どう活用する?話題になったTikTok広告の事例をまとめてみた

Youtube、Instagram、Twitterなど様々な媒体で掲載されている動画広告。
株式会社サイバーエージェントの最新調査によると、2019年の動画広告(スマートフォン)の市場規模は2031億円になると予想されています(https://yahoojp-marketing.tumblr.com/post/182018304378/20190115)。
あらゆる媒体で配信され、今後ますます市場規模が伸びることが見込まれている動画広告の中で、今回注目したのがTikTokで配信される動画広告。
話題になったTikTokの広告事例を見ていくことで、どういったプロモーションを行うことが広告効果を高めることに繋がるのかを考えていきたいと思います。

効果を高めるポイント①:
TikTokユーザー層と商品の潜在ユーザー層の一致

まず最初に取り上げるのは、2019年2月にメイベリンニューヨークさんによって行われた カールタイプのマスカラ「ボリューム エクスプレス ハイパーカール ウォータープルーフN」のプロモーション事例です。


https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000020799.html

課題
一般的に10代~20代のニーズが高いカールタイプのマスカラという特徴を持ちながら、実際にはその層からあまり購入されていないというもの。

工夫されている点
・商品の特徴を効果的に伝えるTikTok広告用のオリジナル楽曲&振付の制作
・TikTok上で65万人以上のフォロワーをもち、若者から人気のある莉子さんを起用
・TikTokのヘビーユーザー層でありかつカールタイプのマスカラを求めている10代~20代への効果的な広告配信

2月10日に配信されたこの広告は、同年2月21日までに4万8700ハート、2904コメント、709共有を記録し、ブランドリフト調査でも認知度や好意度の向上が確認できたようです。 (https://mag.sendenkaigi.com/senden/201906/pickup/016175.php から引用)

商品の潜在ユーザー層である10〜20代へ情報を届けるのに適した媒体であるTikTokを利用したことによって、効果的な広告配信を行った事例と言えます。

効果を高めるポイント②:
有名になりたいという願望をうまく利用

次にご紹介するのはコカ・コーラさんの行った「リボンでありがとうチャレンジ」というハッシュタグを使ったTikTok広告です。


https://twitter.com/cocacolajapan/status/1068671470530772992

応募期間:2018年の12月1日~12月5日

キャンペーン参加方法
楽曲「リボンでありがとう」に合わせて「リボンでありがとうチャレンジ」のハッシュタグをつけて動画を投稿。

工夫されている点
・参加者の中から100名にQUOカード1000円分
・特別賞に選ばれた動画はクリスマスイブに渋谷の屋外ビジョンで放映

株式会社パスチャーが運営する流行先取りメディア・Petrel(ペトレル)(
https://petrel.jp/ ) によって発表された「2018年インスタ流行語大賞」に、TikTok発のワードである「広告で有名になりたい」 が選ばれるなど、インターネット上で有名になりたいと考えている若者は多数います。

インターネット上で有名になりたいという若者の希望・願望をうまく刺激することで、動画投稿数を増やし知名度の向上や購入を促進したという点で効果的なTikTok広告であったと言えます。

効果を高めるポイント③:
既存曲への自然な埋め込み

最後にご紹介するのが「サントリー南アルプス PEAKER(ピーカー) ビターエナジー」の発売前プロモーションです。


https://twitter.com/suntory/status/1030047767006261248?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1030047767006261248&ref_url=https%3A%2F%2Fbackyard.imjp.co.jp%2Farticles%2Ftiktok_matome

応募期間: 2018年8月14日(火)0:00~8月21日(火)24:00

キャンペーン参加方法
TikTokで公式アカウントである「@南アルプスPEAKERビターエナジー公式」をフォローし、「NMB48/ピーク(ピーカーver.)」のダンス動画に公式楽曲を使用し撮影。ハッシュタグ「#ピーカーダンス」&「#コンテストに参加」をつけて、TikTokに投稿。 (
https://www.suntory.co.jp/softdrink/news/pr/article/SBF0732.html


工夫されている点
・NMB48の既存楽曲である「ピーク」を商品名になぞらえて「ピーカー ver.」とし、その楽曲に合わせたオリジナルの振り付けを作成
・キャンペーンに参加した一般のアカウントの投稿の中から、NMB48のグループ内ユニット「Queentet」 のメンバーによって推しTikTokerが選ばれ、選ばれアカウントにはオリジナルQUOカード(5万円分)が送られ、さらに公式アカウントにて投稿したダンス動画が紹介される

既存の曲にうまく商品名が埋め込まれており商品名を効果的に消費者に届けられるというポイントをもつこのTikTok広告は、商品の知名度を上げることを目的とする発売前プロモーションとして効果的な広告事例であると言えます。

まとめ

10代、20代に人気のTikTok。
若い世代の利用率が圧倒的に高いという特徴を利用し、若者の心理や行動をうまく掴むことが広告効果を上げることに必要なことだと成功事例から見てとれます。
今後話題になるTikTok広告はどんなものなのか、要必見ですね。

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2019-06-17T17:18:04+09:00