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最新IPキャンペーン!新人気キャラで新企画!デジタルプロモーションラボ

こんにちは!N2Pの村上烈です!


何度かデジタルプロモーションをやってみてターゲットはつかめてきたものの、そこに刺さるデジタルプロモーションが企画しづらい、思いつかないなんて課題はよくあるのではないでしょうか。そんなときにおすすめなのがマンガやアニメのコラボキャンペーンです。そんな予算がとれるわけがない?夢をもたせた企画提案も中には一個あっていいじゃないですか。というわけで今回はIPものコラボプロモーションについて探っていきたいと思います。


*本記事はYoutubeにて配信中の最新IPキャンペーン!新人気キャラで新企画!デジタルプロモーションラボ 2020/08/10の内容の書き起こし記事となります。


1.「鬼滅の刃」白十字キズ処置シリーズコラボキャンペーン


「キズ処置シリーズ」を買って応募!抽選で「鬼滅の刃」限定グッズが当たる!

今やコラボの取り合いとなっている、週刊少年ジャンプで連載されていた鬼滅の刃と白十字社の絆創膏マストバイキャンペーンのコラボプロモーションですね。


鬼滅の刃が劇場版をやるタイミングでのコラボ企画で、作品中に斬撃の怪我が出てくるシーンが多く、怪我と絆創膏を載せているわけですね。キャンペーンとしては買ったレシートを送るレシートマストバイキャンペーン、X(Twitter)にてフォローアンドリツイートで参加できるキャンペーンの二段構えでオートリプライにて鬼滅の刃かるたをランダムで返すというのが特徴です。X(Twitter)のキャンペーンで認知拡大させ、レシートキャンペーンで購買に促すということができています。


鬼滅の刃は同時期に、三菱鉛筆×『鬼滅の刃』コラボ!「禰豆子の木箱風ペンスタンド」が当たるX(Twitter)キャンペーンや三菱鉛筆アカウントフォローアンドリツイートで当たるプレゼントキャンペーンをやっていたり、鬼滅の刃×極楽湯・RAKU SPA(らくスパ)コラボキャンペーンでスパとコラボして手ぬぐいなどグッズが買えたり館内着が鬼滅の刃仕様になっていたりと、コラボ先として非常に広いターゲットに狙えるIPものになっています。話題もの流行りものというのは早めに乗っておいて損はないということが伺えますね。


■「鬼滅の刃」白十字キズ処置シリーズコラボキャンペーン

https://www.hakujuji.co.jp/special/kimetsu/

■三菱鉛筆×『鬼滅の刃』コラボ!「禰豆子の木箱風ペンスタンド」が当たるX(Twitter)キャンペーン

https://hobby.dengeki.com/news/1041300/

■鬼滅の刃×極楽湯・RAKU SPA(らくスパ)コラボキャンペーン

https://rakuspa.com/kimetsunoyaiba/

2.Creap×Kalita どこでもカフェオレ!キャンペーン


森永クリープとコーヒー機器総合メーカーのカリタによるスペシャルサイト!クリープの魅力的なコンテンツで、至高のコーヒーライフを追求します!


山と食欲と私という漫画を使ったデジタルプロモーション。通年で行われているクリープとカリタのコラボプロモーションにさらに漫画を載せて展開しています。アウトドアでも使えるんだぜというシーンをユーザーに提案する際に、アウトドアに強い漫画などをかけ合わせると漫画ファンにも刺さりますし、漫画家さん側もX(Twitter)のフォロワーをたくさんお持ちの方が多いので、インフルエンサーマーケティングの効果もあり今までなかった層に波及できそうです。


個人的には映像でシーンを提案するよりも漫画で見せたほうがわかりやすくて真似しやすいイメージがありますが、これは私がマンガ好きだからでしょうか。企画提案するためにどんな漫画が今あるのか、流行っているのかをチェックしておくべきですね。


■Creap×Kalita どこでもカフェオレ!キャンペーン

https://www.creap.jp/creap_kalita/campaign/

3.映画『ソニック・ザ・ムービー』×花王『アタック』のコラボキャンペーン


見た目が似てるから……ただそれだけでコラボが実現!


キャンペーンとしては「セガ公式アカウント」および「花王 アタック」アカウントをフォローしてリツイートすると抽選でプレゼントが当たるというシンプルなコラボキャンペーンなのですが、このコラボが実現した背景が「セガ公式アカウント」が何気なく行った、アタックとソニックは似てるよねというツイートを見た「花王 アタック」が興味を寄せたというX(Twitter)のやり取りで生まれたのが特徴的です。


他にもこういった偶発的にコラボになるケースをよく見かけますが、たいていはちゃんと広告代理店が企画して双方に同意を得た上でツイートしコラボ企画になりますね。やっちゃう?なんて軽いノリは表向きなので、ちゃんと企画提案していきたいですね。


■映画『ソニック・ザ・ムービー』×花王『アタック』のコラボキャンペーン

https://sega.jp/topics/200625_1/

4.ENEOS、機動戦士ガンダムとタイアップしたEneKey1周年記念キャンペーン


ENEOS特製のオリジナルガンプラやAmazonギフト券がもらえる!


セルフサービスステーションで使えるキーホルダー型のスピード決済ツール「EneKey(エネキー)」がデビュー1周年ということでビッグネームガンダムとコラボ企画。やはりビッグネームを使うとIP側に企画とか内容を寄せたほうがガンダムファンが食いつくということで随所にガンダム名言をもじったセリフが入っていたりインセンティブもガンプラだったりと、ガンダム世代が車持っていると踏んでのIP選びなのでしょう。キャンペーンもおそらく会員IDとひもづけてのマストバイキャンペーンとなっていて購買を広げるとともに現金払いからEneKey払いに変えさせる狙いが見て取れます。


■ENEOS、機動戦士ガンダムとタイアップしたEneKey1周年記念キャンペーン

https://eneos-enekey.com/brand/annivcamp/

5.ギリアド・サイエンシズ、漫画『はたらく細胞』とのコラボレーション


「知ることから始めよう!HIVと戦う細胞キャンペーン」特設サイトを公開


HIVのことを正しく知ろうということで、製薬会社のギリアド・サイエンシズ株式会社によるはたらく細胞というマンガを使ったデジタルプロモーション。はたらく細胞は白血球や赤血球などを擬人化し、身体の中でどのような仕事をしているのか、どのような外敵があるのかを描く漫画です。BABYやLADYなど子供版や女性版も出ていたりするのですが、体の中のことを知ろうという内容なので、HIVのことを正しく知るということならばナイスコラボですね。


キャンペーンとしてはクイズ・診断系キャンペーンでクイズに答えて結果をSNSに投稿するとインセンティブプレゼント。インセンティブがHIVのことを正しく知れる限定マンガになっており、認知より啓蒙を重視したプロモーションと言えます。マンガなら理解しやすいという特性を生かしたデジタルプロモーションですね。


■ギリアド・サイエンシズ、漫画『はたらく細胞』とのコラボレーション

https://hiv-hataraku-saibou.com/

まとめ

キャラクターやマンガになるとそこのファンに対して認知が広がりますね。この辺りは芸能人を使ったプロモーションと変わらないのですが、マンガとなるとマンガで商品を訴求できたり理解を深めることができるので使い勝手が良さそうです。


ただ、どのキャラが今どういうターゲットに好かれているか、どのマンガが流行っていてどういう内容になっているか、今回の企画に向いているのかなどを説明できるようになっていないと企画提案は難しいのでアンテナはびんびんにはっておきましょう!


それでは、今回はこのへんで!また会いましょう!


【関連】

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