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セールスプロモーションって何!?事例とともに解説!
公開日:2020/04/21
・セールスプロモーション… 聞いたことはあるけど詳しくは意味を知らないという人も多いのではないでしょうか。今回はそんな方々に向けて、事例とともにセールスプロモーションの意味についてわかりやすく解説していこうと思います。
目次
・セールスプロモーションとは?
・「広告」「PR」との違い
・3つのセールスプロモーション
・事例
・メリット・デメリット
・まとめ
セールスプロモーションとは?
まずはじめに、セールスプロモーションとは英語で、Sales promotionでsalesは売り上げ、そしてpromotionは促進という意味を持っています。つまりはセールスプロモーションとは販売促進活動のことを全般的に指すものです。
そして、セールスプロモーションにおいては、消費者向け、流通業者向け、社内担当者向けと3つの種類があるので、解説していこうと思います。
また、セールスプロモーションとは一見「広告」や「PR」と同じ様に解釈されてしまいがちですがこちらの違いについても合わせて解説して行きたいと思います。
「広告」「PR」との違い
セールスプロモーションとは、「広告」や「PR」と一緒と思われがちかもしれませんが、実は少し違います。
例えば、広告とセールスプロモーションにおいてはその「目的」が異なります。
広告においては商品やサービスをより多くの人に認知してもらうことに重きを置いています。
それに対して、セールスプロモーションとは認知してもらうことは同じですが、その先の、購入や登録というところにも重きを置いているのです。
また、PRに関しては広告と似ていますが、広告は広告枠を購入することで商品やサービスをアピルールするのに対して、PRは、メディアなどに取り上げてもらうことを目的としています。
3つのセールスプロモーション
消費者向けのセールスプロモーション
消費者に向けられたセールスプロモーションとは、商品やサービスをアピールするための活動を指しています。ノベルティ、中吊り広告、割引、試食、パンフレットなど様々な手法が存在します。
流通業者向けのセールスプロモーション
流通業者向けのセールスプロモーションとは、ある企業やメーカーが小売店などに自社の商品を取り扱ってもらったり、売ってもらう為に行う販売促進活動です。こちらは、売上に応じた報酬や、バックリベートなどが施されています。
社内担当者向けのセールスプロモーション
社内担当者に向けたセールスプロモーションとは、営業担当者のモチベーションなどを維持、向上、そしてスキルアップを目指して行われています。社内コンペや、売上に応じた報酬がもらえるプロモーションが行われたりします。
事例
1.交通広告とモバイルサイトの連動キャンペーン
こちらは電車で見かけるような広告にゲームに登場するキャラクターと共にQRコードがポスターに掲載されており、そのままモバイルサイトにジャンプすることで人気投票を行うことができるといったキャンペーンです。
2.コストコのサンプルプロモーション
コストコの一度行った方ならわかると思いますが、このお店では多くの商品で試食やサンプルを客全員に提供しています。こうすることによって、何かを購入するかどうか関係なく、今まで購入しないであろうと思っていたものを購入するように勧めています。
3.BUY ONE GET ONE FREE
こちらは、海外などでは最もよく使われているセールス文句の一つです。「Buy one get one free」つまり、何か一つ買えばもう一つが無料でついてくるという仕組みです。この手法は、一つの商品を買うことのメリットが増え、買いやすくなったり、ついてきた商品について知ってもらうチャンスにもなります。
セールスプロモーションのメリット・デメリット
メリット
セールスプロモーションのメリットとしてあげられるのが、
・他の競合商品との差別化を測れる
・新規顧客の獲得
・既存顧客のロイヤリティの向上
・リピート率の向上
などが見込めるでしょう。
デメリット
セールスプロモーションをする上で、例えば割引やイベント、プレゼント企画など様々ありますがほとんどの場合で共通して言えるのが、利益の低下です。
当たり前ですが、もしある商品に割引のキャンペーンを施したら当然収入がその分減ります。イベントを開催するのにも、プレゼント企画を行うのにもプロモーションを行っている側の負担となる為、その分の利益は減ってしまいます。
まとめ
いかがだったでしょうか。少しはセールスプロモーションについての理解が深まったのではないかと思います。いくつか事例と共に紹介していきましたが、何か自分で商品をこれから売りたいという方は、無料のサンプルを提供してみるだったり、ネットを駆使したセールスプロモーションは比較的実践しやすいかもしれません。しかしながら、上気したように値引きやサンプルなどのプロモーションにおいては、自分の利益も削減してしまうので、理由を明確にして適切な塩梅で行うことが大切です。是非参考にしてみてください!