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【採用ブランディング】採用サイトを最際限活かす方法とメリットとは
更新日:2024.11.07 (公開日:2022/04/28)
「採用活動がうまくいっていない…」「自社の魅力を上手く伝えられているか不安」といった悩みを抱えていませんか?そのような悩みを解決する手法の一つに、「採用ブランディング」が挙げられます。
採用ブランディングは正しく行うことが出来れば、自社の採用活動に数多くのメリットをもたらしてくれます。
本記事では、採用ブランディングのメリットや課題点の分析、また具体的な事例を紹介します。最後まで読むことで、採用活動を確実に一歩進めることが出来るのでぜひ参考にしてください。
【採用ブランディングとは】
採用ブランディングとは、自社の魅力を発信することで認知度やイメージを向上させ、自社で働きたいというファンを増やすことです。
具体的には自社の理念や社風、インターンシップといった自社に入社する魅力・メリットを発信し、ブランドを構築することが挙げられます。
一方で、一見するとファンの数を増やす事のみがメリットであるように見える採用ブランディングですが、実は他にもメリットが存在します。以下では実際のメリットについて解説していきます。
【採用ブランディングの効果やメリット】
会社の魅力を発信 / 再発見
魅力を発信・再発見することで、競合企業との差別化を図ることができます。
どういう事かというと、他社との違い=自社の特徴・魅力を伝えることにより、待遇面で他者に劣っていたりする場合でもそれ以外の魅力を武器に「この企業で働きたい」という意識を持ってもらう事が出来ます。
競合他社と必要のない部分で競り合わずに、純粋に求職者と向き合うことが出来るのは大きなメリットと言えます。
相応しいターゲットが集まる
自社の「魅力」や「理念・ビジョン」、「社風」を正しく伝える事ができれば、応募者とのミスマッチを解消する事が出来ます。
自社の情報を充分に発信し、求職者が受信をできる環境が整う事で、求職者が応募前に自分に合うかどうかを検討する事ができる為、企業の求める条件に合う応募者を集めやすくなります。
企業ブランディングによるミスマッチを防ぐ事は、企業が欲しい人材が集まるだけではなく早期離職も防ぐ事ができる為、一石二鳥の効果を発揮する方法と言えます。
選考コストの削減
採用ブランディングは、採用に関するコスト削減も期待できます。
採用ブランディングを行う事で、採用広告の出稿量を減らしたりしてもクチコミ等のルートで求人情報を拡散することもできます。
また先程述べた様に早期離職も防ぐ事が出来る為、そういった観点でもコストを削減する事が出来ると言えます。
【採用ブランディングするために】
企業理念理解の必要性
ここまでの記事では主に社外に向けたアウターブランディングについて説明してきました。
しかし、このアウターブランディングをおこなうためには、社員が企業理念を理解できている状況を作る「インナーブランディング」が必要なのであると言えます。
インナーブランディングを行うことによって、従業員自身が所属する企業の魅力やサービスの存在意義について理解する事が出来、全社一丸となって採用力を向上させる事ができるのです。
具体的には、企業理念と社員の行動指針に一貫性が出る事で、理念を会社が体現できる状況を作ることができます。また、社員の自社愛やモチベーションが育まれ、定着率の向上にも繋がります。
これらの事は全てアウターブランディングに繋がっており、外を変えるには中を変えることも非常に重要です。
【採用サイト制作の目的】
採用における課題
1.採用認知度が上がらない
採用における課題の一つとして採用認知度が上がらないことが挙げられます。その理由として、有名企業以外は、求人情報を見たタイミングで初めてその企業を認知することになるという現状が挙げられます。
そこで、ブランディングを正しく行うことによって求職者は求人情報を見るよりも前にその企業のことを認知することができるという状況を作りやすくすることが出来るのです。
しかし、こういったブランディングは間違った方法で行ってしまうと、逆効果を生みかねません。例えば、誇張的な情報発信です。間違った情報発信は企業ブランドを傷つける可能性も大いにあるため、採用ブランディングは慎重さを持って取り組む必要があります。
2.内定辞退やミスマッチが多い
これらは自社におけるインナーブランディングが正しく行われていない際に起きてしまう場合が多いです。
社員が企業の「魅力」や「理念」を理解し、体現できていない状態では、当然のことながら求職者に対しても競合他社との差別化になる「魅力」を伝える事が出来ません。
その為、魅力を伝え、ミスマッチを減らす為にも企業理念への理解を共有するインナーブランディングをしっかりと行っていく必要があるのです。
課題を踏まえた制作の目的
これらの課題を踏まえた上で、採用ブランディングの目的を挙げると自社の求める人物を獲得することであると言えます。
正しく採用ブランディングを行う事で、ただのファンの獲得という数の獲得だけでは無く、そのファンの「質」の向上を目指す事が出来ます。
質の向上は事業戦略に基づいた人財が採用できるだけでは無く、入社後の定着率にも良い影響をもたらしてくれます。
【採用サイトのジャンル紹介】
新卒採用に向けたサイト
新卒採用サイトは派手さよりもいかにしてミスマッチを減らし、企業理念や社風を知ってもらい、体感してもらうかが重要です。以下の事例ではそれらを上手く活用しているものを紹介します。
オムロン
血圧計や体温計を扱う企業であるオムロン。サイトでは先輩社員たちのインタビュー形式の動画を見る事が出来ます。
計8人の社員の方のインタビューの方を見る事ができる為、「社風」、「事業内容」、「魅力」、「人」をこれでもかと感じれる内容になっています。
ここまで色々な面で企業を体感できると、ミスマッチを大きく減らせそうです。
講談社
講談社は採用担当者が採用関連の情報を呟いているTwitterのアカウントが存在します。
媒体編集長やインターンシップの応募方法等の採用に関する情報を、リアルタイムの鮮度が高い状態で発信する事ができる為、高い話題性を発揮する事が出来ます。
また、若年層に多くの利用者が見られるSNSを活用している点も新卒採用ブランディングとして参考にする事ができると思います。
インターンシップ用のサイト
インターンシップ用サイトはマッチよりも、まずはインパクトで「知ってもらうこと」に重きを置いています。
コロプラ
オンラインゲームの開発、運営を行うコロプラの特設サイトです。サイバーテイストのデザインを使用しており、一目見てゲーム業界だとわかるビジュアルです。
インパクトが強く、新卒採用に比べて「まずは興味を持ってもらおう」という意図が伺えます。その証拠としてコロプラは毎年インターンサイトを刷新し、その非常に高いデザイン性で話題を呼んでいます。
採用イベント / ワークショップ用サイト
採用イベントではいかにして面白い話題背性のあるイベントをするか、もしくは座談会等の「社風」、「理念」をサイト以上に体感してもらう事が重要となります。
面白法人カヤック
面白法人カヤックでは、ゲームの上手さだけで内定を出す「いちゲー採用」や、履歴書代わりにGoogleの検索結果を使って先行を行う「エゴサーチ採用」を行っています。
どの選考もユニークなものであり、かつ面白法人カヤックが「面白法人」であることを体現している採用活動です。その為、求職者も遊び心がある人がある人が自然と集まり、ミスマッチが生じにくいという構造ができ上がっていきます。
【採用サイトデザイン研究】
採用サイトデザイン研究 vol.01
こちらの記事では、弊社の社員が採用サイトのデザインについて分析・研究したことを見ることが出来ます。ぜひ、参考にして採用サイト作成にご活用ください。
【弊社制作実績】
la belle vie
最後に弊社が制作をしたla belle vieの採用サイトについて紹介させて頂きます。la belle vieは、国内最大級のフラッシュセールサイトと運営している企業です。
これまで紹介してきたものは全て映像や音声による「感覚」に訴えかける物が多かったですが、弊社はla belle vieの採用サイトを以下の様に体系化したものを使うことでビジョンや社風を伝えています。
視覚的にわかりやすく、伝えたいことが明瞭であることがわかっていただけたかと思います。
このように感覚だけでなく、文字として伝えたい最低限の情報を求職者に与えるという手法も、ミスマッチを減らすには有効的な手段であると考えられます。
【まとめ】
いかがでしたか?本記事を読むことで「採用ブランディングとは何か?」というものから実際の活用方法まで学んで頂けたかと思います。
採用ブランディングは自社の求めるイメージによって左右される物というイメージがありますが、多種多様なアプローチが存在するため、その可能性は無限大です。
ぜひ本記事を参考にし、自社に合ったオリジナルの自社採用ブランディングを確立させてください。
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