はじめに

スマートフォンの普及と共に、日本のSNS利用者は年々増加しており、2019年末には利用者数は7,732万人、ネットユーザー全体に占める利用率は76.7%に拡大すると予想されています。(※1)

企業のマーケティング活動においても、63%がSNSを活用しているというアンケート結果(※2)も出ており、今後もSNSでのマーケティングの重要度が高まっていくでしょう。


ただ、企業のSNS運用はこれといった「正解」というものが見つけづらく、担当者も他の業務と合わせてやっていることが多いため、どうしたらいいのか頭を悩ませている方が多いのではないでしょうか?

本記事では、SNS運用をするためにポイントとなる考え方をまとめています。

運用の参考にしていただければ幸いです。




※1 株式会社ICT総研調べ「2017年度 SNS利用動向に関する調査」
https://go.pardot.com/l/124222/report-20171011-html/3yy85p

※2 ソーシャルメディアラボ「2019年2月版 主要SNSユーザー数データ」
https://gaiax-socialmedialab.jp/post-30833/


1.コミュニケーションの目的を考える

SNSを運用する際に、はじめに考えるべきことは、「SNSを通じて、ユーザーとどういったコミュニケーションをとりたいのか?」ということです。


例えば下記のような目的を考えることができます。


・企業のブランディング

→おしゃれな企業だと思ってもらいたい。面白そうな企業だと思ってもらいたい。など。現状ユーザーが抱いていそうなイメージと、SNSを通じて抱いてもらえそうなイメージのギャップを考える。


・知名度の向上

→フォロワーを増やしてたくさんの人に知ってもらいたい。など。


・告知や、サイトへの誘導

→新商品やキャンペーンの告知、販売サイトへ誘導したい。など。


ここを明確に決めておくことで、その他のやるべきことが見えやすくなります。


2.どのSNSで運用するか決める

目的が定まったら、どのSNSが適しているかを考えます。複数プラットフォームで運用するというのもいいと思いますが、担当者の負担を考えてきちんと運用できそうな数に押さえておいたほうがいいでしょう。

各SNSは下記のような特徴となっているので、どのプラットフォームでアカウントを運用するかの参考にしていただければと思います。


Twitter

国内月間アクティブユーザー:4,500万人
ユーザー層:20代~30代 男女(男性の割合が少し高い)
特徴:リアルタイム性、拡散性が高い。


Instagram

国内月間アクティブユーザー:2,900万人

ユーザー層:10代~30代 男女(女性の割合が少し高い)

特徴:写真メインの為、ビジュアルで訴求。トンマナが重要になる。


Facebook

国内月間アクティブユーザー:2,800万人

ユーザー層:20代~40代 男女

特徴:実名アカウント。フォーマルなプラットフォーム。ユーザーの情報が充実している為広告のターゲティング精度が高い。


※参照

「【2019年2月更新】人気SNSの国内&世界のユーザー数まとめ(Facebook、Twitter、Instagram、LINE)」
https://blog.comnico.jp/we-love-social/sns-users

「2018年「公表データ」で見る主要SNSの利用者数と、年代別推移まとめ」
https://appbu.jp/share-of-social-media


3.アカウントのターゲットとトンマナを考える

ターゲットとトンマナ*については、きちんとドキュメント化してブレないようにする必要があります。


*トンマナ=「トーン&マナー」の略称であり、雰囲気やコンセプトに一貫性をもたせることを意味します。


【ターゲットの策定方法】

「こんな人にアプローチしたい」という像を考えます。広く定めるのも、かなり絞ったイメージで考えるのも、どちらも正解ですが、絞って考える方がアカウント運用がしやすくなります。


・年齢

・性別

・職業

・好きなもの/嫌いなもの

・SNS上でのコミュニケーションの癖


上記のような項目を考えておくと良いでしょう。場合によってはいくつかターゲット像を作っても構いません。


【トンマナの策定方法】

上記で定めたターゲットに対し、刺さるアカウント像はどんなものか考えます。ターゲットと同じく下記のような項目を定めます。運用担当者とは異なる像の場合、そういった人物像がどのような文章、絵文字、写真で投稿を行うのかの調査も必要です。


・年齢

・性別

・職業

・性格

・好きなもの/嫌いなもの

・SNS上でのコミュニケーションの癖


担当者、いわゆる中の人がいることを匂わせるアカウントであればこのような決め方になります。


そうでない場合、イメージに近い企業アカウントをいくつか探して参考にしても良いでしょう。


4.認証バッチの取得を目指す

認証バッチは、著名人のアカウントなど、世間の関心を集めるアカウントが本物であることを示します。しかしながら、SNS認証バッジが付与される正確な条件はどのSNSも明らかにしていません。

申請も基本的には出来ない為、各SNSのコミュニティガイドラインに従った投稿を行い、フォロワーを増やすことが現時点での近道だと言えるでしょう。


5.投稿頻度とコンテンツを考える

最後に、投稿頻度とコンテンツを考えます。無理のない運用ができるようにしましょう。

投稿頻度については、最低限1日1回程度の投稿はしたいところです。

他社で上手くアカウント運用をしている企業を参考に、現実的な目標を立てます。


また、コンテンツについては、曜日や時間帯で決めておくと運用がスムーズです。

ツイッターやインスタグラムであれば、話題のハッシュタグ(トレンドに入っているもの)を使用して投稿したり、記念日にまつわる投稿をするという手法も多く見られます。


〔番外編〕SNSキャンペーンを打つ

運用に慣れてきたら、フォロワーを増やすためにSNSキャンペーンなどを打つのも一つの手です。


Twitterであれば、下記のようなフォロー&リツイートのキャンペーンを行うと数千人のフォロワー増加を見込むことができます。


事例:資生堂


Instagramは拡散性が低いため、Twitterほどの効果は得られにくいですが、キャンペーンによるフォロワー増加の効果は大きいと言えます。


事例:HUAWEI


弊社では、「RTWIN」「RTPUSH」というサービスでTwitterキャンペーン・運用のシステムを提供しています。


いかがでしたでしょうか?


この記事で、より良いアカウント運用をしていただけると幸いです。


また、n2pではSNSアカウント運用のコンサルティングキャンペーンの企画制作も行なっていますので、もしお困りでしたらご相談いただければと思います。

2019-03-22T13:02:52+09:00