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自慢できるようなかっこいい自社コーポレートサイトができるまでの道のり vol.8
更新日:2024.11.07 (公開日:2020/05/01)
さて、今週は1Q最終です。
コンセプトと構成が合流し、共有用にアウトプットを整えていきました。
西脇がお送りします。
コンセプトチーム
行なったこと
ステートメントのブラッシュアップを行いました。
「デジタルとクリエイティブで、「伝わる」を新たなステージへ導く
N2PはWeb、SNSを軸にしたデジタルプロモーションの制作会社です。
「伝わる」をクレバーに、丁寧に作ることで企業とユーザーの繋がりをアップデートします。
「新たなステージ」「アップデート」といった曖昧な表現を解きほぐしていった結果、以下のことがより意識できるようになりました。
・私たちが制作しているのは「伝わる」こと
・つながりとは「価値ある情報」「体験」であること
この言語化は、サイト構成における事業ドメインの再定義にも大いに役立ちました。
こうしてステートメントは以下に更新されました
デジタルとクリエイティブで、「伝わる」をつくる。
N2PはWeb、SNSを軸にしたデジタルプロモーションの制作会社です。
「伝わる」をクレバーに、フレキシブルにつくることで、
ユーザーに価値ある情報と体験を提供します。
当初の表現であった「クリエイティブの偏差値をあげる」にもつながった印象です。
構成チーム
ステートメントに沿ったサイト構成にしていくに辺り、
国内のWEB制作会社やクリエイティブブティックを50社以上調査しました
調査の目的は、同業他社とクライアント層がどのような言葉使いとロジックを展開しているのか、
N2Pの現在地を確認するためです。
結果、以下の3通りに大別できそうでした。
A: 企画→制作→運用改善 と川上から川下までのクリエイティブを謳っている
B:コミュニケーション設計、デジタル体験の提供、デジタルトランスフォーメーションなど用途別に提供している
C:採用サイト、組織改革、ランディングページ制作など具体的な成果物ベースで提供している
現在のN2PはAとCの中間でしたが、目指すターゲット層とステートメントからBの方向で提案をまとめることにし、「コミュニケーションデザイン」というキーワードに着目しました。
いま私たちが主に提供しているキャンペーンサイト制作、SNSコミュニケーション、キャンペーンの仕掛け(システム)などが内包されていたからです。
ここまで見えてきたら、あとは一気にまとめることが出来ました。
「コミュニケーションデザイン」を今後5年を見据えてパワーアップさせるなら、
方向性は「深める」か「広げる」かだろう。
・そこから、私たちの知識を深めてお届けする事業
・制作領域そのものを広げていく実験的な事業
・これまでの累積から、会社全体を支える資産化を行う事業
・これからも継続する主軸になる制作事業
の4つにカテゴライズしていきました。
新要素が多く、変更するところが多いためフィードバックが心配でしたが、挑戦(検討)する価値のあるプランと受け取ってもらえたようで、一安心です。
今回で、1Qめは終了です。
次回からは、ステートメントに沿ったVI作成と
構成に沿った各文言のライティングと具体的なアウトプットに進んでいきます。
当初考えていたより、だいぶ違う展開をしていますが、おもしろくもどうなることやら。
今週のgood web design
Type Project インタビュー
VIを作成するときに、なぜそのフォントにしたかを説明するのは難しい
どうしたって一方的な理由付けにはなってしまうけど、伝え方や言葉使いを学ぶのにぴったりなインタビュ集
今日からはじめる情報設計
サイトではないけど、情報設計の手引きとして良書でした
(初読だと抽象的すぎる内容も、一通りやって読み直すと納得の粒度)