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第1回チキチキ!! X(Twitter)を使ったプロモーションで通知をさせる変わったテクニック事例集
公開日:2015/02/26
おっす!オラNONAME Produceの添田!自己紹介で軽くスベったところでいっちょやってみっか!
今回はX(Twitter)使用のSNSキャンペーンの中でも変わったテクニックを使ってるな~といったものを紹介します。
いま世間の企業様が行ってるX(Twitter)を軸とした販促・広告キャンペーンって
「ウチのアカウントをフォローして
何かを公式RTしたり
ナニナニのテーマを【#●●●】のハッシュタグ付けてツイートすると
アレコレをプレゼント!」
ばっかですね。別に悪いことじゃないんですが。
でも最近はこういうこともありました…
→電気グルーヴ、公式ツイッター企画がメンバーの要請で中止「センスのかけらも無いスタッフが勝手にやりました。参加しないで!」 – シネマトゥデイ http://www.cinematoday.jp/page/N0071031
いや、他所様のキャンペーンの批判ではないですし、最終的には「どう拡散するか・させるか」がSNSキャンペーンのキモなのは重々承知しております。
SNSキャンペーンの成果を測る上でも、「SNS経由でどれだけコンバージョンまで辿り着いたか」の前に「どれくらいSNS上で拡散されたのか」も重要だったりします。
(SNS上で充分に拡散されたのにコンバージョンが低い場合、キャンペーン以前にコンバージョンへのスキームや商品・サービス自体に問題があることがわかったりするため)
ただ、どうしてもどの企業さんもワンパターンな拡散スキームになってるなーとは思います。効果があるからなんでしょうけど。
その中でも今回は「変わったテクニックだなー!」「そういうX(Twitter)の使い方があったかー!」と私が気付いたキャンペーンを数点紹介いたします。
1.東京アニメアワードフェスティバル2015の「お気に入りユーザーにさせちゃう」X(Twitter)アカウント紐付け~!
ちょっとタイトルだけではどういうことかわかりづらいんですが…箇条書きで説明すると
・”東京アニメアワードフェスティバル2015”(以下TAAF)という催しの一般投票部門 http://vote.animefestival.jp/ にて、
不正投稿を防止するためにX(Twitter)アカウントを紐付けさせて1アカウントにつき1日1回のみの投稿が可能としている。
・その際に、強制ではない選択肢のひとつとして「TAAFのX(Twitter)アカウントをフォローする」があり、投票の流れでアカウントをフォローさせる。
・その際にX(Twitter)の機能である「ある特定のアカウントがツイートした際にモバイルに通知が行く」設定をTAAFアカウントについてオンにさせる。
(すごくわかりづらくてすみません…参考:X(Twitter)でユーザーをお気に入りにしてツイート通知を受け取る方法 http://syncer.jp/twitter-how-to-setting-user-tweet-notification)
・すると、TAAFのアカウントがツイートするたびにユーザーのモバイルに通知が行く!!iPhoneとかがブルブルする!
という仕組みです。
◆メリット
キャンペーン参加後も新情報をプッシュできる。
◆デメリット
あまり普段使わない機能&表示なので、ユーザーによっては反感を買うことがある。
・・・去年くらいに追加された「ユーザーお気に入り機能」、好きなひとのアカウントのストーキングくらいしか用途が思いつかなかったんですが、なるほどなーっと。
ただ上でも書いてますが、かなり強烈なアピールになるのでキャンペーン内容に沿うような形であるとか、ツイートの回数や内容などを計算して運用しないといけません。
2.自分にDMを送らせてソシャゲのサービス開始をリマインド「プリンセスコネクト!」~!
ソーシャルゲームである”プリンセスコネクト!”、事前登録キャンペーンの際にユーザーのX(Twitter)アカウントに紐付けさせます。
その際にDM発信の許可をAPIに与えて、「ユーザーのアカウントから同じユーザーのアカウントへDM(ダイレクトメッセージ)を送ることができる」という、
あまりX(Twitter)でもメジャーじゃない機能にて、実際にソシャゲがサービス開始した際にユーザーにリマインドするという機能です。
つまり、こういう形で自分から自分にDMが届きます。(例は添田のアカウントです)
事前登録キャンペーンはインセンティブ(プリンセスコネクト!の場合は出演声優のサイン色紙を抽選でプレゼントなど)でユーザーを釣り上げ、
いざソシャゲがサービス開始になった際にユーザーに思い出させるという寸法です。
この他にも例えば
・ソシャゲ公式アカウント等からリプライで伝えるorDMを送る
・そもそもメール等のX(Twitter)以外の方法で連絡する
等の方法がありますが、X(Twitter)アカウントをフォローされてなくても送れる上、メールよりは”情報が流れにくい”というメリットがありますね。
ただ、デメリットとしていきなり届いたときビックリしますし、倫理的にどうなんだという問題もあります。怒る人もいるかもしれませんね…。
以上、変わった手段でプッシュやリマインドを行うテクニックでしたー。
印象強さは大事だけどゴリオシしすぎちゃダメだぞ!キャンペーンと恋愛って似てるね!