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O2O施策とはモバイル端末×○○と考えて間違いはない

O2Oとは

O2Oは「Online to Offline」の略で「On2Off」と表現されることもある。 ネット上(オンライン)から、ネット外の実地(オフライン)での行動へと促す施策のことや、オンラインでの情報接触行動をもってオフラインでの購買行動に影響を与えるような施策のことを指す。

なんだか難しいというか、複雑かつオシャレな内容ですが、平たく言えばユーザーが持っているモバイル端末(スマートフォン・タブレット等)と店舗やイベントなどの実地と連動させて好奇心を刺激する、ということになります。

フィーチャーフォン時代からあるよ。O2O施策。

QRコードで携帯サイトに飛ばすのだってO2Oだし、
空メールとばしてメルマガ登録&クーポンだってそうじゃないか。
デジタルチケットだってあったし、その場で当たる!的なインスタントウィンだってあった。
そんなサイトたくさん作った。
機種やキャリアによって、サイトの作り方が違うとかで大変だった。

昨今のO2Oと昔ながらの携帯電話を使った施策との違いは「SNS」と「解析力」

スマートフォンでできることが大幅に増えたということは技術力の話なので、置いておいたとして。
アプリが出来たとかで導線が増えた、とかもこの際置いておきましょう。
この2つを置いたとすると何が残るのかというと「SNS」と「解析力」ではないかと思うわけです。

SNSとは!

説明するのも億劫です。mixiとかです。
SNSが流行ってきたなんて言う気は今さらございませんが、
当然あるもの、になってきたということです。
バカッターだなんだX(Twitter)犯罪だなんだ言っている昨今、
想像力のないバカどもがぎゃーぎゃー言っておりますが、それもこれも全て、
いろんな事を知る前に既にあるから使っていることに起因します。
ですので、「ふざけなくても、モノが良ければSNSに乗る」ということに随分前からなってきました。
古き良きの見せ方さえ変えれば伝えることができるということです。

解析力とは!

SNSも含めて、モバイル端末で行ったことによる、ユーザーの行動分析が事細かく出来るようになりました。
ユーザーがどういう心理で何を見て何を行ったか、という一連の流れをかなり精密な段階まで追うことができます。
では、解析力が上がることによってO2Oで何が出来るかというと、
商品やサービスの課題が明確に見えるということです。
スマートフォンだーSNSだー解析だーなんやかんや巷で溢れてるって噂をよく聞くふんわーりの状態で、
課題を見つけ出すということの重要性を、また感じてくるはずです。
なんかたくさんあって分からん!という状態を打破するためにO2O施策はあるのではないかと思います。

O2O施策とはモバイル端末×○○で導線を作るだけではない。

「単なる導線としてモバイル端末を活用する」だけじゃねーぞ!ということでしょうか。
モバイル端末使って実地を含め売上の最大化を目指してやる!ってのがO2O施策の根底。
そのうえで、ユーザーの動きを可視化することで、
新しい課題を見つけ、それに対して動いていく必要がありそうです。

この記事を書いた人

村上 烈

株式会社NONAME Produce代表取締役。2006年8月、早稲田大学在学中に同社を設立。デジタルキャンペーン黎明期から18年以上にわたり、第一線でデジタルディレクターとして活躍。 キャンペーンコミュニケーション設計・戦略を武器とし、SNSの各種プラットフォーム(X〈旧Twitter〉、Instagram、TikTokなど)と連動したキャンペーンの企画・制作を手掛ける。 2020年からはYouTubeにて、SNSキャンペーンの手法や最新トレンドを解説する動画を1000本以上投稿。APIを活用したウェブ技術とクリエイティブデザインを組み合わせた手法を強みとし、その独自の知識と経験を基に、現在では「WEBキャンペーンシステム Aha!」「Xキャンペーン支援ツール BirdCall」「Instagramキャンペーンシステム ImStar」などの自社サービスの設計・統括を行う。

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