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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2022/01/08-01/14

キャンペーンサイト制作を得意とする我々が、他社のキャンペーンを見て企画と制作でどこがタメになるか、最近のトレンドはなにかを収集・分析していきます。WEB担当者がどのようなキャンペーンを行うか調べたいときに活用していただければ幸いです。 2022年1月第2週は5個!

七福だるまと歴史を追体験!2022年お年玉キャンペーン|大阪・東京のホームページ・Web制作会社ジーピーオンライン

七福だるま歴史を追体験!2022年お年玉キャンペーン画像
七福だるまと歴史を追体験!2022年お年玉キャンペーン|大阪・東京のホームページ・Web制作会社ジーピーオンライン

キャンペーン概要

内容:

WEB制作会社の20周年を振り返るゲームをクリアすると応募フォームがあらわれる。

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キャンペーン考察

発見ポイント:

制作会社が新年の挨拶的なキャンペーンを行ってますね。正月は枕の下に「七福神の乗った宝船の絵」を入れておくと、良い初夢が見られると言われる七福神をだるまにして、20年間の歴史をゲーム仕立てで見せていこうというキャンペーンになっています。制作会社の力量が問われるところなので、クリエイティブにも力を入れてますね。

インセンティブも自腹だと思うのですが、結構豪華なものがランナップされてます。iPad、ポッピンアラジン、オキュラスと2021年流行ったマストバイなガジェットが盛りだくさんです。少し疑問に思ったのは、わざわざ金額感を書かなくてもよいのではないでしょうか。商品より大きい太字で14万円相当!となっていますので。いれるなら総額45万円以上!みたいなことが見出しにあると金額感が書かれている意味が出てくるかもしれないですね

基本的にはシミュレーションゲーム的な一本ストーリーを見ていく形。イラストもそうですが画面動かしたりと工数がかかる作業を惜しみなくやっておりますね。時々選択肢が現れそれに応じてストーリーは変化しますが、20年間の歴史を追うというストーリーに変化はなくちょっとした遊び程度になってます。ストーリーを見終えると応募フォームが現れ入力すると応募完了となります。


周年というのは会社組織を見直したりアピールするチャンスなので、そこに合わせてキャンペーンを行うのは重要だと思います。そのうえで重ねてきた信頼と歴史というのを伝えることはとても大事なのですが、テキストとして並べても見てくれないので、こういったゲーム風にするととても見やすくなりますね。

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「鬼滅の刃」×「明治おいしい牛乳」オリジナルグッズキャンペーン

「鬼滅の刃」×「明治おいしい牛乳」オリジナルグッズキャンペーン画像
「鬼滅の刃」×「明治おいしい牛乳」オリジナルグッズキャンペーン

キャンペーン概要

内容:

パッケージの側面にある応募マークを三点集めて応募封筒で郵送すると応募完了。また購入レシートを送付することで名前入りSNSアイコンが作れダウンロードできる

「鬼滅の刃」×「明治おいしい牛乳」オリジナルグッズキャンペーン画像

キャンペーン考察

発見ポイント:

2022年も鬼滅の刃は止まりません。今回は明治おいしい牛乳とのコラボ企画です。家族を支える柱になれ!ということで、子供にも大人気の鬼滅の刃を絡めた子供が大好きな牛乳との連動ストーリーが作られているわけですね。鬼滅の刃は家族や仲間との成長譚なので、どんな商品でもコラボしやすのでしょう。

全集中、柱というキーワードも使いやすい。今こそ全集中で「明治おいしい牛乳」を飲んで成長し、とか家族や仲間を支えられる柱となろう!という子供からしたら飲むとパワーアップしそうなストーリーになってます。

キャンペーンとしては応募マークを三点分集めて郵送という全然デジタルプロモーションじゃないアナログな方法です。ただ第二弾はデジタルでして、ファミマローソン限定、レシートマストバイでベタ付けデジタルインセンティブになってます。SNSアイコンがダウンロードできるというもので、ただ画像がダウンロードできるだけでなく名前やニックネームが画像合成できます。

わざわざパッケージから切り取って集め、封筒作って入れて切手を貼って郵送すると考えるとものすごいハードルが高い気がするのですが、その工程を子供が行うと考えると楽しんでやれそうなので、必ずしもデジタルでと考えずにターゲットに寄り添ったフローというのもありだと思います。

「鬼滅の刃」×「明治おいしい牛乳」オリジナルグッズキャンペーン画像

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はっぴーすとろべりーめもりー!|株式会社 明治 – Meiji Co., Ltd.

はっぴーすとろべりーめもりー!|株式会社 明治キャンペーン画像
はっぴーすとろべりーめもりー!|株式会社 明治 – Meiji Co., Ltd.

キャンペーン概要

内容:

明治商品にカメラをかざすとARですとぷりが現れおみくじで占ってくれるキャンペーン。

はっぴーすとろべりーめもりー!|株式会社 明治キャンペーン画像

キャンペーン考察

発見ポイント:

正月明けからバレンタインデイを通してホワイトデイまでおこなうキャンペーンの第一弾でARおみくじ。すとぷりという6人組エンターテイメントグループで2021年12月時点でYouTubeでの動画総再生数が47億回を突破しているモンスターコンテンツ集団。普段はイラストキャラクターで表現されているが、生ライブや握手会だと実際に存在しているんだそう。

このキャンペーンは2021年夏に一度、たけのこの里いちご&ショコラで一回コラボしています。過去にYouTubeで解説したキャンペーンですが、それがかなり跳ねたらしく、2022年から明治いちごアンバサダーに就任してこの企画となってます。

キャンペーンはパッケージを活用したWEBAR。すとぷりのメンバーがおみくじを引いてくれるといったストーリーで、ダウンロードしてシェアするとインセンティブといったキャンペーン的な流れはなく、すとぷりとおみくじを楽しめるというデジタルプロモーションとなってます。第一弾は正月気分、2月からはバレンタインデイ気分の第二弾が始まるようです。

前回はたけのこの里いちご&ショコラという商品単体だったわけですが、まずIPとの相性を試してみて、反応がよかったら全商品に展開という流れですね。IP×パッケージWEBARは今後すべての商品に提案できるので、人気IPの勉強はしておかないと駄目ですね

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チョコレートメッセージメーカー|ミルクチョコレート|株式会社 明治 – Meiji Co., Ltd.

チョコレートメッセージメーカーキャンペーン画像
チョコレートメッセージメーカー|ミルクチョコレート|株式会社 明治 – Meiji Co., Ltd.

キャンペーン概要

内容:

チョコ文字で作ったメッセージをTwitterかInstagramにハッシュタグをつけて投稿すると応募完了となる画像合成UGCキャンペーン

チョコレートメッセージメーカーキャンペーン画像

キャンペーン考察

発見ポイント:

カードに自分でテキストを入れるとチョコで書かれた文字が合成されて、それをダウンロードできるキャンペーンですね。バレンタインデイ向けでリモートも多いですからチョコを直接渡せない人に送ったりできるのかと。会社で義理チョコ渡してたなんて人はこういったツールで気軽に送れるのもいいですね。

チョコレートメッセージの画像を作成して、#チョコレートでもっと話そう をつけてTwitterかInstagramに投稿すると応募完了。日本語は使えずアルファベットと記号のみになっていて、8文字三段書けます。

画像生成は一旦テキスト情報を投げ、サーバーサイドで画像を組み合わせて戻す形なので多少時間がかかるりますが、ローディング画面が異常に可愛い。ここに全制作力をかけているようです。ここの見積もりが高そうではありますが、すぐに終わってしまうキャンペーンなので悲しいですね。そして生成される後ろ側の画像は選べずランダムなので、ほしい物が出るまで作る必要がありそう。

画像合成はメッセージを送るという軸があるようなものは使いやすいですね。そのほか大喜利でもテキストだけだとタイムラインに並んだときに、インパクトが出やすいとして画像にしてしまうことも良いかもしれません。

チョコレートメッセージメーカーキャンペーン画像

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子育てあるあるマンガ – ベネッセ

子育てあるあるマンガ – ベネッセ

キャンペーン概要

内容:

#保護者はつらいよ でTwitter上にてあなたの『子育てあるあるエピソード』を募集。優秀なエピソードは人気子育て漫画家さんがマンガにしてくれるキャンペーン

キャンペーン考察

発見ポイント:

王道UGCテーマである子育てあるあるに加えて、マンガを取り入れたキャンペーン。UGCでは共感もしくは憧れを作れるとヒットしやすいわけで、子育ての愚痴は必ずみなさん通ると思うのです。自分の子供だけなのかも、という不安やイライラしてしまうことなど、今子育て期の人からすれば共感して、自分だけじゃないんだ、と安心することもできるし、ある程度子育て期が過ぎている人は、そんなときもあったなあ、と思える内容になっています。

ハッシュタグもわかりやすく、愚痴を言いやすくなっていて保護者はつらいよ、とあり普段だと言えないような、でも本当は言いたかったことを書いてしまいそうです。

そして優秀なあるあるはサイトに掲載され、さらに子育てマンガで人気のimo-nakさんが漫画を書いてくれる。さらにアマギフという誰でも使いやすいインセンティブもあると。アマギフだけだとキャンペーンぽくなりすぎて、共感性が弱くなりがちなのでマンガも据えてるわけですね。

また、アプリマストダウンロードキャンペーンも同時に行われていて、まなびの手帳アプリをダウンロードしてアプリ内フォームから応募可能のようです。なのでコンバージョンはアプリインストールなんですが、サイトの下の方まで見ないとこのアプリの情報は出てきません。

アプリを知ってもらいたいわけですから、タイトルに学びの手帳プレゼンツとか、ハッシュタグに学びの手帳というキーワードを入れてね、みたいなフローにしがちじゃないですか。そこを我慢してまずは子育てあるあるで子育て世代をあぶり出し、マンガやエピソードを見に来た人にアプリを知ってもらうという流れ。ついついアピールしたくなるところなんですが、広告っぽくなく見せるためにやっているんでしょう。

あるあるって言いたくなるんですよね。共感の基本なので、ターゲットに刺さるあるあるを出せれば人を集める力があるわけです。そこで集めた人をアプリインストールにコンバージョンさせる、うまくできたキャンペーンです。

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