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LINEミニアプリとは?できることやメリット、販促・プロモーション活用例を解説

この記事は約 12 分で読めます

LINEミニアプリは、LINEアプリ上でサービスを提供できるWebアプリ型の仕組みです。会員証やモバイルオーダーだけでなく、レシート応募、ポイント蓄積、スタンプラリー、クーポン配布など、販促・プロモーションにも活用できます。

この記事では、LINEミニアプリの基本、できること、メリット・デメリット、キャンペーン活用に向いている施策を整理します。LINEミニアプリを「応募フォーム」としてだけでなく、キャンペーン後も顧客接点を残せるプロモーション基盤として検討したい方は、ぜひ参考にしてください。

LINEミニアプリとは?

LINEミニアプリとは、LINEアプリ上で提供できるWebアプリケーションです。ユーザーは新しいスマートフォンアプリをインストールすることなく、LINE上でサービス利用、会員証表示、予約、注文、キャンペーン参加などができます。

企業にとっては、ユーザーが日常的に使っているLINE上に接点を作れる点が大きな特徴です。Webサイトや通常の応募フォームだけでは一度きりで終わりやすい接点も、LINEミニアプリとLINE公式アカウントを組み合わせることで、告知、参加、再訪、クーポン配信までつなげやすくなります。

通常のアプリとの違い

通常のスマートフォンアプリは、ユーザーにアプリストアからダウンロードしてもらう必要があります。初回利用までに「アプリを探す」「ダウンロードする」「会員登録する」といった手間が発生するため、キャンペーン参加の離脱要因になることがあります。

一方、LINEミニアプリはLINE上で利用できます。ユーザーが普段使っているLINEから起動できるため、アプリダウンロードの手間を減らし、利用開始までのハードルを下げやすいのが特徴です。

LINE公式アカウントとの関係

LINE公式アカウントは、友だち追加、メッセージ配信、リッチメニュー、クーポン配信など、ユーザーとのコミュニケーションに使われます。

LINEミニアプリは、LINE上で具体的なサービス体験を提供するために使われます。たとえば、キャンペーン参加画面、レシート登録画面、ポイント確認画面、クーポン引き換え画面などをLINEミニアプリとして用意できます。

つまり、LINE公式アカウントは「告知・再接点」、LINEミニアプリは「参加・体験・管理」を担うものと考えるとわかりやすいでしょう。LINE Developersでも、LINE公式アカウントのリッチメッセージやリッチメニューからLINEミニアプリへ誘導できると紹介されています。(LINE Developers「ユーザーがLINEミニアプリにアクセスする方法」

LINEミニアプリでできること

LINEミニアプリは、店舗サービスや会員向け機能だけでなく、販促・キャンペーンにも活用できます。代表的な使い方を整理します。

会員証・ポイントカードとして使える

LINEミニアプリでは、LINE上で会員証やポイントカードを表示できます。ユーザーは物理カードを持ち歩く必要がなく、スマートフォンだけで会員証を提示できます。

企業側は、ポイント付与、利用履歴、会員情報などをLINE上の体験と結びつけやすくなります。店舗での利用頻度を高めたい場合や、紙のカードからデジタル会員証へ移行したい場合にも活用しやすい方法です。

予約・注文・順番待ちに使える

飲食店や店舗では、モバイルオーダー、来店予約、順番待ち受付などにも使われます。ユーザーはLINEから注文や予約ができ、店舗側は来店前後の接点を作りやすくなります。

こうした使い方は、店舗体験をスムーズにするだけでなく、再来店クーポンやキャンペーン告知にもつなげられます。

キャンペーン・販促・プロモーションに使える

LINEミニアプリは、レシート応募、ポイント蓄積、スタンプラリー、クーポン配布、来店促進などのプロモーションにも活用できます。

店頭POPのQRコード、商品パッケージのQRコード、SNS広告、Web広告、LINE公式アカウントの配信などから参加導線を作れるため、ユーザーをLINE上の体験へ誘導しやすい点が特徴です。

単なる応募フォームではなく、参加履歴やポイント、クーポン利用、引き換え状況まで設計できるため、キャンペーン後の再接点づくりにも向いています。

LINEミニアプリをプロモーションに活用するメリット

メリット1. アプリ不要で参加ハードルを下げられる

プロモーション施策では、参加までの手間が少ないほど離脱を防ぎやすくなります。

LINEミニアプリは、アプリダウンロードが不要です。ユーザーは普段使っているLINE上でキャンペーンに参加できます。店頭POPや商品パッケージのQRコードから、そのままLINE上の応募画面やポイント登録画面へ誘導できるため、参加ハードルを下げやすいのがメリットです。

メリット2. 店頭・商品・SNSからLINE上の体験へ誘導できる

LINEミニアプリは、さまざまな接点から参加導線を作れます。

たとえば、店頭POPやレジ横のQRコードから来店者を誘導したり、商品パッケージのQRコードから購入者をキャンペーンへ誘導したりできます。SNS広告やWeb広告からLINE上の体験へつなげることも可能です。

店舗来店、商品購入、LINE上のアクションを組み合わせることで、販促施策の設計の幅が広がります。

メリット3. 参加履歴やポイントを管理しやすい

キャンペーンでは、応募回数、購入回数、ポイント数、クーポン利用状況などの管理が重要になります。

LINEミニアプリを活用すると、LINEアカウントを起点にユーザーを識別しやすくなります。応募履歴や参加回数、ポイント、スタンプ、クーポン、引き換え状況などを設計しやすいため、継続購入や複数回参加を促す施策と相性があります。

メリット4. LINE公式アカウントと連携して再接点を作れる

通常のキャンペーンでは、応募が終わるとユーザーとの接点が途切れてしまうことがあります。

LINEミニアプリとLINE公式アカウントを組み合わせると、参加後の告知、クーポン配信、リマインド、次回キャンペーンへの誘導につなげやすくなります。

そのため、LINEミニアプリは「単発応募で終わるキャンペーン」ではなく、「キャンペーン後も顧客接点を残す販促基盤」として活用できます。

LINEミニアプリのデメリット・導入前の注意点

デメリット1. 公開形態によって審査や申請が必要になる

LINEミニアプリには、未認証ミニアプリと認証済ミニアプリがあります。LINEヘルプセンターでは、2024年11月に審査なしで公開できる未認証ミニアプリが新設されたと説明されています。

(参照元:LINEヘルプセンター「LINEミニアプリとは?」

一方で、認証済ミニアプリとして公開する場合は、認証審査の申請が必要です。認証済ミニアプリでは、検索機能からのアクセスや一部機能の利用など、ユーザー体験や信頼性の面でメリットがあります。LINE Developersでも、認証済ミニアプリになることで利用できる機能があると説明されています。

(参照元:LINE Developers「未認証ミニアプリと認証済ミニアプリ」

販促キャンペーンで利用する場合は、どの公開形態で実施するか、審査が必要か、開始日から逆算してどの程度の準備期間が必要かを事前に確認しましょう。

デメリット2. 開発・運用設計に工数がかかる

LINEミニアプリは、キャンペーンの内容に合わせて画面や機能を設計する必要があります。

たとえば、レシート応募であれば、購入条件、対象商品、レシート画像の登録、応募回数、抽選条件、当選連絡などを整理する必要があります。ポイント施策であれば、ポイント付与条件、有効期限、特典交換、引き換え管理などの設計が必要です。

施策内容が複雑になるほど、画面設計、データ管理、運用ルール、問い合わせ対応まで含めた準備が重要になります。

デメリット3. LIFFとの違いを理解して選ぶ必要がある

LINEミニアプリとLIFFは混同されやすい領域です。LINE Developersでは、LINEミニアプリはLIFF上で実行されるWebアプリと説明されています。また、今後LIFFはLINEミニアプリへ統合予定であり、新規作成時はLINEミニアプリとして作成することが推奨されています。

(参照元:LINE Developers「LINEミニアプリとは」

ただし、公開形態、審査、使える機能、運用方法には違いがあります。短期で簡単な応募フォームを作りたい場合は、別の方法が向いているケースもあります。施策の目的や期間、必要な機能に合わせて選ぶことが大切です。

LINEミニアプリはどんな販促・プロモーションに向いている?

継続購入を促すマイレージ施策

LINEミニアプリは、購入回数や購入金額に応じてポイントを貯めるマイレージ型キャンペーンと相性があります。

たとえば、対象商品を購入してレシートを登録するとポイントが貯まり、一定ポイントで景品に応募できる仕組みです。買えば買うほど特典に近づくため、継続購入を促しやすくなります。

来店・回遊を促すスタンプラリー施策

店舗来店や施設回遊を促したい場合は、スタンプラリー施策にも活用できます。

ユーザーは店頭QRから参加し、LINE上でスタンプや訪問履歴を確認できます。複数店舗の回遊、イベント会場内の周遊、地域回遊キャンペーンなどにも展開しやすい方法です。

さらに、スタンプ達成後にクーポンを配布することで、再来店促進にもつなげられます。

LINE公式アカウントと連携したCRM型販促

LINEミニアプリは、キャンペーン参加後の接点づくりにも向いています。

LINE公式アカウントと組み合わせることで、友だち追加、キャンペーン後の告知、クーポン配信、リマインド、次回施策への誘導を設計しやすくなります。

一度きりのキャンペーンで終わらせず、CRMに近い販促基盤として活用したい場合に向いています。

LINEミニアプリのプロモーション活用事例

ここでは、LINEミニアプリを活用した販促施策のイメージを紹介します。

レシート応募・ポイント蓄積型の事例

キッコーマン豆乳の「まめレージ」のように、購入レシートをLINE上で登録し、ポイントを貯めて応募する施策があります。

また、い・ろ・は・すのように、購入本数に応じてランクアップするマイレージ型のキャンペーンもあります。購入履歴や参加回数を管理しながら、継続購入を促す使い方です。

複数ブランドをつなぐロイヤリティ施策

大塚製薬の「オオツカつづけるヘルスケア!」のように、複数ブランドの接点をLINE上でつなぐ活用方法もあります。

アンケート回答やキャンペーン参加で独自ポイントを貯めることで、単発施策を継続接点に変えやすくなります。

ゲーミフィケーション型の販促施策

サントリーの「アンクルクエスト」のように、購買行動をゲーム体験に変える施策もあります。

バーコードスキャン、経験値、レベルアップ、応募チケットなどを組み合わせることで、ユーザーが楽しみながら継続参加できる設計にできます。

購買チャネルに合わせた参加設計

ウィルキンソンのキャンペーンのように、レシートだけでなく、自販機商品のバーコードスキャンに対応する施策もあります。

コンビニ、スーパー、自販機、ECなど、購買チャネルに合わせて参加方法を設計できる点も、LINEミニアプリを販促に活用するメリットです。

LINEミニアプリを使うべき施策・使わなくてもよい施策

LINEミニアプリは便利な仕組みですが、すべてのキャンペーンに最適とは限りません。導入前に、施策の目的と必要な機能を整理しましょう。

判断軸LINEミニアプリが向いている別手法も検討したい
施策期間中長期、または複数回接点を作りたい数日から数週間の短期施策
参加回数複数回参加、ポイント蓄積、スタンプ蓄積がある1回応募で完結する
ユーザー管理参加履歴やクーポン利用を管理したい個人識別や履歴管理が不要
再接点LINE公式アカウントと連携して再告知したい応募後の接点が不要
開発工数画面・運用設計に一定の準備期間を取れるすぐに簡易フォームを公開したい

販促基盤として育てたい場合はLINEミニアプリが向いています。一方、短期でシンプルな応募受付だけを行いたい場合は、フォームやキャンペーンツールで十分なケースもあります。

まとめ:LINEミニアプリは販促・プロモーションにも活用できる

LINEミニアプリは、LINEアプリ上で利用できるWebアプリ型のサービスです。会員証、ポイントカード、予約、注文だけでなく、キャンペーンや販促にも活用できます。

特に、アプリダウンロード不要で参加ハードルを下げられること、店頭・商品・SNSからLINE上の体験へ誘導できること、参加履歴やポイントを管理しやすいこと、LINE公式アカウントと組み合わせて再接点を作りやすいことが大きなメリットです。

レシート応募、マイレージ、スタンプラリー、クーポン配布、来店促進など、継続的な顧客接点を作りたい販促施策では、LINEミニアプリの活用を検討する価値があります。

LINEミニアプリを活用した販促・プロモーションを検討している場合は、Aha! for LINEにご相談ください。LINEミニアプリ、LINE公式アカウント、レシート応募、クーポン配布、ポイント施策などを組み合わせたキャンペーン設計を支援できます。

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この記事を書いた人

Shirakura Nagisa

WEBメディアにて記事制作やPR記事の編集を経験したのち、2024年1月にn2pにデザイナーとしてジョイン。デザイン制作・記事制作・SNS運用などを担当しています。