【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/12/18-12/24 | 株式会社NONAME Produce(n2p)

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更新日:2024.11.07 (公開日:2022/01/25)

キャンペーンサイト制作を得意とする我々が、他社のキャンペーンを見て企画と制作でどこがタメになるか、最近のトレンドはなにかを収集・分析していきます。WEB担当者がどのようなキャンペーンを行うか調べたいときに活用していただければ幸いです。 2021年12月第4週は6個！

真冬の打ち上げ花火クリスマスキャンペーン｜アサヒ飲料

キャンペーン概要

内容：

LINEアカウント上でアンケートに答えると、毎日違ったデザインのデジタルトレカがもらえるキャンペーンです。

キャンペーン考察

発見ポイント：

LINEのアンケート答えるだけでうさぎゅーんコラボの画像がもらえるキャンペーン。5日間連続でアンケートに答えるとシークレット版のキラみたいなのがもらえますが、なにがおもしろいかのというとNFTで管理されているインセンティブなんですよね。

LINEはNFTに力を入れていて、「LINE Blockchain」という開発者が簡単にNFT等のトークンを発行しサービスを構築できる環境や、ユーザーがLINEアカウント一つで手軽にNFTなどのデジタルアセットを管理できるウォレット「LINE BITMAX Wallet」などを提供中。売買は「NFTマーケットβ」があって、さまざまなIPを活用したNFTの取引が活発に行われているんですが、さらに2022年はLINE NFTとして新スタートするそう。

大事なポイントは日本円で売買できるところ。有名どころはイーサリアムでしか取引できないことが多いので、ハードルが別格に高いんですよね。
デジタルトレーディングカードというものがもらえてLINE BITMAX Walletに入ってくるような感じなのでしょうか。今回は全員に当たるものだから価値はうすいですが、シークレットは価値が少し上なのでほかのトレーディングカードがでてきたら交換とかもあるのかもしれません。

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シマトリたびハッシュタグキャンペーン | 山陰まんなか観光局

キャンペーン概要

内容：

インスタグラムをフォローし、山陰の新たな可能性を感じるモノ・コトを写真にとってハッシュタグとともに投稿すると応募完了です。

キャンペーン考察

発見ポイント：

このような写真投稿キャンペーンは観光系やコスメが2020年からガクッと下がって写真が取れなくなってしまったのでだいぶお見受けしてなかったのですが、2022年に向けて観光地がうごきだしているということでしょう。そしてデザインが可愛いですよね。写真を撮ってアップさせるためにはハードルを下げるか、自分もやってみたい憧れる！という内容にしなければいけないので、おしゃれなサイトにして憧れを抱かせるのは非常に大事なんですよね。

こちらは第三回目。山陰の真ん中映えスポットを2020年行った第一回、第二回の良かった場所や写真をカテゴリーごとに見ることができます。他にも第二回の受賞者がプランニングしたツアーがあったりと、積み重ねているからこそできるコンテンツだしユーザーが作ってくれたコンテンツをきれいに見せてますよね。山陰のモノやコトを写真で募集しているという観光系ならではのシンプルなスキームで審査するというコンテスト形式で、審査基準もあり。

見た人が行きたくなる写真と文章をあわせた表現や可能性を感じる写真等、観光局としてはただただほしいはずのコンテンツをユーザーから出させて、「こんなところもあったのか」「こういうふうに切り取ると山陰って魅力的なのね」「山陰ってここが好かれていたんだ」というマーケティング情報を吸い上げるためにもクリエイティブが大事ということにいたったのでしょう。去年のと比べるとかなりクオリティが上がっているので、続けていき課題をみつけ改善していくのが大事。

かっこいい写真を募集するのであればかっこいいサイトじゃなければクオリティが上がらないですよね。ユーザーにとって自らのタイムラインに出す作品になるわけだから、そのモチベーションを高めるためにもサイトクオリティは大事です。

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ピルクル400でポケモンメダルゲットだぜ！｜日清食品グループ

キャンペーン概要

内容：

商品を購入し、商品についている4種類ある二次元バーコードを集めていくと、ポケモンメダルがもらえる。全121種。

キャンペーン考察

発見ポイント：

ポケットモンスターとピルクルのコラボキャンペーンで、ポケモンメダルを集めるシンプルなもの。ポケモンメダルは一時期おもちゃ付きお菓子であったりゲーム内でもメダルを集めたり、ドラクエでいう小さなコインのような扱いなのでしょうか。お子様が習慣的に飲んでもらうためにコレクションをさせて何度も買ってもらおうとしています。全121種類なので121回飲まなきゃいけないのはハードルが高すぎるので、QRコードを4つに分けてそのコードごとにポケモンがポケモンメダル図鑑に現れてくるという内容。そして、一本につき一個というわけではなく、一回読み込めば何度でもガチャは回せるので、30種類出るまでリセマラして楽しめるようになっています。

121種類をコンプするには必要な回数の期待値は約650回！なので一個のQRで120回程度づつ回せばコンプできる可能性が高い。ガチャの道は果てしないです。

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西川・睡眠〇！×？クイズキャンペーン

キャンペーン概要

内容：

睡眠に関する○×クイズに回答すると抽選で快眠グッズをプレゼント。

キャンペーン考察

発見ポイント：

西川という寝具メーカーのクイズキャンペーン。有名なのはAiRという幾何学模様が入っている大谷翔平さんがCMに出てるベッドマットレスです。キービジュアルを見ていくと羽毛布団満足度NO１とか創業455年などクイズの回答になりそうな物が入っていて、西川の会社や商品を理解訴求しつつ快眠グッツプレゼントという王道な流れになっていそうです。

問題は枕の正しい使い方の理解だったり、7冠達成したぜ！って自慢だったりお昼寝豆知識だったりする内容でシンプル。○×クイズを間違っててもいいので行った後、フォームに住所を入れるという内容になっています。

タイトルの「西川・睡眠〇！×？クイズキャンペーン」もそうですが、SNSなどにシェアされる想定が薄めなのが印象的でした。シェアボタンがないのはいいとして、Twitterなどでファンの方がシェアされたときにどういうキャンペーンなのかわかるタイトルになると良いかもしれません。またアンケート目的ではなさそうなので、ライトユーザーにクイズで商品訴求をするならばキャンペーンの認知拡大が大事で、Tweetしたら当選確率2倍などかんたんなものでも忍ばせておくとよりよいキャンペーンになると思います。

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SAPPORO STAR COMPANY | サッポロビール

キャンペーン概要

内容：

業務依頼という打ち出しでアンケート企画や写真投稿キャンペーンを行っています。

キャンペーン考察

発見ポイント：

「乾杯する喜びをもっと。 SAPPORO STAR COMPANYは、お酒を愛してやまないオトナが集う場所を作りたい、「メーカー」と「お客様」よりもっと近い距離でつながりたい、と考えできました。入社資格は、サッポロ愛。ただそれだけ」というストーリーになっていて、架空の会社という軸のもと業務依頼を出してサッポロ好きな社員が業務を遂行するという流れになっています。

アンケートを取るだけでキャンペーンを行うのは逆に難しいし、いつもやっているような例えばLINEからアンケートなどはやる人が限られてくるので、こういった軸を作って小さいキャンペーンをまとめてしまうってのはいいですよね。ファンコミュニティのためのベースを作るように、もちろん最終的にはサッポロアカウントのログインが必要でサッポロメンバーを増やしていくことが目的ではあるのですが、新しい軸を作ることにより違う層にも露出すると行った狙いがありそうです。スターカンパニーへの要望アンケートがあったり、ユーザーともにPDCAを回していくってのも昨今どこも大事にしているファンコミュニケーションですよね。

Twitterを盛り上げたいなどという課題をよく伺うと思うのですが、ファンコミュニケーションで考えなければ次につながりません。Twitterの役割、その他SNSの役割、アウトプットでしか無いので、どうファンと向き合っていくのか、そしてより必要とされるのかを考えてからSNSに手を付けないと、すぐに行き止まっちゃうので注意が必要です。

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いつでもどこでも「鮮度みそ占い」キャンペーン｜マルサンアイ株式会社

キャンペーン概要

内容：

おみくじ占いにチャレンジ＆結果をTwitterに投稿すると「巨大！鮮度みそクッション」などが抽選で当たるキャンペーンです。

キャンペーン考察

発見ポイント：

年末年始を感じさせるキャンペーンです。巨大パッケージクッションで話題になったので覚えているのが養命酒。こんなのほしいか？って思わせられるとインセンティブでは話題になるんですが、そういうたぐいのものではなくほしいと思わせる系なんでしょうかね。115センチということは小学一年生サイズなので家に届くと鮮度みそに視線が集中すると思うのですが。クッションギャラリーを見る限りバカパク狙いなんでしょうが、もう少し笑いのほうに向かわないと若干シュールですね。

キャンペーンの仕組みは占いというかおみくじになっていてアニメーションgifをボタンで止めるとツイートができるようになり、ツイートすると応募完了。毎日応募していくと当選確率アップだそうです。応募回数が増えると当選確率が上がるのは自然なことですがとても大事なこと。

Tweetにアニメーションgifがついているとタップした際に止まるというTwitterの仕様を用いて今回のような占いが可能なので、運用コンテンツとしても使えそうですね。