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【テイクアウトはもっと売れる!飲食店のデジタル施策】デジタルプロモーションラボ

こんにちは!N2Pの村上烈です!


2020年、かなり動きのあった飲食業界。夜にお客さんが来ない、入れられないという状況の中でお家で美味しいものを食べたり飲んだりしてもらうためのテイクアウト。有名店なども初めて、いろんな味を家で楽しめる様になったテイクアウト文化がどういう風に盛り上がっているのか、盛り上がってる中でどういうプロモーションしていくべきなのか、飲食業界厳しい中でどうテイクアウトを進めていくのかというところを中心に考えていきたいと思います。


*本記事はYoutubeにて配信中の【テイクアウトはもっと売れる!飲食店のデジタル施策】デジタルプロモーションラボ2020/06/15の内容の書き起こし記事となります。


1.Instagram限定【#おうちで魁力屋】キャンペーン


テイクアウトを自宅で盛付、調理した写真をハッシュタグ『#おうちで魁力屋』でインスタグラムに投稿すると、次回「お持ち帰りラーメン」を購入時にインスタ投稿画面を提示で『100円(税別)トッピング』を1品サービスしてもらえるキャンペーン。


instagramをフォローして写真を投稿してもらういわゆる写真投稿キャンペーンなんですが、テイクアウトを家で楽しんでもらいつつ、再来店を促すというところが狡猾ですね。写真投稿キャンペーンのいいところはUGCと言われるユーザー ジェネレイテッド コンテンツになっていて一般ユーザーが参加してコンテンツができあがっていくものなんですね。


ただまあ単純にここのテイクアウトうまい!という投稿をさせるのはなかなかハードル高いので、いかにコンテンツを楽しく作っていただくかというのが大事で、お客様とのコミュニケーションの中で写真撮ってみようと思わせる流れを作ってあげるとインセンティブ以外にも参加モチベーションを上げる事ができるのかなと思います。


テイクアウト界隈では商品との相性も含めて写真投稿キャンペーンが多く、他にもご家庭でどんどん亭の味!ハッシュタグ「#どんどん亭ミールキット」をつけてキャンペーンに参加しよう!というキャンペーンでは、ハッシュタグつけて家で食べている様子やマヨネーズアートを載せてもらうってことなのですが、食べている様子はユーザーがコンテンツにするのはハードルが高いんですね。しかし、マヨネーズアートは食べる前の楽しみとして遊びとして成立するので、コンテンツとして世に出しやすくなっています。



また、佐世保の飲食店を応援!SNSハッシュタグキャンペーンは、Facebookにも投稿してOKになっている少ない形なのですが、なんで少ないかと言うと、Facebookはハッシュタグ投稿がシステム側で収集できず目視しなければいけないので抽選する時にとても大変なので気をつけてくださいね。


Instagram限定【#おうちで魁力屋】キャンペーン

https://www.kairikiya.co.jp/news/instagramouchidekairikiya/

2.「#〇〇エール飯“美味い”はコロナに負けない」まとめサイトを公開。SNSマーケティングツールOWNLY


各地域が始めた飲食店情報をSNSでシェアし応援するプロジェクト。「#〇〇エール飯“美味い”はコロナに負けない」に賛同し、『全国版#〇〇エール飯まとめサイト』を公開しました。


写真収集ができるOWNLYがまとめのまとめを作ったということですね。以前紹介した「#別府エール飯」が好評だったということでそれを全国拡大版にしたということでしょう。店舗ができるデジタルプロモーションの多くが写真投稿キャンペーンで、さらにこういった大きい流れにも乗っかることができると、もう一つプロモーションとしての動線ができて良いのではないでしょうか。


ユーザーに投稿させるだけではなくて、自身の店舗からハッシュタグをつけて投稿する形でも良いですし。近くでやっているテイクアウトはみんな探しているはずなのでこういったムーブメントはキャッチアップしてうまく乗っかったほうがいいですね。まとめじゃなくても「#つく映えテイクアウト」とか地域地域で行っているものも多いですし、おでかけメディア「アウモ」も、ハッシュタグ地域名_テイクアウトで行っているので要チェックです。


■「#〇〇エール飯“美味い”はコロナに負けない」まとめサイトを公開。SNSマーケティングツールOWNLY

https://www.ownly.jp/news/14721

3.吉野家ポケモンコラボ「ポケ盛」テイクアウト限定復活


『ポケ盛オリジナル・ドンがつくフィギュア』!ポケ盛セットを食べると、どれかがもらえる!特製フィギュアに「ピカチュウ」追加、「専用ドンぶり」プレゼント。


X(Twitter)のDMでレシートを送ると応募となるX(Twitter)DM chatbotとレシート応募キャンペーンをかけあわせたものですね。非常に斬新!X(Twitter)を活用することで従来のレシートキャンペーンにあった拡散性がないという課題もクリアできていますし、なんて素晴らしいんだ。という弊社のツール「receet」の宣伝でございました。


こちらフォローアンドリツイートキャンペーンとレシートを活用したマストバイキャンペーンを2つ同時に行っていて、フォローアンドリツイートは拡散目的、マストバイは購入目的と、認知と購買をうまく使い分けていてユーザーの流れを作りやすいキャンペーンに仕上がってます。認知させて購買につなげる、わかりやすいですね。


写真投稿はUGCなのでファン化が目的だったりして、今の現状を把握した上で認知を増やすべきなのか、利益率を下げて購買につなげるのか、それとも既存顧客のファン化なのか。本来の課題に沿った目的別のデジタルプロモーションを提案できると効果的ですね。


吉野家ポケモンコラボ「ポケ盛」テイクアウト限定復活

https://www.yoshinoya.com/special/pokemori/

まとめ

テイクアウトしてもらったものを写真投稿させるというのがかなり多く見かけられましたね。テイクアウトってどうしても持って変えるときに崩れたりするので、そのものを写真撮ってもらうっていうより持って返ったあとにユーザーをどう動かすかというのを考えて企画するとより口コミが広がるプロモーションになるのかなと思います。


写真を撮ってSNSにアップするというのはなかなか力がいる話で、このテイクアウトを応援しようと思ってくれている人たちがいままでにいたのか、というところも重要なのですが、近所だから買ってみたという人が食べ進める中でちょっとやってみようかなと思わせる、バエ以外のコミュニケーションが大事になってくるのではないでしょうか。


それでは、今回はこのへんで!また会いましょう!


【関連】

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