購買行動モデルDECAX(デキャックス)とは?|事例・施策も合わせて解説!

情報が溢れるようになった現代では、消費者は自分がほしい情報を厳選して手に入れようとするようになりました。


そのため、企業(売り手)は消費者(買い手)に向けて有益な情報を発信することで目に留めてもらうよう努力をするようになり、その結果としてコンテンツマーケティングが普及しました。


こうした背景のもとで生まれた購買行動モデルがDECAXです。


そこで今回は、コンテンツマーケティング時代における購買行動モデルDECAXについて解説していきたいと思います!

そもそも購買(消費者)行動モデルとは?

購買行動モデルとは、消費者が商品を知ってから購入、ひいては共有や拡散に至るまでのプロセスを体系化したものです。驚くことに現在では10個以上のモデルが存在しており、将来的にも増えることが予想されます。



以上4つは代表的な購買行動モデルになりますが、インターネットやソーシャルメディアなどの登場に合わせて新しいモデルが誕生していることがわかりますね。


現在、消費者の嗜好は多様化していることもあり、どのモデルに対応させてマーケティング施策を考えるかということがかなり重要になってきています。


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DECAX(デキャックス)とは?

DECAXは2015年に電通デジタル・ホールディングスによって提唱されました。


①発見:消費者が有益なコンテンツを発見する

②関係:消費者がコンテンツを発信する企業と関係を深める

③確認:消費者が発信元企業の商品(サービス)を確認する

④行動:消費者が商品(サービス)を購入する

⑤体験共有:消費者が体験を共有する


「Discover(発見)」→「Engage(関係)」→「Check(確認)」→「Action(行動)」→「Experience(体験共有)」の5つのプロセスで成り立っています。


企業が広告などを通じて消費者にアプローチするのではなく、消費者が自ら情報を「発見」しにいくところが大きな特徴です。

DECAX(デキャックス)の5段階

DECAXの各段階についてそれぞれ説明していきます。

:Discover(発見)

情報が溢れるようになり、どの情報が正しいかわからなくなった現代において、消費者は情報を自分から選んで取りに行くようになりました。そうした過程の中で消費者は自分にとって有益な情報を「発見」します。


一方で、企業側は消費者に「発見」してもらうために、有益なコンテンツを配信するよう努力するようになりました。これがコンテンツマーケティングの発端です。

②:Engage(関係)

消費者は企業が提供するコンテンツに何度も触れたり、そのコンテンツをシェア・いいねしたり、あるいは企業のメールマガジンに登録したりなど、徐々に「関係」を深めていきます。


このように「関係」を深めていくことで、企業は消費者の信頼を獲得し、初めて自社の商品に目を向けてもらうことができます。

③:Check(確認)

消費者がコンテンツとの「関係」を持つ過程で、本当にその情報が有益なものであるかどうかを「確認」します。もし、コンテンツの質が悪かったりあからさまに商材に誘導しようとしたりすれば、消費者は離れていくでしょう。


もちろん逆のパターンもあって、もし消費者がコンテンツを有益だと判断すれば、企業の商品を「確認」してもらえる可能性があります。これはコンテンツで積み上げた信頼の賜物であると言えるでしょう。

④:Action(行動)

コンテンツマーケテイングを通じて消費者が企業との関わりを持つことで、徐々に信頼関係ができあがっていきます。そして、消費者は企業のことを信頼できると思ったタイミングで企業の商品を「確認」します。


消費者は確認した商品が自分にとって必要である・有益であると判断したら「行動」に移します。もちろんここでの「行動」とは、商品を購入することを指します。

⑤:Experience(体験共有)

消費者は購入した商品を利用し「体験」します。商品によっては「体験」が継続的に行われる場合もあります。例としては頻繁にアップデートが行われるアプリケーションなどがあるでしょう。


そして、消費者は「体験」した感想や口コミをSNS等で「共有」します。ひとたび「共有」されてしまえば、また新しい人が情報を「発見」して再びDECAXのサイクルが循環していきます。

DECAX(デキャックス)を活用したマーケティング事例


紹介する事例は、オウンドメディア”Lidea”を活用したライオン株式会社のコンテンツマーケティングです。


Lideaでは「掃除」「洗濯」「健康」などくらし全般に役立つコンテンツを発信しています。

1.Discover(発見)

Lideaの記事より

例えば、普段から腹痛に悩まされている消費者がいたとします。すると、まずは検索等を通じて腹痛に関する情報を「発見」します。

2.Engage(関係)

消費者は腹痛に関するいくつかの記事を読むことで、徐々にライオン株式会社との「関係」を深めていきます。

3.Check(確認)

そして、消費者は関係が深まってきたところでライオン株式会社の商品を「確認」します。この例で言うと、ストッパ下痢止めEXなどが商品にあたります。

4.Action(行動)

消費者は「確認」した商品が自分にとって必要であると判断すれば「行動」に移ります。つまり、ストッパ下痢止めEXなどの商品を購入するということです。

5.Experience(体験共有)

消費者は読んだ記事や届いた商品など「体験」したものをSNSを通じて「共有」します。「共有」をきっかけにまた新しい人が情報を「発見」し、DECAXのサイクルが循環していきます。

【まとめ】DECAX(デキャックス)とは?

消費者は情報をただ受け取るだけではなく、自ら能動的に取得しにいくようになりました。


このような背景から生まれた購買行動モデルがDECAXです。


コンテンツマーケティング時代の今、知っておいて損はない概念なので、この機会に事例も合わせてしっかり覚えておきましょう!

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2019-07-01T12:12:21+09:00