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【お父さんに感謝 2020年父の日デジタルプロモーション】デジタルプロモーションラボ

こんにちは!N2Pの村上烈です!


6月の第3日曜日は父の日ということで、父の日にまつわるデジタルプロモーションを紹介していきたいと思います。母の日は母の共感をGETが大事ということでしたが、比べてどういうところに違いがあるのかを中心に考えていきたいと思います。


*本記事はYoutubeにて配信中の【お父さんに感謝 2020年父の日デジタルプロモーション】デジタルプロモーションラボ2020/06/08の内容の書き起こし記事となります。


1.父の日ダンディズムアワード2020


「#父の日ダンディズムアワード2020」付けてスーツまたはジャケパンスタイルのコーディネート写真を投稿。グランプリ受賞の方には、50万円相当のフルオーダースーツを1着プレゼントというもの。


instagramやX(Twitter)をフォローして写真を投稿してもらう、いわゆる写真投稿キャンペーンですね。「お父さんにプレゼントしたいという方だけでなく、お父さん自ら参加でき、自分へのご褒美としてもご参加いただけます。」と書かれているんですが、想像してみるとコーディネートなんで服着て鏡で撮るか家族に撮ってもらうかになるんですよね。そうすると参加したことがお父さんにバレてしまうサプライズプレゼントにはならないけれど、グランプリが50万円だから十分サプライズということでしょう。


父の日ダンディズムアワード2020

http://www.kindware.co.jp/campaign/dandyism_award_2020.html

2.エメポス 2020父の日応援キャンペーン!


「父の日」にまつわる内容や商材を配信する企業や団体へ応援の気持ちを込めキャンペーンを実施。期間中に「父の日」に関連する情報を配信する企業を対象とし、通常有料オプションの原稿リライトおよび配信代行業務を無料で提供しました。


「エメラルドポスト」というのはC to Cのプレスリリース配信サービスということでインフルエンサーに対して直接プレスリリースを送ることができて、ダイレクトにインフルエンサーがユーザーに届ける形をとっています。従来のプレスリリースはメディアに向けて情報を出していたのですが、それがインフルエンサーに取り上げてもらうという形ができるサービスなんですね。そこがやっているプロモーションとして父の日を立てています。


マイクロプレスリリースなんて言葉は初めて聞きましたが、X(Twitter)向けに140文字で書いたものを指すんですね。これは通常のプレスリリース書いている人にはきつそうです。リライトしてもらえるのは助かるのではないでしょうか。しかし※広告換算額に書いてある=リーチ数×1フォロワーあたりの広告出稿料相場単価5円は高く見積もりすぎでは…。


■エメポス 2020父の日応援キャンペーン

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000056895.html

3.フラワーギフトカードが当たる!父の日ツイートキャンペーン


ハッシュタグ「#2020年父の日」をつけてつぶやいてくださった方の中からフラワーギフトカード1,000円分をプレゼント。X(Twitter)でのハッシュタグ大喜利キャンペーンです。


ハッシュタグとは別に「お父さんから学んだこと」というテーマが決められているのですが、大喜利キャンペーンは勝手に自走してくれることも多いので誰かがツイートしたものを見て投稿したくなるような形にしないともったいないのですよ。なのでテーマもハッシュタグにして、キャンペーンのことを知らない人でも投稿してくれるように設計してあげると効果アップですよ!


他にも大喜利キャンペーンで取り上げると、イノフィス【父の日・母の日に#贈る筋肉】キャンペーンなど。要はイノフィスが開発しているシニア向け腰支えスーツがありそれをハッシュタグ投稿でプレゼントするという内容なのですが、「#贈る筋肉」というパワーワードで紹介したくなってしまうのですから、キャンペーン名って大事ですよね。キャッチも素晴らしいです。今,イノフィスにできるのは、「#贈る筋肉」。


フラワーギフトカードが当たる!父の日ツイートキャンペーン

https://www.eflora.co.jp/f_father/campaign/

4.花キューピッド|140字で綴る父の日エピソードキャンペーン


公式X(Twitter)フォローして「#パパが主役」 のハッシュタグをつけて応募とするシンプルな大喜利キャンペーンなのですが、花キューピッドさんは母の日もキャンペーンをやっていて、そっちは俳優呼んで俳優誰なのか予想させてインセンティブは俳優の方がプレゼント届けるみたいな感じで、母と父で格差ありすぎでは!予算10倍くらい違いますよね…。母にはサプライズで俳優がきてその動画もコンテンツとして出して盛り上げている中で、あろうことか締めの言葉が「今年は父の日を忘れないでね!」、とーちゃんかなしむぜ。


花キューピッド|140字で綴る父の日エピソードキャンペーン

https://www.i879.com/father/flower/

5.鎌倉ビール父の日プレゼントキャンペーン


タグについているQRコードから、簡単なアンケートにお答えいただくと、抽選で50名様に鎌倉ビールなどをプレゼント!というもの。


鎌倉ビールの瓶にネクタイ型のタグがついていて、そのタグ内にQRコードがあってそこからキャンペーンLPに飛ぶことができます。キャンペーンそのものはシンプルなものなのですが、店頭からどうやって個人の端末に導線をはれるのかというのは、キャンペーンを打つ上で必ず課題として上がるのでご紹介しました。


鎌倉ビール父の日プレゼントキャンペーン

https://www.kamakura-beer.co.jp/%E7%88%B6%E3%…

まとめ

「母の日」はカーネーションをプレゼントすることが定番となっていて、花ベースにキャンペーンが組まれていることが多かったのですが、父の日は特に定番のものがないのでギフトベースで構成されている物が多かったですね。


企業側でサプライズを作るのではなく、父の日用にギフトを開発してそれをサプライズプレゼントしてね、的な形が多くプロモーションは少なかった印象です。ギフトの中には「父想いマスク」とか今年だからこそプレゼントしたい商品が結構リリースされているようなので、父の日は家族でサプライズしてみてるのが良いのではないでしょうか。


それでは、今回はこのへんで!また会いましょう!


【関連】

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