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「店舗誘引」につながる特徴的なキャンペーン・プロモーション【最新事例まとめ】

飲食店や小売店などの「店頭誘引」につながる特徴的なキャンペーン事例を紹介。レシートやクーポンを活用した施策からQRコードなどを活用したWeb、SNS(InstagramやX、LINE)プロモーションなどの成功要因なども合わせて解説いたします。

あなたをリールに例えると? FISHING性格診断|DAIWA

あなたをリールに例えると? FISHING性格診断|DAIWA

キャンペーン概要釣りに関する12問の質問の回答をもとに、性格をリールに例えて診断。診断結果の画面の提示で、診断結果に応じたDAIWAオリジナルステッカーをプレゼント
インセンティブDAIWAオリジナルステッカー(8種)
使用SNSなし

キャンペーンのポイント

【診断コンテンツでリアルイベントへ送客!】

「FISHING性格診断」は釣具メーカーのDAIWAが、大型リアルイベントであるフィッシングショーに向けて仕掛けた、オンラインとオフラインをシームレスにつなげるデジタルプロモーションです。

特設サイト内に設置されているこの「FISHING性格診断」は、自分の性格をリールに例えてくれるというもので、診断結果画面をリアルイベントのDAIWAブースで見せると、その結果に応じたオリジナルステッカーがもらえる仕組みです。

単にイベントの告知をするだけでなく、事前の診断というエンタメ体験を挟むことで ユーザーにステッカーをもらいに行こうという来店動機を作っています。

【診断結果で自己表現欲求をくすぐる!】

インセンティブのステッカーは全8種類用意されていて、「何のリールだった?」と釣り仲間同士のリアルなコミュニケーションが生み出しやすく、XやInstagramで診断結果を投稿するなどUGCを自然に狙える設計になっています。

イベントという限られた期間の熱量を最大化するために、事前の診断コンテンツでユーザーの熱を温めて、現場での体験価値を高めています。

あなたをリールに例えると? FISHING性格診断|DAIWA
あなたをリールに例えると? FISHING性格診断|DAIWA

【動画で解説!】あなたをリールに例えると? FISHING性格診断|Daiwa

POP UP SHOP もふ活せれくしょん|ドンキ・アピタ

POP UP SHOP もふ活せれくしょん|ドンキ・アピタ

キャンペーン概要公式Xをフォローし対象のキャンペーン投稿をリポストするとその場であたりの方にDMが届く。店舗では、対象商品を2点以上購入し、レシートをスタッフに提示して限定ノベルティを先着順で獲得
インセンティブ【店頭先着】限定デザイン ミニチュアしっぽチャーム(各店舗50個)、【店頭抽選】特大クッション(5名)、【ドン・キホーテフォロー&RP】オリジナルブランケット(100名)、【アピタ・ピアゴフォロー&RP】オリジナルポーチ(100名)
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【季節性×IP×希少性で初速を最大化!】

ドン・キホーテとアピタが仕掛ける、季節感とIPの相性をうまく引き出したキャンペーンです。

「推し活」や「ヌン活」といった「〇〇活」という言葉が定着している中で、冬の寒い時期に「もふもふした癒やしを求める活動」を「もふ活」と定義し、そこに強力なディズニーIPを乗せています。

店舗でのノベルティは「各店先着50名」という強い数量制限を設けることで、ユーザーの「急がないと無くなる」という心理的トリガーを引き、来店客数の垂直立ち上げを狙っています。

【O2O戦略の教科書的なスキーム設計!】

本キャンペーンは、店頭ノベルティの配布ハードルを「対象商品2点以上購入」と設定しつつ、先着順という希少性を利用することで、ユーザーの消費行動を促しています。

「推し活」などトレンドの「〇〇活」というキーワード設定により、ユーザーの購買行動にストーリーと肯定感を与えている点もポイントです。

Xではドンキとアピタそれぞれの公式アカウントで実施されており、相互送客効果も期待できます。

POP UP SHOP もふ活せれくしょん|ドンキ・アピタ
POP UP SHOP もふ活せれくしょん|ドンキ・アピタ

【動画で解説!】POP UP SHOP もふ活せれくしょん|ドンキ・アピタ

コーヒーショップ デジタルスタンプラリー | 全日本コーヒー商工組合連合会

コーヒーショップ デジタルスタンプラリー  | 全日本コーヒー商工組合連合会

キャンペーン概要喫茶店マップから対象店へ来店、QRを読み取ってLINEよりスタンプを貯め、1ptまたは7ptで抽選応募するスタンプラリー
インセンティブ1pt達成:QUOカードPay 500円分(70名様)、7pt達成;QUOカードPay 2,000円分(31名様)
使用SNSLINE

キャンペーンのポイント

【国際コーヒーの日のデジタル戦略!】

公式LINEを友だち追加して、喫茶店マップで近所や通勤動線の店を選び、来店したらレジ横のQRを読むだけでスタンプが貯まるというコーヒーショップを回遊させるスタンプラリー。

1ポイントの小当たりと、7ポイントの大当たりという2段の目標設定で「あと一軒行こう」と思わせる設計です。

1983年に全日本コーヒー協会が「コーヒーの日(10/1)」を制定。その後、国際コーヒー機関(ICO)が2015年から10/1を「国際コーヒーの日」に制定し、2023年からこのドメインでキャンペーンを行っています。

最初は喫茶店マップと喫茶店に行ったらクーポンが使えるくらいだったのですが、2024年からスタンプラリーに進化して、好評を博したのか2025年も継続しているという歴史です。

【喫茶店回遊を習慣化!】

期間中の喫茶店回遊と新規店の開拓、そして「この街の喫茶が好きだ」という愛着形成で、結果として地域喫茶の送客・再来店を固定化させたいという狙いが伺えます。

「散歩ついでにコーヒーで一息」「私の推し喫茶が増えた」などを、インセンティブで背中押す流れになっています。

SNSでも「地元で7軒コンプした」「QR探しが宝探しみたい」といった投稿が生まれていて、写真付きUGCが店の魅力を二次拡散する事実があります。

喫茶店巡りというわかりやすい体験価値を打ち出し、街のコーヒー回遊を生み出す動きです。地域送客とコーヒーカルチャーへの好意を固定化する設計になっています。

コーヒーショップ デジタルスタンプラリー | 全日本コーヒー商工組合連合会
コーヒーショップ デジタルスタンプラリー | 全日本コーヒー商工組合連合会

【動画で解説!】コーヒーショップ デジタルスタンプラリー  | 全日本コーヒー商工組合連合会

髪のタイムスリップ展│ LUX

髪のタイムスリップ展│ LUX
キャンペーン概要「髪のタイムスリップ展」というイベント集客に対してXフォローリポストキャンペーンや会場写真投稿キャンペーン
インセンティブ「ラックス スーパーリッチクリスタル シリーズ」 セット 60名様
使用SNSX

キャンペーンのポイント

【キャンペーンで来場促進!!】

2025年3月21日(金)から23日(日)まで、東京・青山のSpiral Gardenにて行われた「髪のタイムスリップ展」というイベントの、集客するためのデジタルプロモーション。

昭和から令和までのヘアトレンドを振り返る「ヘアトレンド年表」、各時代のヘアスタイルを試せる「ヘアスタイルなりきり体験」、そして時代を再現した「タイムスリップモデル」との写真撮影など、多彩なコンテンツが楽しめます。

【王道のイベント来場デジタル施策!】

イベントや店舗への来場施策としてキャンペーンをやりたいという課題はよく耳にしますが、店舗やイベント会場で使えるクーポンをインセンティブにした施策や、実際会場に来ると楽しめるデジタルスタンプラリーやチェックイン施策、ARを活用した宝探しなど、パターンが多いというわけではありません。

「髪のタイムスリップ展」はデジタルプロモーションとしては王道で、Xによるフォローリポストキャンペーンでイベント自体の認知拡大をし、イベント会場では新製品の写真をSNSに投稿すると、ハズレなしの豪華景品が当たる巨大ガチャ体験に参加できるという内容です。

インフルエンサー施策も行っていて、インフルエンサーの事前投稿から認知度アップと来場促進を狙っています。

3日間という短い期間のイベントだけに、初日にSNSで発話を促し、盛り上がっている様子を見せて土日に集客するという流れが大事そうです。

髪のタイムスリップ展│ LUX
髪のタイムスリップ展│ LUX

【動画で解説!】髪のタイムスリップ展│ LUX

バーガーキング潜入大作戦|株式会社ビーケージャパンホールディングス

バーガーキング潜入大作戦|株式会社ビーケージャパンホールディングス
キャンペーン概要店舗のサービス向上を目的とした「スパイ」を募集。スパイ気分を高めるARフォトフレームも。
インセンティブ採用された人には飲食代3回分とオリジナルTシャツをプレゼント
使用SNSなし

キャンペーンのポイント

【覆面調査をプロモーションに活用!】

バーガーキングの店舗に一般のお客様が「スパイ」として潜入し、接客、サービス、清潔さ、メニュー、価格設定などの弱点を調査・報告するというキャンペーン。

ミステリーショッパーといわれる調査員であることを明かさず、普段の店舗の姿を客観的に観察する覆面調査をプロモーションに活用しています。

スパイに採用された方に希望の店舗で3回の潜入調査を実施してもらい、その際の飲食代は全額バーガーキングが負担するというもの。

応募にはバーガーキング公式アプリをダウンロードし、会員登録をしなければいけないことから、会員獲得にもつながっています。

【ARでスパイ気分を高める!】

覆面調査は企業にお願いをするのが一般的なので、インセンティブ費用やサイト制作費などはあれど、750名という人数を集められれば、コストを抑えつつ会員も増やす事ができる、非常にクレバーなキャンペーンとなっています。

エントリーフォームも工夫をこらし、スパイ風の名前で応募できたり、ARによるスパイ姿を撮影できるようにして、よりスパイ気分を高め覆面調査をしてもらえるようにしています。

ミステリーショッパーを活用し、店舗のサービス向上をするということと、一般的な消費者が「スパイ」という非日常的な体験を通じて楽しみながら参加できるという2面性を、「スパイ」という言葉でブリッジさせていて綺麗にまとめられています。

バーガーキング潜入大作戦|株式会社ビーケージャパンホールディングス
バーガーキング潜入大作戦|株式会社ビーケージャパンホールディングス

【動画で解説!】バーガーキング潜入大作戦|株式会社ビーケージャパンホールディングス