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[ピンタレストとは?]pinterestの使い方と4つの運用すべき企業業種
更新日:2024.11.29 (公開日:2021/08/03)
・Pinterestとは?なんて今さら聞けない…
・Pinterestってどうやって使うの?
・Pinterestの収益化方法が知りたい!
Pinterestを運用する際にどのジャンルがPinterestと相性が良いか調べておくことはとても重要です。ジャンル選びを間違えてしまうと「頑張って運用したのにアクセスが増えずほぼ収益もない」という状況に陥ってしまいます。
私達はWebマーケティングを本業としており、デジタルマーケティングや各種SNS
(Twitter,LINE,YouTube,Facebook)を運用しております。
この記事では、SNS運用担当者様に向けて「Pinterestと相性の良い業種」を収益化の導線まで含めて解説します。
この記事を読めばPinterestの間違った運用をして時間を無駄にしてしまうことはありません。
Pinterestとは
Pinterestの公式サイトより
Pinterest は、レシピやインテリア、ファッションなど生活をもっと楽しくしてくれるアイデアを発見・整理するツールです。
https://help.pinterest.com/en/guide/all-about-pinterest
要するに、自分の興味のある写真を探してまとめることができるツールということです。
例えるならば、SNS上でウィンドウショッピングが楽しめるツールということです。
国内と世界のユーザー数比較
日本ユーザー数 | 世界ユーザー数 | |
2019年12月 | 540万人 | 3億人 |
2020年12月 | 870万人 | 4億5,900万人 |
国内のユーザー数では、2019年12月時点では540万人のユーザがおり、2020年12月時点では870万人となっております。そのユーザー数は1.6倍と、ほぼ2倍に近いペースで増えています。
世界規模で見ると1年間で1億6,000万人の増加となっており、凄まじい規模でユーザー数が増えています。
参考サイト:
コロナ禍に「Pinterest」が急成長した理由–前年比で利用者1.6倍、料理レシピ探しにも
なぜ今運用すべきなのか
現在、世界の全体では毎月4億7,800万人のユーザーが利用をしています。
日本でも2021年5月29日より、女優の中条あやみさんをイメージキャラクターにしたCMが放送されています。
国内のユーザー数の増加でも分かるように、今後はテレビやSNSを使ったプロモーションが促進されていくはずです。
そのため今のうちからユーザー獲得に取り組めば、先行者利益を狙うことができます。
PinterestをYouTubeの波に置き換えると
- 第一波:ヒカキンさん、はじめしゃちょーさん
- 第二波:中田敦彦さん、カジサックさん
- 第三波:芸能人が続々参戦
おおよそ上記のように分けることができます。
その上でPinterestは現在、第二波に位置していると感じます。
第三波のブームでプレイヤーが飽和する前に、今からでも運用に取り組むのが吉です。
関連記事|【企業SNS運用マニュアル徹底理解!】プラットフォームの決め方と運用ルールが大切!
使い方
使い方に関しては写真で解説します。
流れとしてはたったの3ステップで公開することができます。
①+ボタンをクリックしてピン(投稿)を選択
②画像選択してピンを作成
③ボードを作成して公開
特に重要なのは②ステップのウェブサイトリンクの添付です。
Pinterest自体に収益性はありませんので、どれだけ外部リンクに飛ばせるかがポイントになります。
①+ボタンをクリックしてピン(投稿)を選択
②画像選択してピンを作成
③ボードを作成して公開
他のSNSと少し違う点はこのボードです。
ボード自体は、音楽アプリのプレイリストのようなものです。
旅行系なら「ホテルボード」や「国別ボード」、アパレル系なら「レディース服ボード」、「メンズ服ボード」などが出来上がります。
収益化の導線
先ほどの「使い方」でも解説しましたが、大事なことなのでもう一度記載します。
Pinterest自体に収益性はありませんので、どれだけ外部リンクに飛ばせるかがポイントになります。
結論として、
①自社製品の画像をピンする際にオンラインストアのリンクも貼り付ける
②画像を見に訪れたユーザーを外部リンクに飛ばして商品購入で収益化
以上が収益化の流れになります。
旅行業界で例えるならば、行きたいホテルをPinterestから探している人たちがいて、 Pinterest内のピンやホテルボードを訪れます。
その中の特定のホテルの画像に惹かれた場合、その画像についているリンクから予約サイトに飛んで、予約がされ収益化という流れです。
Pinterest運用が向いている4つの業種
①旅行業界
収益化の例:
ホテル写真、ビーチ写真、カヤック等体験型の写真に自社サイトのリンクを貼り付け予約サイトに促す。
②家具・雑貨業界
収益化の例:
家具や雑貨の写真に自社サイトのリンクを貼り付けオンラインストアに促す。
③アパレル業界
収益化の例:
衣類、カバン、ネックレス等の写真に自社サイトのリンクを貼り付けオンラインストアに促す。
④飲食業界
収益化の例:
食べ物、飲み物の写真に自社サイトのリンクを貼り付けオンラインストアに促す。
ポイント
4つの業種に共通しているのは「写真」で自社サービスを宣伝できることです。
たくさんのユーザーがウィンドウショッピングのように「写真」をピンしてボードに溜めます。
そしてその写真には全てリンクがついてあり、ユーザーはPinterest内で欲しいものがあればすぐに購入サイトに飛べるわけです。
SNSを探索しているだけで買い物している気分になれるのがPinterestの魅力の一つです。
4つの業種の事例紹介
①旅行業界
HIS
リトリップ
②家具・雑貨業界
無印良品
IKEA
③アパレル業界
ユニクロ
ZARA
④飲食業界
ドミノ・ピザ ジャパン
日本マクドナルド
ビジネスアカウント作り方
Pinterestには個人用のアカウントとビジネス用のアカウントがあります。
ビジネス用アカウントではアナリティクスを見ることができたり、広告を貼ることができます。
エンゲージメント数や、どれだけ表示されたかが確認できるので必ず作っておきましょう。
作り方:
①プロフィール名とURLを記入
②サービス内容と広告掲載の有無を選択
まとめ
日本ではまだまだ発展途上のPinterestですが、世界規模で見れば利用者数の増加は今後も確実です。
また、Pinterestには文章を伴うやり取りがないため、一般ユーザーによくある問題である「SNS疲れ」がないことも増加の一因となっています。
そのほか、Pinterestにはクチコミと似た形式としてボードがあり、商品の宣伝に一般ユーザーの口コミは欠かせません。
それをうまく活用していくかが今後の鍵となりそうです。