に動き出しそうな形になっているのが好印象。びっくりドンキーといえばでかいハンバーグと観音開きの窓みたいになっているメニューがおなじまれている。300gのでっかいハンバーグですら食べ切れたことがあるか分からないが、それ以上の400gが今回満を持して登場。実際ハッシュタグ検索をかけると、まんまと比べて写真投稿をしている人たちがおり、店舗であると比べられないが、現状のテイクアウト需要だと家に持ち帰り、そこには比べられるものがあり、そこも見越してつけているハッシュタグだと思うと非常にうまい。

しかし、公式の投稿での比較対象が、サッカーボールと同じ重さはわかる。ボーリングの直径と同じサイズはすごそう。おてもとと同じ長さは長いのかもしれないが、軽そうである。

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応

【#ガリバーバーグとくらべてみた フォロー&リツイートキャンペーン】を考察する動画

 

カルビー「#バーベQあじって何味」キャンペーン

カルビー「#バーベQあじって何味」キャンペーン

キャンペーン概要

内容:

「バーベQあじを的確に表現した」投稿をTwitterで募集。
ハッシュタグ投稿の他にリツイートのみでも参加できる。

キャンペーン考察

発見ポイント:

【自社商品いじり】

 1974年に発売した『サッポロポテトバーベQあじ』「バーベQあじって、つまりは何味なんだろう?」というギモンを長年耳にしてきたそうだ。この永遠のギモンに本気で向き合い、多くの人が納得する、スッキリする答えを見つけるため、「バーベQあじを的確に表現した」投稿をTwitterで募集。46年間放置してきた問題にようやく着手すると行った壮大なキャンペーンである。46年間の答えはカルビーが出すわけではなく、ユーザーに委ねる形になっている。つまりは大喜利となっている。

今回のキャンペーンでは抽選の際に審査が入るので、Botのような人以外はみんな真剣に投稿している。その中で一個グッときたのが合ったので紹介。
「つい、ご飯が食べたくなるよーな味です❤😍

食べだしたら、とまらない💕

カッパえびせんもそーですが、やめられない、とまらない🎶ですね笑

子供も大人も、ついつい手が延びて、気づけばまた買いに行かずには、いられなくなりますね💕

食べだしたら、キリがない😋❤

じゃがりこ」

140文字の中で味の回答とカルビーの商品名とキャッチコピーを2つ打ち込んでいる。媚に媚びていて抽選する側なら当選させたくなる。

スマートフォンでの特徴

レスポンシブ対応

【カルビー「#バーベQあじって何味」キャンペーン】を考察する動画

冷凍男子 冷凍女子 総選挙2020

冷凍男子 冷凍女子 総選挙2020

キャンペーン概要

内容:

PR動画を見て投票で1,000円分のLINE Payが抽選で毎日50名様にその場で当たる。また、全動画を閲覧でのコンプリート賞やYouTube Live限定のプレゼント企画もあり、対象商品購入レシートをWEBにアップロード。または応募ハガキに貼付して応募すると、抽選で1,000名様に3,000円(定額小為替証書)プレゼント。

キャンペーン考察

発見ポイント:

【冷凍フェス】

LPパッと見だとあまりしらないメーカーが自社商品の販促企画やっているのではないかという感じであるが、よくよく見るとアイスや冷凍食品を出しているメーカーがこぞって集まっているフェスで大手から小規模まで参加しており、インセンティブ金額合計も700万近くある大きいキャンペーンである。冷凍食品フェスといって過言はないのではないだろうか。2つのキャンペーンが並走しており、一つがメーカー社員がイチ押しする商品を動画で撮っておりそれを見ることによって投票ができるようになっているという仕組み。動画を見終えないと投票できないため各社アピールもちゃんとユーザーに訴求することができ、動画を見たあとにアンケートにも答えなくてはいけなく、マーケデータも取っている。で、その後投票してもらうとユーザーからしたら若干ハードルは高く設定しているが、毎日50名様に1,000円分のLINE Payがインスタントウィンとなるとインセンティブでそのハードルは即飛び越えられてしまう。その他にも全動画を閲覧したら抽選で10万円など豪華である。すべて主催である日本アクセスという会社のログインシステムと紐付いており、ユーザーはLINEでログインすることで会員登録完了となり、ログインデータに基づき全動画閲覧などを制御しているという形。日本アクセスは調達・流通の会社でキャンペーンプラットフォームを活用し、様々な会社とタッチポイントができるフェスを開催しているのだろう。

もう1つはマストバイキャンペーンとなっており、レシートをWEBやはがきで送ることにより3000円が1000名に当たる。シンプルなレシートキャンペーンである。

さらにYouTube Live生配信も行い、生配信見た人しか応募できない現金キャンペーンもやっているなど、withコロナにも対応+人気Youtuberを据えることでインフルエンサーによる拡散も狙っているといろいろ盛り込んだ大掛かりなフェスになっているのではないだろうか。

スマートフォンでの特徴

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【冷凍男子 冷凍女子 総選挙2020】を考察する動画

#テイクアウトでちょいマック キャンペーン

#テイクアウトでちょいマック キャンペーン

キャンペーン概要

内容:

マクドナルド公式Twitterアカウント(@McDonaldsJapan)をフォローし、同アカウントから投稿されたキャンペーン対象のツイートに「#テイクアウトでちょいマック」をつけてリプライして自分が選ぶちょいマックを、回答する。

キャンペーン考察

発見ポイント:

【リプライ活用】

パッと見アレンジネタをテイクアウト需要でカンバセーショナルカードからハッシュタグ投稿させ抽選で何名に、のようなないわゆる大喜利系キャンペーンと思ったら、タイムライン投稿はさせず自身の投稿に対してリプライで投稿させる形になっている。なぜ世にあまたある他のTwitterキャンペーンはリプライ投稿にしていないかというと、リプライでの返答は投稿してくれた方のタイムラインに出ることはなく、拡散性やインプレッションが低くなってしまうため、ハッシュタグ投稿を促したり、リツイートを条件としてキャンペーンが設計されている。しかし死ぬほどTwitterキャンペーンをやっているマクドナルドのTwitterマーケティングチームがリプライを選択したということはなにか今後もしくは現在リプライが増えるとなんかしらのインプレッションが増えるように設計を変えてきているのかもしれない。もしくは自身のタイムラインにでてしまうというハードルすらさげたいということなのだろうか。

スマートフォンでの特徴

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【#テイクアウトでちょいマック キャンペーン】を考察する動画

動画を投稿して当てよう「#夢のタイ旅ゾウチャーン」

動画を投稿して当てよう「#夢のタイ旅ゾウチャーン」

キャンペーン概要

内容:

タイ国政府観光公式Twitterアカウント、Instagramアカウント、またはFacebookアカウントをフォローし、STAMPさんがアレンジした「ぞうさん」を活用した動画を投稿。最優秀賞に選ばれた方に、ペアで行くタイ バンコク+カンチャナブリー4泊5日パッケージツアーが当たる。

キャンペーン考察

発見ポイント:

【過去バズったスキーム】

タイの人気シンガーソングライターのSTAMPさんが歌う童謡「ぞうさん」をフリー素材としてなんかしら動画を作りSNSに投稿することで参加になるキャンペーン。星野源さんがInstagramに投稿した「うちで踊ろう」と同じ感じなのだろうか。その際は「誰か、この動画に楽器の伴奏やコーラスやダンスを重ねてくれないかな?」とInstagramに投稿し、またたく間にハッシュタグ「#うちで踊ろう」に国内外問わず自作の動画が投稿され、世界中で話題を呼んだ取り組み。自撮りを貼り付けるだけでバーチャルセッションができ、敷居も低いしコロナで緊急事態宣言が出ていた時期に”自粛”のイメージを覆すポジティブなコンセプトを歌ったのもポイント。星野源本人のタレントパワーの強さももちろんあり多くの芸能人もそこにのっかったのだから、一大ムーブメントになったのも頷ける。
ただ、タイミングや企業プロモーションではないなどそのへんがあって共感を生み、世界中で拡散して救われた人もいるだろうものだから、同じスキームをプロモーションに持ってきても拡散は狙いづらいのだろう。投稿系の新しい形になるかもしれないが、日本では知名度低い人になってしまっているからバーチャルセッションして投稿しても、「誰?」となってしまうだろう。Tiktokではそのような垣根なさそうであり、このプロモーションでいくならばSNSを選んでも良かったかもしれない。

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【動画を投稿して当てよう「#夢のタイ旅ゾウチャーン」】を考察する動画

亀田柿の種 何なの?問題キャンペーン

亀田柿の種 何なの?問題キャンペーン

キャンペーン概要

内容:

あなたにとって「亀田の柿の種」は何なのでしょう?Twitter、LINE、またはハガキからアンケートに答える。

キャンペーン考察

発見ポイント:

【アンケートの見せ方】

どの世代にどのように食べられているかマーケティングをやる上で、自社商品のターゲット割り出しはどこも課題としてり、サーベイしたいわけだ。サーベイするに当たり調査会社を利用して、アンケートに答えてくれたらクオカードプレゼントなどもあるかもしれないが、費用対効果が悪くなったり生の声が聞こえなくなったりしてしまう。そこでアンケートキャンペーンであるが、ただアンケートに答えてくれたら〇〇プレゼントのようなものだとキャンペーンとして参加者が伸びず拡散もしない。そこで実質タダのアンケートキャンペーンではあるが、自社商品がどのように食べられているかよくわからないと素直な課題をおおっぴろげにすることにより、逆にアンケートっぽさをなくしている。ただ、オールドスクールなアンケートキャンペーンだけではなく、亀田の柿の種の未来を考えるZOOMオンライン会議を行っていたり、そのオンライン会議の収録映像をYoutube用に切り分けまとめアップしていたり、とご時世柄なデジタルプロモーション手法も加えつつやっている。
アンケートはTwitterとLineを軸に行え、アンケートに答えるとそれに応じた投稿文がすでにセットされておりTweetできるようにjavascriptでリアルタイムに入るようになっている。LINEでは公式アカウントより質問に答えていくとアンケート完了にり入力が楽である。インスタントウィンなどでiTuneだけだとAndroidの人悲しむ問題が解決する。

スマートフォンでの特徴

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【亀田柿の種 何なの?問題キャンペーン】を考察する動画

おうちで偏愛フェス

おうちで偏愛フェス

キャンペーン概要

内容:

TwitterまたはInstagramでサッポロ一番公式アカウントをフォローし、サッポロ一番に関するあなたの偏愛を教えていただいた方の中から抽選でサッポロ一番オリジナルどんぶりセットなどプレゼント。

キャンペーン考察

発見ポイント:

【好きを言い換える】

ユーザー生成コンテンツ「UGC」系キャンペーンで、ユーザー自身による投稿を促すもの。食品系はアレンジレシピを写真投稿するのが当然多く、自身がやっている好きな食べ方、お皿に盛り付けして写真映えするように準備するところも含めて楽しんでもらえるようにする工夫を企業側のプロモーションとしてやるひつようがあるが、打ち出しがなかなか難しい。ハードル上げても投稿されなくなってしまい、ハードルを下げすぎてしまうと写真映えしない投稿がTwitterに上がって、Instagramが盛り上がらない。ファンであることをSNSで声を大にして言うのはその時点でかなりのハードルであり、好きということをマイルドに伝えるのか違う形で出せるようにお膳立てをしてあげたほうがユーザー心理的に投稿しやすくなる。

このキャンペーンでは偏愛である。ある物や人だけをかたよって愛すること。マイルドどころかストーカーレベルの愛という感じのワードをチョイスしている。ここまで強いワードだと逆に乗っかりやすいのだろうか。

もちろんそれ以外にも公式からの偏愛レシピを乗せてみたりYoutubeでバズレシピを展開しているリュウジさんなど芸人のあばれる君・サンシャイン池崎さんなどインフルエンサー活用もしてプロモーションを広げている。
Instagramで@をつけて通知飛ばす形は珍しい。収集コストは抑えられそうであり、応募者リストは作りやすくなりそうである。

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【おうちで偏愛フェス】を考察する動画

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