今回は以前少しだけ紹介した表現上の小ワザを補足。「ほぼ日刊イトイ新聞」というサイトから見つけてきた吹き出しやフォント、背景の工夫をピックアップして載せていきます。 ほぼ日刊イトイ新聞、通称「ほぼ日」。記事の内容はもちろん、凝ったデザインに見えるのに実はカンタンに作れちゃう素材がたくさんちりばめられていました。 ■この記事には 実際にウェブサイトで使われているデザイン表現の工夫 が載っています! ■今回の課題 ウェブサイト上で使われている、こなれてるけど初心者もマネできるプロの技を見つけて、ポイントをまとめていこう。
ぼかす
ちょっとしたアクセントも、輪郭をぼかすだけで、印象が柔らかくなります。 ほかにも、文字の後ろをべた塗りをした部分の上(あるいは下)だけをぼかすことで、普通の背景にぐっと雰囲気が出ます。
吹き出しを工夫する
フリーで使える専用サイトがあるほど広く用いられる、汎用性の高いパーツ、「ふきだし」。
A「約六割」にしてみる
引き算することで魅力が増すことがあるって最近よく耳にする言葉ですが、吹き出しも? よくあるパーツをあえて欠けさせるのも、いいかも。
Bカラフルな影をつけてみる
ただのシャドウじゃなく、イメージを編集して後ろに置いて「シャドウ風」にみるのもいいです。
C境界線や背景色を変えてみる
あえてずらしてみる
同じフォントのレイヤーを二つ作って、一つ目のフォントのレイヤーの効果を、①内部の不透明度0②境界線ありに設定し、二つ目のフォントを色づけします。あとは一つ目を二つ目の上に少しずらして重ねるだけ。簡単だけど、目を引く工夫です。
シェイプを大胆に背景にしてみる
よくあるのは長方形ですが、これは円を大きく描いてそのまま背景にしています。下の画像の場合、矢印と相まってカーブが右のバッグに目線を集める効果もあるんです。
「ハンコ」を工夫してみる
見出しなどでよく使われる、円を使ったハンコ風やシール風みたいなマークの中に、言葉を入れて注目させるアレも、工夫次第でちょっとユニークに。この場合は周りを点線にしています。