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【広報担当者必見!!】 Webプロモーションとは?ノウハウや事例を徹底解説

【広告担当者必見】Webプロモーションとは?ノウハウや事例を徹底解説

Web業界ではWebプロモーションという言葉を耳にすることも多くなってきました。しかし、意味を何となくで把握していたり、その実態をきちんと理解している人は少ないのではないでしょうか?本記事ではWebプロモーションとはどのようなものなのか、またメリットや活用方法、事例にわたるまで徹底解説して行きます。

Webプロモーションとは?

Webプロモーションとはマーケティング戦略の一環でWeb上で行われる販売促進行為を指します。その促進行為はWeb広告やSNS、またSEOといった多くの種類でのアプローチが可能です。特に現代ではインターネットおよびスマートフォンは人々に欠かせないものになっているので、Webマーケティングはよりビジネスチャンス広げるのに欠かせないものになっていくと言えます。

webプロモーションのメリットデメリット

メリット

1つ目は、時間や場所に関係なく商品やサービスの宣伝をすることができるということです。テレビCMはそのタイミングで見ている人にしか宣伝できませんでしたが、Webプロモーションではタイミングが関係なくなります。よって、より多くの顧客に宣伝でき、新規顧客の獲得にもつながります。

2つ目は、効率よく顧客のニーズにあった情報を提供できるということです。ユーザーの性別や年齢からある程度ターゲティングすることができるので、商品やサービスをよりニーズの高い属性に向けてアプローチすることができます。ターゲティングができることにより、コストを削減しつつユーザーからの注目も高められます。

デメリット

1つ目は、効果的な宣伝できなければ集客に繋がらないということです。ターゲティングが明確でなかったり、興味関心を持ってもらえるような商品の特徴やメリットを伝えられていなければ、結果的にユーザーからの反応がない無益なページとなります。

2つ目は、専門的な知識がないと結果が出るまでに時間がかかるということです。専門的な知識がないとSEO対策してもサイトを上位表示することはできません。また、仮に売り上げが伸びたとしても、KPIという目標達成度合いを図る補助数値を設定していなければプロモーションが貢献したかわからずに次につなぐことができないのです。そして、この知識を身につけ成果を出すまでには、時間と労力も必要となります。

Webプロモーションの種類

SEO (検索エンジン最適化)・SNS運用・リスティング広告(検索結果に表示される広告)・ディスプレイ広告(サイト・アプリ内で表示される広告)などがあります。商品やサービスを適切な手法でアプローチすることによってより良い結果につながるのでしっかりと見極めて活用していく事が重要となります。

SEO

SEO(Search Engine Optimization / 検索エンジン最適化)とは、Googleで自然検索したときに自社サイトが上位に表示される対策のことを言います。(Yahoo!も独自のカスタマイズはあるものの、Googleの検索エンジンを利用しているのでGoogle向けに対策をとっていれば Yahoo!でも効果が見込めます。)SEO対策を理解してしっかり対策をとっていれば、一時的な効果で終わらず、検索エンジンで高い順位を獲得でき、一度上位に表示される状況を創る事により、圧倒的に少ないコストで中長期的に安定した集客がしやすくなります

SNS

Twitter・Instagram・LINE・Facebookなどでアカウントを運用し、継続的に更新することで身近な感覚を持ってもらいながら自社コンテンツを発信できます。SNSでユーザーとつながり、お得情報の更新やキャンペーンを実施する事で新規顧客やリピーターを増やすことも可能です。そして、これらSNSにはそれぞれ強みがあるので目的にあったSNSを利用することで更に効果を見込めるでしょう。ただし、トラブルなどのマイナスな情報も一気に拡散されてしまうので注意が必要です。

リスティング広告

リスティング広告とは、検索エンジンの検索結果に連動して表示される検索連動型広告のことです。うまく顧客のニーズに応えた解決策を提案できた広告であれば、購買意欲の高い見込み客に直接アプローチできます。低価格から即日配信でき、SEOとは違い直接コントロールできるのでリアルタイムな改善も可能です。臨機応変に対応していく事で結果が出なくても費用対効果を最大限に高められます。

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告とは、サイトやアプリの広告枠に表示される画像・動画・テキスト広告のことで、バナー表示されることも多いのでバナー広告、コンテンツ連動型広告とも呼ばれています。過去の閲覧履歴・地域・年齢などのターゲティングができ、画像や動画を使って視覚的に訴えかけられるので、潜在層にアプローチできます。一度サイトに訪れたがコンバージョンへ至らなかった場合に再度広告を表示することもできるのでユーザーを購入や申し込みへと導くこともできます。

成功事例を紹介

五五七二三二〇 /「四味一体」MASHUP MUSIC PLAYER (日清シスコ株式会社)

日清シスコ株式会社が発売している「ココナッツサブレ」の小分け化リニューアル発売を記念し、商品公式アーティストである『五五七二三二〇』(私立恵比寿中学校扮するパフォーマンスユニット)も2名4組に小分けして4曲発表しました。「異なる4つの楽曲は同時再生できる」という史上初の4曲同時再生のマッシュアップ前提で、ユーザーが自由にマッシュアップして楽しめる「マッシュアップミュージックプレイヤー」も公開し、音楽の新しい楽しみ方を提案した事も特徴です。ユーザーが自由に体験できることと「小分けになったココナッツサブレとともにお楽しみください」の一文がとても面白く、2つの企画がうまくマッチしたプロモーションであると思います。

#東横デパート閉めるってよ/東急百貨店 東横店

https://toyoko85.tokyo

85年の歴史に幕を閉じる東急百貨店 東横店が愛と感謝を伝えるために実施したTwitterキャンペーンです。渋谷区民にとても馴染み深いデパートでしたが、85年の歴史に幕を閉じることとなりました。そのクロージングプロジェクトとして、日本を代表とする8人のアーティストが東横デパートの壁面に「SHIBUYA」をテーマにフリーペインティングを行い、同時にTwitterではハッシュタグを使用したプレゼントキャンペーンを開催しました。
長い歴史にただ幕を閉じるわけではなくTwitterを利用して戦利品を投稿してもらうことで拡散され、活発なまま幕を閉じる事ができる最後ならではのプロモーションであると思います。戦利品という言い方も、利用者の購買意欲を潜在的に書き立てているのではないでしょうか。

パスワード-もっと強くキミを守りたい-/独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)

情報セキュリティには堅いイメージを抱く方が多いのに対し、このサイトでは少女漫画のようなイラストを使用し、色合いやフォントも優しいギャップをいい角度から生かしたデザインとなっています。パスワードに対して難しい、面倒というマイナスなイメージを持つITリテラシーの低い層にそのイメージを払うようなユーザーへの訴えかけに成功しています。

TikTok「#手洗いチャレンジ」/レキットベンキーザー(薬用石けんミューズ)

TikTokで正しい手洗い方法をテーマにしたグローバルチャレンジです。「#Handwashchallenge」に乗っかった薬用石けんミューズの「#手洗いチャレンジ」は、オリジナルの楽曲とダンスをトップクリエイターにアサインしてユーザーに投稿を促しています。コロナ禍で手洗いがより重要視された今にマッチしたプロモーションです。

活用方法

Twitterを活用

Twitterは、若者の利用者が多く、拡散力も高く、タイムリーな情報発信が得意です。なので、新商品やキャンペーンをする際の話題作りに向いているコンテンツと言えます。1投稿140文字の制限があるので、画像や動画と合わせて企業ごとに様々な工夫がなされています。また、フランクに親しんでもらえるような投稿が好まれる傾向があります。企業公式アカウントをフォローしているユーザーも多く、Twitterの情報をきっかけに購買したという方もいるので、情報発信やキャンペーンをうまく取り入れる事ができれば最大限に活かす事ができます。

Instagramを活用

Instagramは他のSNSと比較すると女性の利用者が多い、画像・動画がメインのツールです。飲食・ファッション・観光関連の宣伝に向いているコンテンツであり、飲食店ではインスタ映えするメニューがユーザーに受け集客に成功したり、観光関連ではクオリティの高い投稿をきっかけに現地に足を運ぶユーザーが多く存在します。ブランドのイメージを投稿画像に反映させることでユーザーにブランドの印象を持たせることもできます

まとめ

いかがでしたでしょうか。Webプロモーションは多岐にわたっており、SEOやSNSなどの特徴を掴みうまく活用していければ商品やサービスをより効果的に販売する事ができるのではないでしょうか。特にSNSは利用者がとても多いのでビジネスチャンスも多くあります。企業の目標、目的に応じた施策を打ち出して成長材料として参考にしてみてください。