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おい税務署俺をマークしろ!BTCじゃ無理!噂のビットコインで丸儲け!
更新日:2024.11.05 (公開日:2013/12/04)
「おい税務署俺をマークしろ!」©アニ
申し訳ありません。ビットコインで丸儲けどころか、ビットコインのビの字もまだ良くわかってません。そこで大儲けをするべくビットコインについて調べた内容を超ざっくりまとめましたのでご笑覧ください。認識違いありましたらご指摘ください。
▶ビットコインって簡単にいうとなに?
P2Pを使った電子マネーです。
▶誰が保証、発行してるの?
価値を保証する中央組織はありません。
▶なんで安全(っぽい)の?
強力に暗号化された情報が分散されているからセキュアーだ、
と言われています。
▶どうやったらビットコインをゲットできるの?
両替所で換金
世界に約50あります。そのうち最も大きな換金所4つのうちの一社、Mt.GOX社はなんと本拠地が渋谷です。
サービスの対価として受け取る
なにかサービスや物を売ってその代金としてビットコインを受け取ればビットコインをゲットする
ことができます。ちなみにビットコインが初めて使用されたのは、2010年にピザ2枚を1万BTCで買われた、と記録が残っています。
これは現在の価値1BTC=約11万円換算とすると、ピザ一枚5億円の計算になります。そのピザ屋さんがまだビットコインをもっていればウハウハですね。
採掘する
まるで金のように採掘することができます。後述。
▶なんで価値があるの?
それはBitcoinだけの問題ではありません。その質問は”なんで貨幣に価値があるの?”と≒です。
貨幣に価値があると思い込むのは一種の共同幻想です。
そういう意味ではドルも円もそれ自体は金くず紙切れで、貨幣自体に価値は無く、
それに価値があると信じている人達だけがいます。
▶とはいえBitcoinはどこでリアルの世界と繋がり、信頼されてんの?
ここ重要なとこです。アンリアルなBitcoinの世界とリアル世界はどう繋がっているのか??
それは決済やBitcoinの移動などBitcoinのやりとりが発生する場合の確認作業でおこります。
すべてのBitcoinには今迄の決済情報が入っており、決済されるごとにその情報が数珠つなぎになっていきます。
Bitcoinで決済作業をするためにはBitcoinの持つその情報から生成された計算機的にクソ難しい問題をとく必要があります。
その問題を解くことがBitcoinの確認作業とされ、コインのダブりや偽造を防ぎます。
この問題は決済する端末同士だけで問題を解くわけではありません。bitcoinエコシステムはこの問題を解くために必要なCPUと電気のリソースを、P2Pで世界中から調達しています。
さて決済作業に必要なそのプロセスのために、CPUと電気のリソースを提供した人はただ働きをしたのでしょうか?
いえ、そんなことはありません。
彼らには問題を解いた量、つまりbitcoinエコシステムに貢献した量によって、bitcoinが配られます。
彼らの仕事はmining(マイニング)と呼ばれています。
マイニング、つまり採掘作業をすることにより、どんどん流通するbitcoinの量が増えてゆきます。
現在このマイニングをすることにより分配されるBitcoinを求めて沢山の会社が世界中で設立されています。
昨今の喧噪がバブルではなくゴールドラッシュと呼ばれている所以はこのあたりにあります。
まとめるならば、Bitcoinユーザー全体が取引の確認を行っているからBitcoinは信頼されている。
コインの裏側を見れば、そのコストは地下に埋まっている金(キン)から支払われている、というとことになります。
▶なんか悪い人が使っている電子マネーですよね?
確かに使用履歴が追えなかったり、決済や送金時にどこも第三者機関を通さないので、
麻薬や銃器の売買、詐欺、マネーロンダリングに使われていることが、しばしばニュースなどで取り上げられます。
しかしリアル現金も悪事に使われることはかわりがありません。
良い使われ方としは最近ニコシア大学の入学金として採用されたりしました。
▶使うとどんなメリットがあるの?
・送金するのに超安い
たとえば2013年11月27日では1.5億円移すのに40円ぐらいしかかかってません。
・送金、決済するのに超早い
約10分で可能。
・手数料がない
クレジットカードやpaypalは消費者にとって便利ですが、手数料はバカになりません。
ここかなり重要です。ビットコインは手数料が発生しません。
▶どうして流行ったの?
色々な理由がありますが、欧州通貨危機が引き金、という話もあります。
上記のニコシア大学も通貨危機のあったキプロスにあります。
日本では自国の円が通貨として信用できるものなので、現金をビットコインに変えるメリットは少ないです。
が、通貨が不安定な国では投資先として選択肢に入るのかもしれません。
▶誰が仕組みを作ったの?
なんと日本人の中本哲史氏です。とはいっても匿名で、実はグループなのでは、という話もあります。
なんかカッコイイですね。
▶で儲かるの
う〜ん、実際今はバブルです。日本ではバブルすら起こってません。
全てのバブルと同じように稼ぐ人もいれば、最後にババを引く人がいるでしょう。
▶ビットコインについて詳しくわかるサイト、記事リンク集
ビットコインのシステムを開発した「中本哲史」さんの論文
http://www.bitcoin.co.jp/docs/SatoshiWhitepaper.pdf
http://gs-bitcoin.com/
http://jp.techcrunch.com/2011/05/23/20110521the-bitcoin-experiment/
ビットコイン(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/Bitcoin
ビットコインに関する”クール”な論評を読みたければ
「5人の本物の経済学者たちはBitcoinの未来をどう考えているか」TechCrunch
http://jp.techcrunch.com/2013/04/16/20130414iterations-how-five-real-economists-think-about-bitcoins-future/