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最新の【X(Twitter)プロモーション】はこの3タイプに分けられる!

「ネット社会」と叫ばれる昨今、SNSがトレンドを作る起点となり多大な影響力を誇っています。企業のプロモーションに関しても流れは同じ。SNSを取り入れたアプローチが主流となってきています。

しかし一口にSNSと言ってもその種類は様々。どのサービスを活用したら良いか迷ってしまいますよね?現在、日本で指示を得ているサービスは「Facebook」「X(Twitter)」「Instagram」「LINE」の4つ。この全てが莫大な影響力を持っています。

ただその中でも今回おすすめしていきたいサービスが「X(Twitter)」です。ここではプロモーションにX(Twitter)が有効である理由や、実際に運用する際のポイントを成功した企業の事例を交えてご紹介していきます。

X(Twitter)の特徴・ユーザーが多い

X(Twitter)は現在、国内に4500万人の月間アクティブユーザーを持つ巨大プラットフォームの一つです。若年層ほど利用率が高く、1日に10回以上利用するヘビーユーザーも10-20代の約3割ほどいるため、若者を中心に盛り上がりをみせているサービスであることがわかります。

マイボイスコム株式会社が行った「X(Twitter)の利用に関するアンケート調査」によると、X(Twitter)の利用目的が

「つぶやき(ツイート)に貼られている企業サイトへのリンクに、アクセスする」

「企業のX(Twitter)公式アカウントをフォローする」

「つぶやきに貼られている商品・サービス情報へのリンクにアクセスする」「X(Twitter)と連動したキャンペーンに参加・応募する」

などと答えた人が全体の3割にのぼりました。

この結果から企業のプロモーションに対して好意的に感じているX(Twitter)ユーザーが一定数いることがわかります。

これらによりX(Twitter)は影響力も大きくプロモーションとの親和性も高いことがわかりますね。

X(Twitter)の特徴・拡散力が大きい

X(Twitter)のもう一つの特徴としては「拡散力が非常に大きい」ということです。他のSNSと比較してアクティブユーザーが多いX(Twitter)ではリツイート機能を通じて急速に情報が広まります。

これにより、キャンペーンに対して興味があるユーザーが情報を拡散することで、あまり興味がないユーザーに対してもアプローチできるので、より広い範囲に働きかけることができます。新製品や期間限定のプロモーションにはうってつけですね。

X(Twitter)でプロモーションを実施する際には拡散されやすいコンテンツや仕組み作りも重要になってきます。

続いては効果的なX(Twitter)プロモーションをいくつかのタイプにまとめて、事例を交えながらご紹介していきたいと思います。それぞれのタイプに特徴があるのできちんと理解して最適なプロモーションを行いましょう。

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フォロー&リツイート型

はじめは「フォロー&リツイート型」についてご紹介していきます。こちらのプロモーションは

①企業アカウントのフォロー

②対象ツイートをリツイート

の2つで参加できる簡単な仕組みとなっています。

企業のアカウントをフォローしてもらうことでキャンペーン終了後も継続して情報を伝えることができるため、新規顧客獲得の手助けとなるでしょう。

また、応募条件にリツイートがあるため参加者数に比例して情報が拡散されます。拡散されることでさらにキャンペーン参加者増加が狙えるので、上手く運用すれば大きな効果が期待できます。

事例 ガスト【ごちガスト〜夏の大感謝セール〜】

一つ目の事例はファミリーレストランの「ガスト」。フォロー&リツイートで1万円のお食事券が当たります。非常に簡単に参加できるキャンペーンなので、3万3千もの応募が集まりました。情報拡散に伴い多くの参加者を集めた成功例と言えますね。

また、同時に直接来店することで参加可能なキャンペーンについても告知しています。リツイートされる投稿にキャンペーンの概要だけでなく拡散したい情報を加えることで、より多くのことをユーザーに伝えることができます。

事例 伊藤園 【#この夏は青のタリーズキャンペーン】

こちらもフォロー&リツイートのプロモーション例。抽選で各種コーヒーとトートバッグが当たるというものです。

こちらの施策の特徴は毎日抽選が行われること。ユーザーに「もしかしたら当選するかも!」と思わせることで参加者数の増加を狙っています。このようにX(Twitter)プロモーションには単純な仕組みだけでなく参加したいと思わせる一工夫も重要となってきます。

事例 丸亀製麺 【フォロー&リツイートキャンペーン】

続いては人気うどんチェーンの丸亀製麺で行われたキャンペーンについてです。こちらもフォロー&リツイートで参加するものですが、参加者全員に特典があるところがポイント。簡単にクーポンがもらえるために参加者が相次ぎました。

結果として4日間に約43万リツイート(複数に対象ツイートの合計数)と驚異的な数を叩き出しました。

今、話題のインスタントウィン型

フォロー&リツイート型と合わせてご紹介するのは「インスタントウィン型」。聞き慣れない言葉ではありますが、既に多くの企業が採用しているメジャーなSNSプロモーションなんです。

「インスタントウィン」とは抽選したその場で当落がわかる懸賞のことです。オフラインの世界ではスクラッチやコンビニで行われているスピードくじなど、以前から様々なものがありました。最近ではX(Twitter)をはじめとするSNSでも活用されるようになっています。

インスタントウィンを採用するメリットとしては、「気軽に参加してもらえる」点があります。その場で当落が出るため、普段キャンペーンに参加しない人でも興味を持ってくれます。

また、期間中に何度も参加できる設定の場合、リピーターとなり複数回に渡ってリツイートしてくれるのです。そのため、拡散量が増え効果的なプロモーションを実現できます。

インスタントウィンを活用したプロモーションに関しては、こちらの記事で最新事例をまとめているので気になった方はご覧になってみてください。

関連記事|一味違うインスタントウィン最新事例4選を紹介!

ハッシュタグ型

続いてはSNSでよく活用されている「ハッシュタグ」を用いたプロモーションをご紹介していきます。

ハッシュタグとはキーワードの前に「#」(半角)をつけることでクリックができるタグにすること。ハッシュタグをつけることで同じキーワードに関する他の投稿が気軽に見れます。

対象のハッシュタグをつけてツイートすることが参加条件となるプロモーションが「ハッシュタグ型」です。参加ハードルがとても低いため多くの参加者が見込める点が特徴です。

また、実際にツイートしてもらうため他のキャンペーンと違ってユーザーの意見なども聞くことができます。これらをまとめて新しい施策に活用できる点もハッシュタグ型の長所です。

事例 江崎グリコ 【#この夏とセブンティーンアイス】

#この夏とセブンティーンアイスと言うハッシュタグをつけて写真や動画を投稿するとオリジナルグッズが当たるこちらのキャンペーン。夏らしいアイスとキャッチーなフレーズが人気を博し、多くのユーザーが参加しました。

あからさまな広告ではなく、ユーザーの自然な投稿に自社のアピールを織りまぜることで嫌味なく情報を拡散させることに成功しています。

また、ユーザーの投稿には貴重な情報が詰まっているため、次の商品開発やマーケティングに活用できます。

事例 野村不動産アーバンネット【おうちあるある投稿キャンペーン】

こちらのキャンペーンは家の中で起こるあるある話を#おうちあるあるのハッシュタグとともに投稿するキャンペーン。

思わずクスッとしてしまうあるあるネタばかりで参加している方はもちろん、参加していない方も見入ってしまうでしょう。ユーザーは自ら考え発信するため、主体的に参加できます。そしてより深く印象付けることができるのです。

結果として、3000件を超えるあるあるネタが集まり成功を収めました。 ハッシュタグ一つで情報を集約できるため、コンテストによるプロモーションなどにも便利ですよね。

DMbot型

最後にご紹介するのは「DMbot型」 。X(Twitter)のDM(ダイレクトメッセージ)を活用したプロモーションです。キャンペーン対象のツイートに反応して企画に参加すると、DMでメッセージが返ってくるというもの。ただ一方的にメッセージが送られてくるだけでなく、4つほどの選択肢を選びながら会話を楽しむことができるのです。

ユーザーが主体的にプロモーションに参加してくれることで、今までの宣伝に比べて効果が見込めそうですよね。

事例 ボタニフィーク

こちらのキャンペーンはユーザーの心のピュア度を測るというユニークなもの。DM画面でいくつかの質問に答えると、診断結果が届きます。

通常は特設サイトなどに誘導してからキャンペーンに参加してもらうのですが、普段恋人や友人とメッセージをやりとりしているDMを介することで、ブランドに対する親近感が生まれるのではと期待されています。

見極めと差別化でワンランク上のプロモーションを

今回はX(Twitter)プロモーションの方法を3つのタイプに分けてご紹介していきました。どれも定番の手法でしたが、改めて見てみると、各々オリジナリティ溢れる工夫が施されていましたね。

SNSが世間に大きな影響を与えている昨今、殆どの企業がその力に注目しています。そのため普通にX(Twitter)でプロモーション活動をするだけでは埋もれてしまうでしょう。

今回ご紹介した3つの手法にも相性があります。自分達がアピールしたいものとマッチしている手法がどれなのか、しっかり見極めた上でプロモーションを進めましょう。

また、他と差別化を図るためには独自の工夫も施さなくてはいけません。どのようなアプローチをすればユーザーに刺さるのか、大きな効果を生むのか戦略を練った上で効率的なプロモーションを目指してください。