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【週刊】キャンペーンサイト/WEBプロモーション事例と考察2021/7/24-7/30
更新日:2024.11.07 (公開日:2021/09/10)
キャンペーンサイト制作を得意とする我々が、他社のキャンペーンを見て、企画と制作でどこがタメになるか、最近のトレンドはなにかを収集・分析していきます。WEB担当者がどのようなキャンペーンを行うか調べたいときに活用していただければ幸いです。 2021年7月第5週は5個!
クリニカ・キングダム いざ、知略の防衛戦!|ライオン
キャンペーン概要
内容:
キングダムにちなんだ知略ゲームを行うことでキャンペーンに応募できます。並行してレシートマストバイも行っているキャンペーンです。
キャンペーン考察
発見ポイント:
「ネクストステージは戦術で守りを磨け!」というキャッチコピーは、戦術戦略が多く出てくるキングダムと「まもり・磨く」というクリニカの特徴を掛け合わせたものになっています。
1つはがゲームで応募できるものになっています。 多少強引ですがクイズの回答部分で戦略と守りを絡めてクリニカ全体の商品を紹介しています。またシェアすると当選確率2倍とあり拡散を目論んでます。 さらに、WEBフォームでアップできるレシートマストバイキャンペーンを行っており購買を促進しています。
クイズで商品訴求、シェアさせることで認知拡散、マストバイで購買促進と、IPで串刺して全方向に無理なく展開しているのが特徴的です。フォーカスしなくともキングダムの強さで成立させる力があるのが分かる例ですね。
スマートフォンキャプチャ
クリニカ・キングダム いざ、知略の防衛戦!|ライオン を考察する動画
『妖怪大戦争』ガーディアンズ 現世に隠れた妖怪を探せ!
キャンペーン概要
内容:
いろいろなサイトに隠れている妖怪を見つけ出してクリックすると「応募ツイート」ボタンが表示され、投稿すると応募完了となります。
キャンペーン考察
発見ポイント:
映画のデジタルプロモーションは業界自体が若干古いのか、デジタルにかける予算がないと言う話が多いです。そのため、どこかとコラボでキャンペーンを仕掛けて予算はメーカー持ちといった形が多いです。そんな中三池崇史監督の『妖怪大戦争』ガーディアンズは予算があるのでしょうか。
映画は「フォッサマグナに眠る古代の化石たちが一つに結集し、巨大な妖怪獣へと姿を変えた! 向かう先は東京。このまま妖怪獣の進撃を許せば人間も妖怪たちもタダでは済まない。」人間と妖怪がタッグを組んで戦うといった内容です。
キャンペーンは株式会社KADOKAWAが持つ様々なメディアの下部に妖怪をフロートさせ、それをクリックすると元サイトに戻りツイートができるというものです。同じKADOKAWAだから言えばすぐだろうと思う方も多いでしょうが、別のサイトに妖怪を置いてもらうというのは結構面倒です。部署やメディアが違うと交渉が大変ですので苦労したのだろうと思います。
メディアを回遊させる目的があるため、経営課題として横の繋がりがないなどあれば交渉がスムーズに進みそうですね。ドコモなどはすごろくゲームをベースにメディア回遊させてたりします。沢山メディアを持っている会社はメディア回遊が課題になることが多いため、何か大きな花火を打ち上げる際に取り入れてみてもいいのではないでしょうか。
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『妖怪大戦争』ガーディアンズ 現世に隠れた妖怪を探せ! を考察する動画
【AGC Presents】夏休みのサバイバル in 素材研究所 エネルギーの未来を守れ!| 朝日新聞デジタル
キャンペーン概要
内容:
小学生に大人気の『科学漫画サバイバル』シリーズと 世界に価値を提供する素材の会社AGC、そして朝日新聞社が 2020年からスタートした科学を楽しく学ぶサイトでのキャンペーンです。
キャンペーン考察
発見ポイント:
夏休み自由研究枠のデジタルプロモーションです。その枠では長いこと牛乳パックが鎮座していたのですが、違うところも手を出してきているということです。 日本では朝日新聞社から発行されている「科学漫画サバイバルシリーズ」( 韓国のアイセウム社から出版されている学習漫画のシリーズであり、日本国内でのシリーズ累計発行部数は1100万部を、世界でのシリーズ累計発行部数は3000万部をそれぞれ突破している人気コンテンツ)と、素材の会社AGCによるSDGsも見据えたデジタルプロモーションサイトとなっています。
「学ぶ」部分を見ていくと、ただテキストを読ませるだけだと子供は飽きてしまうということでパネルクイズにしてみたり、タップすることで節電につながる箇所を探すコンテンツがあったりと工夫が見て取れます。ブラウザ上でどう楽しく学べるか、子供に興味を持っていただくかというのがよく考えられたサイトです。
元来の牛乳パックなどは「作ってみよう!」でレシピがあり、それ通りに作って自由研究完了といった流れなのですが、形がないエネルギーなどはアウトプットが難しいと感じます。それをどのようにクリアするかという鍵は実践の部分ではないでしょうか。Zoomを使ったオンラインライブ配信と2020から始まったデジタルプロモーションで解決法を提示しています。(アーカイブも残っています)20歳の若さで科学者・発明家として大活躍中の村木風海さんを起用していますね。
さらに、そのアウトプットをまとめて送ると学校の評価とは別に認定証をもらえるようになっているため、プラスアルファを与えることで子供のモチベーションを上げています。小学生が科学かの視点だけでなく、SDGsの視点から未来についても考えられるようになっています。
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夏の豆乳頂上決戦|キッコーマン豆乳
キャンペーン概要
内容:
夏豆乳の楽しみ方をTwitterのカンバセーショナルカードもしくはInstagramの投稿をいいねすることで投票し、応募完了となります。
キャンペーン考察
発見ポイント:
豆乳を凍らせてアイスにするか、豆乳でプリンを作るか、コーヒーで割るか、豆乳の味ではなく食べ方で投票させるキャンペーンとなっています。中間発表がすでに出ており、凍らせて食べる豆乳アイスが人気の模様です。 昨年もこのキャンペーンは行われており、アイスVSプリンでアイスが勝ったそうです。今年はそこにソイカフェが加わっています。
投票数がリアルタイムで見れる他、 おそ松さんコラボ、アイス・ソイカフェ・プリンの作り方があったり、その他レシピ紹介があったりと盛りだくさんです。
投票方法はTwitterでのカンバセーショナルカードからハッシュタグ投票で、これが最近の王道投票形式となっています。Instagramは結構珍しく、いいねを押して貰う形です。3つ投稿が並んでいて、TOP固定ができないためキャンペーン期間中は別の投稿ができなくなりますが面白い形ですね。投稿もかわいいし分かりやすいため、Instagramに載せてもブランド価値が下がらないです。
アイスなら子供と一緒に凍らせる遊び要素があり、プリンなら親が作って出してあげるデザート、ソイカフェなら親が飲むという視点、食べ方でターゲットが変わるというのを出すためにあえて写真投稿キャンペーンにしてないと見ています。
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夏の豆乳頂上決戦|キッコーマン豆乳 を考察する動画
Team Visa – Power of Voice
キャンペーン概要
内容:
「OK Google」でみんなの声の寄せ書きを Team Visaアスリートに届け、Twitterで#TeamVisa #声を力に をつけて投稿することで応募完了です。
キャンペーン考察
発見ポイント:
声で寄せ書きを作り、その場で画面に反映されるGoogle内で行われるプロモーションです。 OK Googleってこんなこともできるんだ、と驚貸されます。
キャンペーンとしてはメッセージを送ったあと、Twitterでハッシュタグを投稿するとなっているのですが、ここは連動できると良かったですね。声参加してなくてもハッシュタグだけ送ればプレゼント応募できてしまうのはなんとも悲しいです。もちろん性善説で作ってるのでしょうからしょうがないと思うのですが、ここがジョイントできていると玄人受けした気がします。会場で声で応援できないからこそ、デジタルを利用して声を届けようというストーリーは素晴らしいですね。
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N2Pの実績
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