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【もー大変!コロナ対応をしたGWの施設やイベント情報】 デジタルプロモーションラボ
更新日:2024.11.07 (公開日:2020/07/23)
こんにちは!N2Pの村上烈です!
今日は「STAYHOME!!ゴールデンウィークのCP事情」と名うちまして、ゴールデンウィーク中にどんなキャンペーンが行われていたのか、中止になったイベントがどのようにリカバリーを行ったのかなどの事例を紹介しながら、未来について考えていきたいと思います。
*本記事はYoutubeにて配信中の【もー大変!コロナ対応をしたGWの施設やイベント情報】 デジタルプロモーションラボ 2020/5/18の内容の書き起こし記事となります。
1.GW中は「STAY HOME」1都3県が共同キャンペーン
まず最初に、2020年世の中がどんなゴールデンウィークだったのかがわかるキャンペーンであるGW中は「STAY HOME」1都3県が共同キャンペーン。東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県の1都3県が、「いのちを守る STAY HOME週間」と定め、共同キャンペーンを実施しました。いのちを守り、家族や大切な人を守るため、特にGWの取組みが非常に重要と呼びかけています。
2020年のGWは家にいてくれという呼びかけが強く出てましたね。中身としては著名人からの動画であったり動画コンテンツ詰め合わせという感じで、家でやれることをアップデートする事ができる内容になっていました。デジタルコンテンツリテラシーが低い方向けのポータルという感じに仕上がっています。ただデジタルコンテンツリテラシーが高い人はどうしても自身で選んで見ているので、全然知らなかったアート系の動画などを見てみると意外と感動したり、パンダ「シャンシャンの成長記録」なんかずっと見てられる。みたいな新たな発見があるわけです。
コロナウイルス感染症を回復された方からの体験に基づくメッセージの募集などもあって、キャンペーンっぽいスキームもあるようです(プレゼントとかはないのですが)。中でも、「コロナ対策東京かるた」がなかなかの好みで、
・うちにいる、ただそれだけで大貢献
・妊婦さん、タクシー券で検診に
・生産性、とっても高いテレワーク
などなど…。裏取れてないだろーって内容もあり盛りだくさんなんですが、唯一このかるたで出てくる人名がヒカキンさんで、やはり今一番多くの人に訴えかけられる人ってことなんだろうなぁと思います。
プロモーションとしてターゲットが1都3県に住んでいる人、と非常に広く捉えないといけないので、STAYHOMEをベースに網羅的にコンテンツを並べていますね。個人的にはSTAYHOMEって言葉は、外に出て働かなくては行けない人も多くいる中で、モヤッとする言葉だなあと思っているのですが。セリフのクリエイティブ・ディレクター森川さんが「enjoyhomeのほうがいいんでない?」ってTweetをしていて、なるほどなぁと。どの層に引っかけるのかで打ち出しキーワードも変わってくるとは思うのですが、家にいるのが一番手短な正義というだけで家にいなくてはならないってなってしまっている人が多くて残念ですね。
さて、そういったステイホームの波を受けまして、様々な施設やイベントが中止や延期になり、それに変わるような、リカバリーするような企画が多数おこなわれました。今回はそんな中から、いくつかご紹介したいと思います。
■GW中は「STAY HOME」1都3県が共同キャンペーン
https://www.koho.metro.tokyo.lg.jp/diary/news/stay_home.html#tanosimi
2.エアコミケ
コミックマーケット98を開催するはずだった2020年5月2日~5日を「当日」、5月1日を「設営日」として、事前・事後も含め、公式X(Twitter)アカウントでは平常運転で「エアコミケ」としてのコミックマーケット98を開催しました。
エアギターならぬエアコミケということで、もともとは自然発生的に生まれたムーブメントに公式も乗っかったという形。宣伝活動ではないのですが、ムーブメントを作り上げて人を動かすっていうプロモーションの本質を行っていますね。ターゲットの行けないというフラストレーションを発散させる、またコミケへの愛を絶やさないためのSNSの使い方の最善!という感じです。今回はコミケで、そのコンテンツに対してターゲットの愛を深めるというデジタルでのプロモーションとして見習うべき内容が詰まっています。
■エアコミケ
https://www.comiket.co.jp/info-a/C98/AirComiket98.htmlhttps://www.dominos.jp/topics/200416_dt_n
3.JFAチャレンジゲーム スペシャルステージ
日本サッカー協会ことJFAは子どもに必要な動きづくりを徐々にステップアップしながら取り組んでいく個人向けプログラム「JFAチャレンジゲーム」を無料公開しました。各ステージの課題をクリアして、その動画を下記の要項に従って投稿することで参加、参加者全員に参加賞として日本代表グッズをプレゼント、さらにステージごとに抽選でプレゼントとなっています。
そもそもはJFAが「Sports assist you~いま、スポーツにできること~」と題して健康の維持、促進につながるコンテンツをインターネット上で配信する取り組みを行っています。プロサッカー選手たちからのメッセージ動画やサッカーeスポーツだったり、サッカーにまつわる動画を公開しているんですね。その中で子供向けのJFAチャレンジゲームというもともとはDVDで販売していたものを無料公開していて、それに加えてGWということでそのチャレンジを動画に撮ってアップすることでプレゼントが当たるキャンペーンにしているというわけです。
サッカー好きな子供にとってはプロサッカー選手はヒーローなので、ヒーローから手洗いうがいしろよって言われたら説得力ありますよね。スポーツ全般に言えることですが、現状では「いつか安心してスポーツが見られるまで…」って言うしかないので、その時までそのスポーツを愛してもらうプロモーションが必要なんですよね。それを団体が行い、選手一人一人がSNSなどを使って行う。さらにファン一人一人が出来るような時代なのでそのように一丸となっているような投稿というのは業界全体を後押しできるんじゃないかなと思います。
■JFAチャレンジゲーム スペシャルステージ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000041844.htmlh
4.アドベンチャーワールド「ミライsmile教室」
アドベンチャーワールドでは「ミライSmile教室」を実施。YouTube Liveに動物飼育スタッフがナビゲーターとして登場するこのオンライン教室を通して、親子で過ごす時間の充実や、学校以外の学びを提供しました。
YouTube Liveで生ライブを行おうということが結構チャレンジングで気になります。配信中、随時チャットにて疑問や質問をお受けし、その場でお答えするということで、スタッフも人数入れられないと思うので、かなり工夫してやっているのではないでしょうか。生コンテンツのほうが心惹かれるでしょうし、気になったことをすぐに聞けるというのは子供にとっても嬉しいのでは。
今後コンテンツが有る「場所」というのはリアルタイムライブ配信ができるようにならないと生き残るのは難しそうで、企画を考える際に生配信などが実現可能かどうかというのがわかる知識が必要になってきます。スマホだけでもできるので、まずはそこから、今抱えてるコンテンツはどのような物があって、それをどう外に出すべきかを考える必要がありますね。
でも現場の人は今は自粛期間なので時間があるので、まず外に出してみるで良いと思います。もっとクオリティをあげるために自撮り棒便利!やマイク必要!などの機材面も含め、わかりやすくするためにどうしよう、というのをお手伝いできるのが我々みたいな研究やさんですね。でも0から1にするのはそこのあなただ!
■アドベンチャーワールド「ミライsmile教室」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000158.000040302.html
5.自宅にいながら「うんこミュージアム」を無料で体験!
「いのちを守る STAY HOME 週間」を支持し、ゴールデンウィーク期間のおうち時間をより楽しむための企画「うんこミュージアム オンライン」が開催された。うんこミュージアム TOKYOの人気コンテンツを自宅にいながら楽しむことができる他、うんこミュージアム公式ショップでは、人気のお土産・うんこグミを特別価格で販売している。
もうこの段階で「うんこ」って一ヶ月分くらいは言った気がします。横浜や東京でMAXうんこカワイイを合言葉に開催されていたアート展示会が休業となり、オンラインでの開催が企画されたということなのでしょう。
3月後半に休業決定で自粛期間が発表されて、GWまでは無理だとなってから企画制作を行ったと考えると、ARやゲームなどの開発を含めて4.24のプレスリリースまで短い期間でよくやったなーという、さすがカヤックと言いたくなるようなスケジュール。当然4.24には上がっていなくて、PC対応とかスクロールバーとか随所に見える5月1日13:00オープンギリギリまで何人もの人が自宅で開発していた感。目頭が熱くなります。
個人的には「#おうちでうんこ」というハッシュタグ兼サブタイトルは悔しいがニヤリとしてしまいました。おうちでうんこ。普通なんですけどね。
■自宅にいながら「うんこミュージアム」を無料で体験!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000186.000010379.html
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まとめ
そんなわけで2020年のGWもコロナの影響で外に出れない中、様々なデジタルを活用したプロモーションでファンを継続させています。
中には、正義っぽい打ち出しを振りかざしてプレスリリースだけ打って内実ほとんど行動はしていないみたいなプロモーションも結構見かけましたが、そんなことをやっても悪い認知にしかならないわけなので、既存のファンが好きだと思われるようなプロモーションを提案していきましょう!
それでは、今回はこのへんで!また会いましょう!
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