ウェブディレクターのための仮説思考

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ウェブディレクターのための仮説思考

「仮説思考」の全体像とその運用。
どんな風に、ウェブディレクションに役立つのかをまとめてみます。

仮説思考 =情報が少ない段階から全体像と結論を考えるスタイル

一般的な思考の流れとしては
情報を出来るだけ集めて→とっかかりを見つけて→全体像を描きます。

でも、これだと
・時間と手間が掛かり過ぎる
・そもそも提案案件などでは、情報にアクセス出来ない
などのデメリットがあります。

そこで、
仮説=仮の結論
として、全体像を描いたのちに、今ある情報を元に突き進むことを「仮説思考」といいます。
仮説は、情報が少ない段階で考えた全体像と結論なので、誤りかもしれませんし、誤りでも良いのです。

ウェブディレクターとして、どう仮説思考を使う?

提案案件であれば、すべての情報が開示されているわけではないので、当然「仮説」ありきになります。
仮説が違っていても、仮説→検証→改善の実力を感じてもらえれば、より多くの情報を元により良い仮説が立てれることを伝えられます。
実際のウェブ制作・運用においても、しばらく運用を進めないと十分なデータは出揃いません。
それでも、いまある情報のなかで仮説を持って進めていかないと、いつまで経っても十分な情報は出揃わないという悪循環に陥ります。

仮説思考のメリットは、一点集中による時間とリソースの節約

仮説=仮の結論と全体像がないままに、検討や実務を進めても、良くて部分最適化、
大概は、的外れな作業に終わります。
思考の空回り・ジャグリングをしないためにも、決め打ちして、一個ずつ突破していきます。
結果、正解にたどり着く速度も手間も最適化できます。
仮説が違ったら、何故違ったのか考えて次に進めばよいので、最初の仮説は嘘でも誤りでも良いのです。

仮説は、検証とセットで

仮説は勝手に決めた結論なので、必ず検証とセットで運用します。
繰り返しになりますが、検証の結果、仮説が誤りでも問題はなく
「この仮説は違った」という正解がひとつ生まれます。

重要なのは、仮説→検証→次の課説を高速で進めて、本当の正解・全体像に素早くたどり着くことです。
検証をする際には、必ず事実(ファクト)ベースで行います。
ただし、ビジネスは学問とは違うので、概ねそうらしい(例外もある)で構いません。
精度より、速度を重視します。

仮説は、「直感・経験・論理を織り交ぜ」てつくる

仮説を立てようとした場合、難しく考えて「論理」「データ」ありきになりがちです。
確かに、論理とデータに基づいた仮説は、筋道が立っており、説明をしやすく、されやすいものです。
ところが、今ある情報からだけで導き出した仮説は、現在の地続きであり、問題解決のためのブレイクスルーになるか微妙なところです。
「そりゃそうだ」「そんなことはわかってる」となりがちです。
どのみち、検証→再構築を繰り返していくので、
直感(勘)や経験(則)を織り交ぜて、仮説を構築していきます。
仮説がどんなにぶっ飛んでいても、検証する材料が事実ベースである限りは問題ありません。

仮説思考を使って、大胆な提案や運営をしよう

ウェブ制作・運用では、そもそも多くの数字が出ているし、そこまで非論理的な人もいないので
論理・データに沿った提案はちらほら見かます。
そういった提案は、ズレてはいないのだけど、ぐっと来るものとも違う凡庸なものに収まりがちです。
直感・インスピレーション・経験則を重視した提案であっても、
仮説思考(当て勘→事実ベースの検証)を高速に繰り返すことで、
説明可能な硬度が強い提案が可能になります。
そこから、提案におけるあっと言わせるような独自性や、運営の大胆な打ち手が出せるようになります。

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2016-08-26T16:03:53+09:00