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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/12/25-12/31
更新日:2024.11.07 (公開日:2022/01/25)
キャンペーンサイト制作を得意とする我々が、他社のキャンペーンを見て企画と制作でどこがタメになるか、最近のトレンドはなにかを収集・分析していきます。WEB担当者がどのようなキャンペーンを行うか調べたいときに活用していただければ幸いです。 2021年12月第5週は4個!
正月のTwitter活用キャンペーンを一挙解説
内容:
お正月は各社軽めのTwitterキャンペーンを行っているので、ピックアップして解説していただきます。
早くも来年に向けてどのような形で正月Twitterキャンペーンを行うのがいいのか、考えていきましょう。
ディズニープラスお正月Twitterキャンペーン
発見ポイント:
まず最初はディズニープラス。年賀状をモチーフとしたオートリプライであなたの2022年の始まりを飾る1作という名目でリプライが届く形。アート月年賀状50種ランダムオートリプライそのものをベタ付けインセンティブとして、かつ後日抽選で福袋が当たるフローになってます。正月福袋当たるキャンペーンで後日抽選だと結局3月くらいに送られてくるので、季節外れになってしまうのはどうにかならないのでしょうか。
新年はサムライマックで挑戦キャンペーン
発見ポイント:
#新年は侍マックで挑戦をつけて返信すると応募完了というもの。返信はマックと返信した人双方をフォローしていないとタイムラインに出てこないので、拡散性は低いですが、ファンコミュニケーションがしっかりできる利点があります。
サントリー天然水 新春ミズクマおみくじキャンペーン
発見ポイント:
サントリー天然水ということでおみくじをモチーフにしたフォロリツキャンペーン。新年はじめの運試しというどの業界でも使えるフレーズなので、来年はどこでもパクれますね。内容はTwitterインスタントウィンになっていて、フォローしてリツイートするとオートリプライが返ってきて、おみくじとともに当落がわかる方式。令和4年もまだまだ使えます。
#コークであけおめキャンペーン
発見ポイント:
最後はコカ・コーラが過去におこなったコンテンツを活用したクイズキャンペーン。カウントダウンをライブ配信していた動画の中で白いくまが持っていたものは、というクイズに答えるもの。ライブ配信を見なかった人でもアーカイブ動画をもう一度見れば答えることができ、ライブ配信が行われていたという認知も広がります。動画でのブランド訴求にもつながるから、2021年を振り返るクイズみたいな形にして、ブランド訴求できそうなLPに飛ばしてしまうなんて形ならもっと簡易的にできそうですね。
正月のTwitter活用キャンペーンを考察する動画
AIサイネージ|AIさくらドリンク総選挙|AIさくらさん|自販機
内容:
投票は三種類から選べ、公式TwitterをフォローしてAI自販機を撮影しハッシュタグをつけて投稿もしくは、LPより選んで投票か、AI自販機で投票するか。ベタ付けでAIさくらさんのアニメーション画像がもらえ、写真投稿だとさらにクーポンコードが抽選でもらえるキャンペーン。
キャンペーン考察
発見ポイント:
アキュアというJRの駅構内に設置されている多機能自販機で、その中の上野・品川・新宿・東京・秋葉原の5駅でアキュアにAIさくらさんが搭載。AIさくらさんとはヘルプデスクや街なかのサイネージなどで、業務や接客・案内の自動化をサポートするAI。羽田空港やイオンモールなどにも導入されているようです。
その中でアキュアwithAIさくらさんに顔認証カメラを活用した、「属性別おすすめ商品レコメンド機能」や「じゃんけん・おみくじ」、「アキュアオリジナルコンテンツ」、「ランキング機能」などを搭載し、利用者の皆様に楽しんで頂けるようなコンテンツが用意されています。例えば五駅それぞれ服装が違ったりします。
今回はアキュアがオリジナルで出している飲料からAIさくらさんが選抜した商品に対し、投票して一位を決めようというキャンペーンになっています。 参加方法は自販機を撮影しハッシュタグをつけてTwitterに投稿するか、LPより選んで投票するか、さらに、自販機で投票するのも可能。
顔認証により年齢と性別が分かり、天気や気温、時間などの環境情報でレコメンドしているわけですね。自販機ならばAIで長期的に学習させて情報を洗練させるのは効果的ですよね。キャンペーンとなると期間が短いのでAIは相性が良くないですが、顔認証・天気APIを活用すると近しいものが作れるのでプロモーション活用も面白そうです。
スマートフォンキャプチャ
AIサイネージ|AIさくらドリンク総選挙|AIさくらさん|自販機 を考察する動画
1日1回の運試し!開運コーク | コカ・コーラ
キャンペーン概要
内容:
パッケージ裏のQRコードを読み取り、ARで綾瀬はるかさんとおみくじがひける。大大吉以上が出たら賞品がもらえるインスタントウィンもあるキャンペーンです。
キャンペーン考察
発見ポイント:
年始感のあるおみくじ軸のキャンペーンですが、ARを活用するところが新しいですね。ペットボトルのラベル裏にQRコードが付いていて、そこからキャンペーンサイトに飛べるようになっています。サイトではTwitterもしくはLINEでログインなので、SNSログインによって一日一回というのを制御しているわけですね。なのでおみくじをするために毎回商品を買う必要はなく、一度URLがわかれば一日一回という制限の中回せるということでしょう。
URLを読み込むとARが立ち上がり、AR内で綾瀬はるかさんがおみくじを回してくれるインスタントウィンになっています。大大吉以上があたり、大吉がハズレ、大吉より下はあるのかわかりませんが、SNSシェアすると二回目を回せる。さらにお守りがついてきて、57種類コレクションすることができるのでキャンペーンとしては長めのスケジュールになっています。
綾瀬はるかさんのARという物珍しさで釣って、コレクション性でリピーターを増やすというユーザーストーリーが仕上がってます。
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カゴメ株式会社|カゴメ×ドラゴン桜 野菜で合格習慣キャンペーン
キャンペーン概要
内容:
対象商品のレシートをLINEで送ると100円ごとに1ポイントが貯まり、ポイントでコースに応募するとその場で結果がわかります。
キャンペーン考察
発見ポイント:
受験シーズンになってきたようです。ドラゴン桜とのコラボレーションでKAGOMEの野菜飲料全般のレシートキャンペーンです。ストッパもドラゴン桜でしたし受験シーズンには使いやすいIPですね。2021年のドラマにもなった2月の勝者も受験マンガですけど、見かけないですね。受験生応援というより先生側の話が多いので使いにくいのでしょうか。
レシートキャンペーンとしてはマイレージかつ、商品ごとにポイントがつくわけではなく100円ごとというのがあまりないですね。なんでかというと他の商品も買うと思うので、レシートの計算が大変になります。1000円買ったレシートだけど、野菜生活は300円分だった場合3ポイントです。しかしその商品だけの合計を自動で出すのは至難の業で、そのシステムを開発するならば目視の方がラクです。ポイント消化してその場で結果がわかるということは、すぐポイントがつくということなのでしょうか。
キャンペーン終了後に抽選ならば、人数を入れて目視していき、ポイント付与させたほうが開発費が抑えられます。対象商品も多いので商品名でしぼるのもかなり大変。各コンビニやドラッグストアーでPOSの商品名が違うからレシートに印字される文字が違う、ということは商品抽出も大変。 LINEで応募ということで、小さくポイント化までは最大で7営業日程度かかるって書いてありますね。すぐにはポイントにならないのは、一回集めて週イチくらいで目検の日を作ってポイント付与がフローなんでしょう。OCRかましてラクにはしていると思いますが、力技な予感がします!
その場で当たると書かれると、登録したらすぐに抽選ができると思わせがちですよね。すぐに抽選ができるならやってみようという動機づけにはできると思うのですが、やってみたら後日だったとなるとがっかりするので若干信頼を失います。バランス大事ですね。
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カゴメ株式会社|カゴメ×ドラゴン桜 野菜で合格習慣キャンペーン を考察する動画
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