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【化粧品PR】最新の成功事例から学ぶ!話題になるプロモーション


現在、化粧品業界は富士通フィルムなどの異業種参入により

PR活動も激化しています。


インスタ映えなどのビジュアルだけでなく、

常に、新しい取り組みも行っています。

その中には課題に対して、最新の技術で解決しているもの

発想を転換させて解決しているもの、様々なアプローチ方法があります。


と、いういう事で今回は、


・動画プロモーション

・リアルイベント

・海外プロモーション


この3つに分けて、成功事例と共にポイント解説をしていきたいと思います!


大手企業になぜ選ばれる⁈動画プロモーション


ユーザーの動画視聴率が上がっていく中、動画プロモーションを検討している

なんて企業様も多いのではないでしょうか?


動画プロモーションは静止画よりもユーザー理解度が高く、

商品の魅力を伝えるという観点においてはとても優れていますが、

逆に、動画視聴から購入までの手順にハードルを感じるユーザーも多く、

直接的に購買に結び付かないというデメリットもあります。


なので、動画プロモーションは主に

認知拡大や、ブランドのイメージ戦略を求めている企業様向きかと思います。


ここで、その種類と特徴を見ていきましょう!


①ブランド(商品)イメージ動画

ブランドのプロモーションビデオやCM、コンセプト動画等。
ブランドや商品のイメージを形成する為に、モデルや女優を起用する場合が多い。

②動画メディアと制作する

動画メディアなどを通じて、ユーザーに商品のポイントを伝えるもの。
メディアによって様々な媒体を持っている場合が多い為、
幅広く、尚且つ特定の層にピンポイントでリーチしやすい。

③インフルエンサーを起用する

使用感などのコメントを、ユーザー目線で伝える事が出来る。
インフルエンサーに投稿をお願いする為、
自由度は下がるが影響力は、動画メディアより強い。



②の成功事例では、カネボウ化粧品の“コフレドール”と

動画メディア“KALOS”の取り組みがあります。

https://www.advertimes.com/20190402/article288013/

動画プロモーションは特に、新しいコンテンツや広告が随時更新される為

埋もれてしまいがちなところですが、


この企画は、継続的に動画を配信し、

動画再生数も保存数も平均の2倍となりました。




<成功ポイント>

▽適切な動画メディアの選択
コフレドールの対象年齢が20~30代の女性に対して、
KALOSも同様のターゲット層であった。


▽KALOSのインサイトへの幅広いタッチポイントを活用した
KALOSはコメントの返信や、ストーリーズを活用して、
SNSならではのユーザーとのコミュニケーションを実施。
相互コミュニケーションをとることで、分析や傾向を把握していた。
コフレドールは、その幅広い情報を無駄無く利用した。


訴求内容により、どの動画メディアを活用するか、どんな動画が必要なのかを見極める必要がありますね。


▽N2Pサイトでも事例を多数紹介しているので参考にしてみてください。

<動画を活用したキャンペーンサイト事例> https://n2p.co.jp/blog/campaigntag/video/


“映え”だけじゃもう足りない⁈最新体験型イベント

https://www.fashionsnap.com/article/sk2-ces/


今年行われたテクノロジーの祭典CESに、

資生堂スキンケアブランドの『SK-II』が出展しました。


このCESにラグジュアリーブランドが出展する事はあまりない為、

一体どうしてSK-IIが?と思われた方もいるのではないでしょうか。


意外に見えるかもしれませんが、SK-IIは先端テクノロジーの技術をいち早く取り入れており、

2018年5月に東京で初めて「FUTURE X Smart Store by SK-II」という未来型スキンケア・ストアを展開。

東京を皮切りに、海外進出も進め大きな反響を呼んでいます。


そして今回CESでは、“未来のスキンケア・ショッピング体験”を提案しました。

「スキン スキャン」という個室のブースでは、

高度な画像分析により

自分の今のお肌状況を分析してくれるというものなど、


『カウンセリングカウンターに行くと、必ず買わないといけないんじゃないか』
等のネガティブなインサイトに対して

ハードルを下げるコンテンツとなっています。


<成功ポイント>

▽最先端テクノロジー技術でストレスフリー
テクノロジー技術によって、カウンセラーとコミュニケーションをとることなく
気軽に商品を体験出来たり、診断をしてもらえるコンテンツを提案。


▽体験から価値を生む
体験へのハードルを低く設定する事で、
自身のタイミングや情報入手の主導権を消費者に握らせる。
それによって、信頼性も担保され消費者自身で価値を生むことが出来る。


これからは、カウンセラーの感想や情報の補足など

逆に対人コミュニケーションが、大切になってくるのかもしれませんね。


▽N2Pサイトでも様々な事例を多数紹介しているので参考にしてみてください。

<メディアを活用したキャンペーンサイト事例> https://n2p.co.jp/blog/campaigntag/media/

<オープンなキャンペーンサイト事例> https://n2p.co.jp/blog/campaigntag/open/

不完全こそが美⁈話題の海外広告


https://adgang.jp/2019/01/170445.html

サンフランシスコ発祥のコスメブランド「Benefit Cosmetics」が

ダウン症のモデルを新商品の広告塔として起用し、話題となりました。


美しさという観点で選抜された彼女は、エネルギッシュで情熱的。

Facebookで彼女の存在を知ったBenefit Cosmeticsは、

『ブランドにとって理想のモデルとなるだろう』とコメントしました。


他にも、米国コスメのMAC Cosmeticsが、Instagramに

モデルの口元に髭の生えている投稿をして話題となっています。

https://adgang.jp/2018/09/165385.html

通常であれば、修正して消してしまいますが、あえて投稿された写真に、

SNS上では、賛否両論も上がりました。


特に、ブランドからはコメントは出ていませんが、

自然な美しさを大切にしようと訴えているようにも思えますね。


<成功ポイント>

▽ネガティブを前向きに捉える
一般的な美しくなりたいという広告ではく、
誰もが不完全であることを認め、自然体が美しいと訴えかけた。
コンプレックスに向き合う事で、ユーザー目線で自分ゴト化しやすい内容となった。


全ての人の背中を、押してくれるような広告になっているのではしょうか。


▽N2Pサイトでも事例を多数紹介しているので参考にしてみてください。

<Facebookを活用したキャンペーンサイト事例> https://n2p.co.jp/blog/campaigntag/facebook/

<Instagramを活用したキャンペーンサイト事例> https://n2p.co.jp/blog/campaigntag/instagram/

<SNSシェアを活用したキャンペーンサイト事例> https://n2p.co.jp/blog/campaigntag/snsshare/ 

まとめ

いかがでしたか?


化粧品業界はラグジュアリーだけではなく、

より多様化が求められる時代となってきました。

多くの選択肢の中から、訴求内容をしっかりと把握し

課題に見合った選択をしていく事が、大切ですね。


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